2019年12月28日土曜日

やっぱりおばさんのクリスマスはあの曲だよね・・・・・・





早いもので、今年もあとわずか。今日から年末年始のお休みに入る、という方も多いのでは、と思う。が、レックスは30日までお仕事。ま、別に家族もいないし、特にこれといった用事もないので、別にそれはそれでかまわないのだが。



ところで、今年のクリスマスももう終わりましたね。皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか。

レックスは子供のころ、クリスマスが大好きだった。まあ、たいていの子供がクリスマス好きだろうけどね。ウチは父母ともこうしたイヴェントに全く無関心だったので、大したことは何もなかったんだけど。クリスマス・ケーキと鶏の足が食卓に並ぶぐらいだったな、普段と違うのは。


でも、レックス一人大騒ぎして、部屋をモールで飾り付けたり、クリスマス・ツリー(今みたいな本格的なヤツじゃなくて、卓上に置けるようなものね)を用意したりしていた。




中学生ぐらいになってからは友達と「クリスマス会」なんてものを開いて、皆でお菓子食べたりおしゃべりしたり。大学ぐらいになったら、やっぱり友達とディスコに行ったり、食事に行ったり。もう、クリスマス~年末は1年で1番好きな季節だった。




それがおばさんになったら、1番憂鬱な季節になっちゃった!

だって、大掃除しなくちゃならない・・・・・

それに、まだ年賀状、書いてない・・・・・

しかも、大して楽しくもない用事でともかく忙しい・・・・・・


ああ、何も考えずにはしゃいでいたあの頃の輝きは、二度と戻らないのね!?




いつの間にかケーキも鶏の足も買わなくなっちゃって。でも、今年、同僚パートさんたちと話していて、久しぶりにクリスマス気分が味わいたくなっちゃった。

レックスの同僚パートさんたちは40代ぐらいの人が一番多い。子供さんたちが中学生だったり、高校生だったりしているから、

「ケーキを予約した」

「今日、買って帰る」

「鶏のモモぐらいは買うよ」

 なんて話をあっちでもこっちでも耳にして、

「う~ん、若い頃と違って何も心ときめくことはないけれど、気分だけでもクリスマスするか!?」

 となったわけだ。



とは言え、一人でホール・ケーキを1個食うわけにもいかず、結局コンビニでショート・ケーキを買ってきて、鶏は手羽元をローストした。それでもけっこうクリスマス気分が味わえたよ。レックスにはこれぐらいがちょうどいい。



で、もちろんBGMは山下達郎の「クリスマス・イヴ」!!

レックス世代にとって、この曲は未だにクリスマスの象徴だ。今でもあの曲を耳にすると、携帯も何もなかったころの「待ち合わせシーン」が目に浮かんでくる。

必死に改札口に視線を走らせていたあの頃。まだ来ない、来るのかしら、来ないのかしら、姿が見えるまで、落ち着かなかった。やっとお目当ての姿を見つけたときの感激。噴水のあっち側とこっち側で待っていた・・・・ということもあったな。人がいっぱいで気がつかなかったんだよ。



日常生活の何でもない「会う」という行為が、「ドラマ」に変わってしまう、そんな感動があったよね。携帯は便利だけれど味気ない、と思うのは、アタシがBBAだからかな。

でも、レックス世代は「クリスマス・イヴ」を耳にすると、

「スマホがない時代の方が、ロマンがあったな」

 と思うはず。そこの君、思い当たるだろ!?



まあ、誰でも自分の青春時代が一番懐かしくていい時代、なんだよね。

やっぱりね、年を取ったら若い頃のようなときめきは、ない。でも、行事を形だけでもやる、気分を味わうって、大切だな、と思った。生活にメリハリが出る、というかね。




さあ、残るはあの大嫌いな大掃除だ。大掃除(というか、小掃除だけどよ、アタシの場合)がんばろう(テキトーに)!




2019年12月23日月曜日

喪中のお正月って、どんなふうに過ごしたらいいのかな、と調べてみたら・・・・・





今年は喪中でお正月を迎える。と言うより、人が亡くなれば誰でも一度は喪中で正月を迎えるわけで、以前にも迎えたはずなのだが(父が亡くなった時)、どのように過ごしたのか、全く記憶にない。

おそらく、自分が中心となって迎えるのと、誰かが中心となってくれて、

「何でもお任せ」

 で迎えるのとの違いなのだろう。父の時は母がいたからね。



で、喪中の正月と言うのはどのようにして過ごしたらよいのか、いろいろとネットで調べてみた。いいねぇ、今はインターネットがあるから。何でも調べられる。おかげで、もの知らずのレックスでも安心して世間を渡っていけるというものだ。いい時代になったものよのう、ほーっほっほっほ!



ま、それはともかく。



で、いろいろ調べたところによると、以下のことが分かった。

曰く、年賀状はNG。年賀欠礼ハガキを出す。

ーこれはもう、すでに出したから、バッチリだな。それに、もともと年賀状、そんなに出さないし(年賀状の数の少なさでは、けっしてひけを取らないレックス! ってか、自慢することじゃないけど)。

正月飾りはNG

―ふうん、でもいつも特に飾ってないしなぁ。鏡餅買わなくていいのは嬉しい(あれは地味に懐にひびく、何しろ設置ポイントが多いので、レックス家)。



おせち料理は基本NGだが、普段の料理として食すのなら可。ただし、紅白のもの(例えば蒲鉾)や鯛、伊勢海老、昆布などはダメ。あと、お重に詰めるのもNG

―煮しめときんぴら(レックスの好物)ぐらいは作ろうかな、っていつもそれぐらいしか作ってねぇだろ>自分。鯛や伊勢海老なんざ、ハナから候補に入ってませんから。そんな豪華なおせち、喪中じゃなくても無理! お重に詰めたこともないなぁ、いつも皿だ、普通に。伊達巻と黒豆ぐらいは買ってもいいのかな。う~ん、これも普段と変わらんなぁ、栗きんとんは我慢するか!?(少しは普段と変えないとな)。蒲鉾と、あとナルトもやめておこう、紅白だから。それぐらいだな、いつものおせちとの違いは。



お雑煮も同じく。食べてもよいが、豪華にしてはいけない。

―豪華なお雑煮って、どんなお雑煮なんだろ。鯛が入っているとか?! お雑煮もともと好きじゃないし。焼餅にしよう!(こっちの方が好き)


お屠蘇もダメ。

ーお屠蘇!? ナイナイ、レックス下戸だし。



ってな具合に見ていくと・・・・・
「なんだ、あんまり変わんないじゃん、いつもの正月と」
 という感じだ、レックス家の場合。正月飾りがないのと、おせちから蒲鉾とナルト、栗きんとんが姿を消したぐらいだ。あと、お雑煮が焼餅に変身したか。



そうそう、喪中の正月は、派手に過ごすのは避けましょう! とあったが、そもそも派手に過ごしたことなんて、あったかな。若い頃はそれなりに友達と遊びに行ったり、旅行に行ったりもしたが、ここ何年もレックス母と二人、おせちやお菓子をつまみながらテレビの前でまったりするのが定番スタイルだ。



来年の正月も天皇杯と箱根駅伝で過ごすことをすでに決めている。が、何も来年に限った話じゃない、今年の正月も、去年の正月も、そのまた前の正月も、似たようなもんだったよ。



つまり! レックス家では喪中に限らず、いつでも地味でつましい正月を過ごしていたのね、と改めて納得した次第で。贅沢は敵だ!? なんてな。




亡き母も箱根駅伝が大好きだった。来年も母校が出ることが決まっているので、母の好きだった黒豆と焼餅を食べながら、テレビの前で応援しつつ思う存分まったりしたい。母の遺影と一緒に静かなお正月を過ごせれば、と思っている。



こう考えてみると、地味でつましい正月も中々におつなものだよ。





2019年12月21日土曜日

三つ子の魂、百までか、こんな自分の性格がイヤになるなあ・・・・・





今日は天気の悪い中、お出かけしてきた。と言っても大した用事があったわけじゃない。図書館に本を返しに行ったのだ。そのついでにまた借りてきてね。最近、本はなるべく買わずに図書館で借りるようにしている。お金の節約もあるけれど、本が増えてしまうのが、イヤ。ただでさえ今でも処分しなければならない本が20冊以上あるのに。これでも以前、100冊ぐらい処分したんだけどね。ま、それはともかく。



実は、昨日とあるエッセイ・コンテストに1つ、応募した
「よっしゃ、これで賞金ゲットだぜ!?」
 とガッツ・・ポーズで決めた・・・わけでは当然ないのだが。いや、ひどい出来栄えでね、でも直す時間がなかったのさ、だって昨日が締め切りだったんだもん。相変わらずギリギリじゃないと動かないヤツ、それがアタシ。

通信制大学で取った「エッセイ」の講義で、このコンテストに応募することが課題の1つだったのだ。単位取得の有無には関係ないんだけど、でも同じ先生にまた何かで教わることがないとは言えないし、

「あ、こいつ、やれと言ったのに応募してない」

 となるとまずいな、と思って(小心者)。



ま、一応ミッションはクリアした、ということでよしとしよう、と。ただ、自分でもその出来にがっかりしたので、も少し勉強に身を入れないとな~、と思ったしだいで。「もっと本を読まなくちゃ!」と、借りてきたですよ。




で、図書館へ行ったついでに途中でパン屋さんのイートイン・コーナーでお昼にしたんだけど、そこでバッタリ職場の同僚パートOさんに会ってしまったんだよね。

「あら、レックスさん!」

「あ~、こんにちは~」

 と顔は笑っていたけどびびってしまったよ。幸い、Oさんは旦那さんと一緒ですぐに「ばいば~い」と去って行かれたのでホッとしたのだが。



レックス、プライベート・シーンで仕事関係の人と顔を合わせるのがすげ~苦手だ。なんでだろう、若い頃からそう。レックスが若い頃は、特に若い女の子なんかは、同僚たちと仕事帰りに一緒に飲みに行ったり、お茶を飲んだり、遊びに行ったり(あの頃はディスコが多かったな、ディスコだよ、ディスコ!? 知ってる!?)、そういうのが普通だった。

でも、レックスは必要に迫られた時以外、なるべく仕事関係の人とは付き合わないようにしていた。自分でもなぜだか分からないけど、自分の普段の顔を見られるのがすごくイヤでね。プライベートと仕事は神経質なくらい、キッチリ分けてた。特に同僚の皆さんがキライ、というわけじゃない(そりゃ、キライなヤツもいたけどwww)。

こういうところがコミュ障なのかな。




年は取ったが、こんな性格はそのまま残った。今日も、別にOさんのことが好きじゃないとかレックスとOさんの関係が悪いとか、そんなことは全くないのに、バッタリ会ってしまったことで、何だか落ち着かなくて。
結局、お昼を食べてから、ちょこっと買い物をして、ウィンドウ・ショッピングもせずにそそくさと帰ってきてしまった。また誰かと会ってしまったら、と思うと何だかそわそわしてしまって。ったく、やんなっちゃうなあ、自分。



若い頃は勤め先はほとんどが都内で、プライベートに仕事関係の人とバッタリ会ってしまう、という可能性は限りなくゼロに近かった。が、パートのおばさんとなった今、地元で働きだしたおかげでその可能性がグッと上がってしまった。レックスだけじゃなく、同僚パートさんのほとんどが地元の方だしね。



これが目下の頭痛の種なのである。





2019年12月16日月曜日

その言い方はないんじゃないの?!





KISSとの夢の一夜ですっかりテンション舞い上がリーノのレックスだったが、一夜ならぬ二夜明けて出社したとたん、現実に引き戻されてしまった。



今月から我が職場ではレックスたちパートのやる仕事の種類が増えた。仕事の内容はこれまでやってきた仕事と大差はないのだが、やはり新しい仕事というのはそれなりに気を遣うものだ。増えた仕事の種類も1つや2つじゃないしね。



その日、Wさんという同僚パートさんがPCの画像チェックの仕事でミスをした。この画像チェックというのがまた、単調で、退屈で、おまけに細かいというヘレン・ケラーも真っ青の「三重苦」な代物で、レックスなんかもしょっちゅう居眠りが出てしまう。しかもそのチェック内容というのがこれまた、

「これ、日本語か!?」

 と言いたくなるような、「ワケワカメ」な文章なんだよね。



もちろんミスは無い方がいいに決まっている。しかし、人間なんだから間違うことだってあるじゃないか。それを、社員のHさん、やたら大騒ぎするんだよね。

「あんなに(気をつけるように)言ったのに、どうして間違うかな!?」

 あげく、

「不注意な人はいくら言っても間違うんだよね!」

 と・・・・・。



もうちょっと言い方があるんじゃないの? と思うんだけどね。それも皆の前で大きな声で騒ぐことはないと思う。Wさん、いたたまれないじゃないか。パートのおばさんと言ったって、皆さんそれなりに人生経験を積んできている人たちなんだよ。プライドだってある。Wさんを呼んで注意すればいい話だ。Wさんの気持ちなんか、全然おかまいなしなんだものなぁ。それに、注意してもWさんが間違ったってことは、

「教え方が悪かったんじゃないすか!?」

 と言いたくなる。いや、言えまへんけど。



第一、Hさんが満足するような、そんな仕事ができる人材が、

「こんな所で働かないでしょ、この時給で!?」(レックス心の叫び)

 

何だか、イヤになるな~、今回はたまたまレックスはミスをしなかったけれど、それは単なる偶然だ。いったい、レックスのことだって何と言われていることか、と思うと、本当にここで働くのがイヤになってくる。



それで、何となく仕事を探しているのだけれど、無いんだよね~、これが。そもそもレックスなんて、今の職場を見つける前、レックス母が特養に入所して仕事を探していた時、ことごとく落とされたからね、面接した所。なるべく小さな事務所を選んで受けたつもりだったのだけど。あの頃は今より2才、若かった。それでそんなトホホな状態だったのだから、今だったらもう、言うに及ばず、だよな。



人手不足、人手不足と言うけれど、それはあくまで「若い人」のお話。この年になると仕事を見つけるのは中々難しい。それで、ついつい今の職場に長居しているのだけれど・・・・。


それにしても、どうしてああいう態度をとるのかな~。優しくしろ、とか親切にしろ、とかいうのではなく、同じ人間として同じ目線で、対して欲しい。同じ目線ならばああいう言い方は出てこないと思うんだけどな。




2019年12月14日土曜日

オラ、アメリカさ行くだ~!!





くっそ~、盛岡はめいっぱい盛り上がったんだろうな!!



未だ、11日の興奮冷めやらぬレックスです、お元気ですか!?



当日は黒のKISSTシャツをしっかり着こんだレックス。むろん、上にウールのカットソーを重ね着したけど。この辺りが年寄りのつらいところで。帰りが寒いと困るでしょ、年寄りの冷や水って言葉もあるしさ。


で、散々迷ったのが履物。ブーツにするか、スニーカーにするか。というのも、レックスはとってもちっこい。運が悪いと人の波の中に飲まれて、全くステージが見えない、という事態に陥ってしまう。一応スタンドなので、アリーナの後ろよりはマシだろうけど。少しでもヒールがあった方がいいかな、と。でも、結局スニーカーにしたんだけど、これは大正解だった。スニーカーにしたおかげで、立ちっぱなしでも疲れなかったし、ダンスもしやすかったしね。


それに、たまたまレックスの前の席にいた男の人、この人がけっこう年配の人で(キッスアーミーは全体的に年配だが、中でも)、コンサート中ほとんど座っていたのよ。おかげで、見やすかったのだ(この人、何だかレックスたちがロック少女だった頃、「ロックなんて不良が聞くものだ!」と叱っていた教頭先生、という趣の方だった・・・・いやイメージが)。



ドームに着くと、人の波、また波で熱気むんむんで。でも、久々だったので、勝手がわからず、味わっている余裕がなかったのが残念だった。介護生活で長らくコンサートとはご無沙汰していたからね。これからは機会があれば足を運びたいものだ。



それに、女子トイレの長蛇の列にはまいったよ。コンサートが始まっちゃう!! と慌てたけど、コンサートの途中でトイレに行きたくなるなんて最悪。若い頃ならこんなこと心配しないんだけど、今は、

「おしっこはしておかないとね!!」

 う~ん、BBAはつらいぜ! でもまあ、どうにか間に合って良かったよ。これからは駅のトイレに必ず寄って行こう!! と心に誓った冬の夜だった。



いざ席について、コートとカットソーを脱ぎ捨てTシャツ1枚になり、さあ、これで準備はバッチリだ!! そして、会場の明りが落ち、あの声が鳴り響いた時の感動!!



All Right Tokyo! You Wanted The Best?

You Gut The Best!

The Hottest Band In The World!! 
KISS!!


続いて流れるあの「Detroit Rock City」のイントロ・・・・。もう、身体が勝手に動いてリズムを刻んでいた。もちろん、最初から立ってたよ。もうね、立って見ていられなくなったら、レックスはコンサートは行かない!!

Shout It Out Loud」「Cold Gin」「Let Me Go,Rock’n Roll」「Love Gun」そうそう、それから「Black Diamond」!!

もう、往年のファンにとっては涙ちょちょぎれる曲の数々・・・・・。もちろん、比較的新しい曲もやってくれた。これぞKISSTHE KISS!!



もっと英語と歌を練習していけば良かった!! そうしたらもっともっと一緒に歌えたのに。



バックのスクリーンには時折彼らの若い頃、そう、つまりレックスたちが十代のころのKISSの画像が映し出されたりしてね。心憎いまでの演出だったよ。それに、嬉しかったのはポールが日本人にもわかるように、ゆっくり英語をしゃべってくれたこと。おかげで、けっこうコミュニケーションがとれたんだよね。ポール、いいやつ!!



それから、ポールは「上を向いて歩こう」を歌ってくれた(日本語で!)。そう、故坂本九の名曲、かのビルボードでNO.1を勝ち取った曲だ。後にも先にも日本の曲がNO.1になったのは、この「上を向いて歩こう」だけだ。もっとも、アメリカではなぜか「SUKIYAKI」という曲名で発売されたんだけどね・・・・・(このネーミング・センスはなんともかんとも)。



この前来日した時、その時は武道館だったんだけど、この時はポールに頼まれて、客であるレックスたちがこの曲を歌ったんだよね。でも、今回はポールが自ら歌ってくれた。ポールの深い愛を感じました。きっと、すっげ~練習してくれたに違いない。ありがとう、ポール!!



本当に何もかも素晴らしいショーだった。ただ、やっぱりレックスのような往年のファンは、ドラム・ソロとギター・ソロの時、ピーター・クリスとエース・フレーリーの姿がかぶってしまうんだよね。もちろんトミー・セイヤーもエリック・シンガーもすごくいいミュージシャンだし、立派なKISSのメンバーだ。エリック・シンガーは歌もうまいしね。でも、どうしてもピーターの歌う「Black Diamond」がもう一度聞きたい、と思ってしまうんだよね。エースのギター・ソロが聞いてみたいな、なんてね。ごめんね、BBAのたわごとと思って許してくれ。



そして、最後にとっておきのサプライズが。アンコールの時、ポールが、

「今日はとってもスペシャルな日で、日本の優れたミュージシャンが、ヨシキがどーの」

 と言うので、

「ん? ヨシキ? どのヨシキ?」

 と寝ぼけたことを考えていたアホなアタシ。そこに現れたのがあのYoshikiだったんだよね~!! そう、X-JAPANYoshiki登場!! 思わず、

「すっげ~!!」

 と叫んでいたよ。ドームのみんな、びっくりしていた。さすが、KISS!! Yoshiki、ひょっとしてノー・ギャラか!?(んなわけねーか)


Yoshikiのピアノ演奏での「Beth」、ドームのみんなが振るスマホの光がすごく幻想的で。そして最後はYoshikiのドラムで「Rock And Roll All Night」!! 乱れ飛ぶ紙吹雪、乱舞するKISS風船、そしてドーム中を包む大合唱・・・・・
一生忘れない光景だ。



ポールは宙を舞ってくれたし、ジーンは火を吹いてくれたし、血のりをしたたらせてくれたし、どこまでもどこまでも、「KISS」を体現してくれた。すごいよね、ジーンなんかもう70だぜ。40年以上、彼ら同じことをやってくれてるんだぜ。見ようによっては「バカ」みたいなことだよね。でも、レックスもいくつになっても、70になろうが80になろうが、「バカ」できるヤツでいたいよ。いつまでも真面目に「バカ」やっていたい。



ああ~、本当に良かった!! 今日の盛岡も行きたかったんだよ~。

「お、盛岡もあるじゃん、しかも土曜日だぜ、盛岡なんて、新幹線使えばすぐだよ!」

 と思ったら、見事にソールド・アウト。やはり、人間かんがえることは皆同じ。どうしてアタシはこう、いつもツメが甘いかな。もっと早く気が付いていれば。


KISS愛が足らん!!>自分




もう、こうなったら、絶対にアメリカまで行って、KISSのファイナル・ツアーをこの目で見てやる!!

日本でのコンサートはこの2019で終わりだが、本場アメリカでは2021年の7月までファイナル・ツアーは続くのだ。
つまり! まだ1年半以上、ある・・・・・。

車を運転できないレックスにとってハードルは高いが(何しろアメリカは車社会)、いかさましてでも乗り越えたい!!

やるときゃ、やるぜ!!



(ちなみに、Yoshikiは京セラドームにも出る予定らしい。京セラはまだチケットがあるようだ。さあ、X-JAPANファンのそこの君、京セラドームにいそげ!?‥‥X-JAPANファンがこのブログ見ているとは思えんが、一応な)







2019年12月13日金曜日

The Hottest Band In The World!!





ああ~、ほんとうう~に素晴らしかった!!



KISSのコンサート!!



すっげ~サプライズもあったし。もう、ネットで出ているからご存じの方も多いと思うけどね。スペシャル・ゲストが登場したのよ。

体調の悪いのなんかどっかに吹っ飛んで、2時間立ちっぱなし、踊りっぱなしで、15歳のロック少女に戻って、思い切り楽しんできました。

詳細はまた明日書きますね。
っつか、書くなって言っても書くよ!?



さすがに会場のKISSアーミーは年齢層高めだったが(お前もだろ)、熱気は嵐のファンにも負けなかったよ!? いや、実はオレ、嵐って名前ぐらいしかまともに知らないんだけどね、ハハハ。



きっと、みんな、40年前にもこうして、KISSの音楽に熱狂していたんだろうな、そう思った。グッズも買えなかったし、久々のドームだったので、いろいろと戸惑うことも多かったけど、でも、行ってよかった!!





KISSは、一言で言えば、徹頭徹尾KISSだった。完璧に、究極的に、あくまでも、足の先から頭の先まで、徹底的にKISSだった。彼らのプロ根性を日本のミュージシャンも少しは見習ってほしいな。



ファンをとことん喜ばせる、ファンの求めるものを提示する、いや、求めるもののさらに上をいくものを提示する、常にその姿勢を貫くKISSは素晴らしい。



ファンとして誇りに思う。



ありがとう、KISS!!




2019年12月11日水曜日

KISS!!!





今日は非常に興奮しているレックスです。

実に久々に、これから東京ドームまで繰り出す予定なんです。





そう!! KISSファイナルコンサート!!





バリバリのクィーン世代であるレックスは、バリバリのKISS世代でもある(ちなみに、エアロスミスももちろん大好きだ)。

ああ~、今でも思い出すなぁ、初めてのKISSコンサート。当時は武道館だった。

「とうとう生でKISSが見れるんだ!!」

 と、前の晩から興奮していたよ。でも、興奮していたのは、もちろんレックスだけじゃない。武道館に集ったロック少年・少女全てが興奮していた。



今と違って当時は海外の大物バンドって、そうそう気軽にお目にかかれる環境ではなく。

「今日逃したら、今度いつ会えるか!?」

 と心のどっかで思っていた。だから、その入れ込みようは今の洋楽ファンの比ではなかったと思う。



ところで、グランド・ファンク・レイルロードのコンサート事件って、ご存じかしら? さすがにレックスはその世代ではなかったが、グランド・ファンクが日本でコンサートをやった時、ちょうど雷が来ちゃってね。野外なもんだから、できないわけよ、危ないでしょ、エレキ使うのに。でも、会場に詰め掛けた3万超のファンは帰らなかった。帰れなかったんだよ、今日を逃したらと思うと。

で、どしゃぶりの中で、雨に打たれながらファンは待った。2時間以上。でも、待ったかいがあったんだよね、グランド・ファンクはやってくれた、雨と稲光の中で。


「嵐のコンサート」


日本ロック史上に残る伝説のコンサートだ。




さてKISS




当時、武道館に集まったKISSファンの一番の関心は、


はたして、ジーン(シモンズ)は火を吹いてくれるのか!?

 
今じゃ考えられないけど、当時はお上から、

「危ないから、コンサートで火を吹いちゃだめ」

 というお達しが最初出ていたのだ。それを、主催者側が、

「マジック・ショーやサーカスでは(火吹きが)OKなのに、どうしてコンサートじゃダメなんだ!?」

 と掛け合って、ようやく直前で許可が下りた、といういきさつがあった。でも、「火柱の高さは〇〇メートル以下ね」

 という但し書きが付いたんだよね、今考えると笑っちゃうけど。



だからファンの間には、

「本当に吹いてくれるのかな」

 というかすかな不安があったのさ。当日は武道館の脇で消防車もスタンバっていたな。



迎えた本番。ジーンが火を吹いてくれた時の感動と、場内の蒸気の見えそうなほどの熱気はいまだに忘れられない。



あれから40年以上もの年月が流れた。15歳のロック少女はこんなBBAになっちゃったけど、でも心はいつまでもロックだぜ!?



実は少し体調が悪いんだけど、それなりに力いっぱい楽しんでこれたらと思う。

今日と明日、休みも取った。う~ん、これがあるからいろいろと不満があっても今の仕事を辞められないんだよね、休みが比較的取りやすいから。昔は、仕事終わってからコンサート行って、その次の日また朝から仕事したけど、今じゃさすがに無理だわ。でも、体調悪いから休み取っておいて良かったよ。



でも、ほんの数曲でもいいから、サビの部分だけでも覚えて一緒に歌いたいと思っていたんだけど、覚えられずに今に至る・・・・。昔はすぐに覚えられたのに~。ま、「Rock And Roll All Night」だけでも歌えるようにしておこう、ってもうあんまり時間ないけど。


とにかく、KISSの雄姿を目に焼き付けておきたい。



それじゃ、行ってきま~す!!



2019年12月9日月曜日

この性格、何とかならないかな~、とこの年になっても思っちゃう





この間、通信制大学のスクーリングに出席してきた。ま、これまでにもスクーリングには何度かでているのだけれどね。で、これが例の「小説の書き方を習いませう」的な講義で。先生はモノホンの作家の方で、しかも体育会系。



いや~、アタシ作家っていうとみんなこう、痩せてて眼鏡かけてて、ひと昔(っていうか5昔ぐらい?!)前の文学青年の成れの果て、みたいなイメージがあったんだけど、体育会系の方もいるんですね。ま、考えてみればいろんな人がいて当たり前なんすけど。でも、体育会系の作家先生は非常に新鮮だった(すっげ~フットワーク軽いんだよね)。



講義そのものは小説の書き方を、というか書く以前の前提を教えていただいて、特にアタシのようなバリバリ若葉マークなヤツには非常にためになったのだが、改めて自分の性格がちょっと問題に・・・・・・。今さらながら欠点が浮き彫りになったというかね。

 


ところで、ほとんどの方は「おばさんはずうずうしい」と思っているのではないだろうか。そこのあなた! 思ってるでしょ!? いや、確かにある面ではやはり年齢とともに面の皮は多少厚くなる・・・・ようだ。

例えばこのレックスも、スーパーの袋をぶら下げたまま、バスに乗るのを何とも思わなくなった(ただし、電車はちょっとイヤかな。それと、あくまで長ネギ無しね、長ネギが袋からにょきっとのぞいているのは、ちょっとはずいのよ、なんでだろ)。若い頃には絶対できなかったものなあ、こんなこと。ケーキの箱ならいいんだけどさ。



だからね、確かに面の皮は確実に丈夫になっている、はずなんだけど、でもね、人の性格ってそう簡単に変わるものじゃない。

実はレックス、すっげ~人見知り。知らない人に話しかけるなんて、ぜって~無理。

だから、これまで何度かスクーリングに出ているのだが、一度も誰かに話しかけたことがない。スクーリングではワークショップもあるので、そんな時には一応意見らしきものは言うのだが、雑談というのか、普通にワイワイと話すことができない。



子供の時はもっと物怖じしない子だったのに、大人になるにしたがって初対面の人やあまりよく知らない人と話すことが苦手になってしまった。今は全くダメ。いつからそうなったのか、なぜそうなったのか、それは自分でも分からない。何か、トラウマになるような出来事があったわけでもない。少なくとも自分では思い当たることは何もないのだ。



別に、友人を作りたくて大学に入ったわけではないので、それはそれでかまわないのだが、しかし今回のスクーリングではさすがに自分でも、

「これは、まずい」

 と思った。と言うのも、先生が「質問はないですか? なんでもいいですよ」と言ってくれたのに、ついにレックス、一度も質問ができなかったんだよね。他の人たちはけっこう積極的に質問していて、多分一度も質問しなかったのはレックスだけだったと思う。



聞きたいことが全くなかったわけではないのに、どうにも気が引けて手があげられなかった。で、考えた。これって、気が小さいせいもあるけれど、きっと自意識過剰なのじゃないかな、って。



こんなこと質問して、皆にバカにされないかな。

的を外した質問で、先生から呆れられないかな。



そんなことを考えて、身がすくんでしまうのじゃないかな、と。身だけじゃなくて心もね。



もういいかげんいい年で、少しぐらいおかしな質問したって、誰も咎めたりしないだろうに、内心では分かっている。それに、人って自分が考えるほど、他人のことなんて気にしていないものだ。例えレックスがアホな質問をしたところで、それを覚えている人なんていやしないだろう。なのに・・・・・・・。



性格は中々変わらない。が、いい意味でのずうずうしさを少しぐらいは発揮してもいい年なのにな、と思う。何が自分にブレーキをかけているのだろう。一皮むけたいレックスなのである。




2019年12月7日土曜日

冬の好きな人、この指とまれ!





さっぶ~い!!


めったに雪の降らないレックス地方でも、今日は「ひょっとして、初雪!?」とささやかれていた。結局これまでのところそれはないけど、この冬始まって以来のさぶい一日だった(って、まだ終わってないけどよ)。



でも、レックス、冬は好き。夏よりよっぽどいい。冬がキライと言う人が信じられない。


草むしりしなくて済む(レックス家の庭はやたら広いのさ)。

虫が出ない(特に、黒くて羽のある憎いアイツが。名前は言わなくとも分かるよね!?)。

汗かかない。

暑くない(当たり前か)。

お布団でぬくぬくしていると気持ちいい。

台風来ない(何しろ、レックス家は古くてぼろいので)。

食い物旨い(と思う。でも夏はスイカがあるからな~)。

あと、編物ができる!(実は、レックス、編物が得意)

野菜や果物を常温保存できる(冷蔵庫に入れると、風味が確実に落ちる気がするよ>当社比)。




冬でイヤなのは雪が降ることと寒い点だけだ(まあ、それが問題なのだろうけどね、冬がキライな方には)。

もっとも、レックスの住んでいる所は特に寒い地方というわけではないし、雪も大して降らない。だから「冬が好き!」なんてのんきに言っていられるんだろうけどね。

これが豪雪地方だったりしたら、話は別だ。冬を呪いたくなるだろう(冬は好きだが、雪は大嫌いのレックス)。



もともと怠け者なので、引きこもりは得意種目のこのアタシ。今日は天気がさえないことをいいことに、ちょこっと掃除して買い物に行ったほかは、ずっと例の一人用コタツでぬくぬくしていた。いいね~、これが冬のだいご味。もう、何もしなくてコタツでyoutube見ながらぬくぬくだらだらしているだけでも、しみじみと幸せを感じてしまう。この引きこもりの楽しさは、たとえ同じことをやったにしても、夏では味わえない。



こればっかりは、ヒッキー体質の人じゃないと分からないだろうなぁ。あくちぶな方には理解不能かと。



今日もね、本当はもっともっとやることがあったのよ。通信制大学の課題に手を付けようとか、いろいろ考えてはいたんだけど、気が付けばもはやこんな時間。

こうしてこの年まで来ちゃったぜ、と考えると人生損している感も沸々なのだが、やはり「三つ子の魂百まで」で、人間の性分はそうそう治るもんじゃない、と感じる今日この頃である。



ところで、その通信制大学の課題。なんと、短編小説ですよ!

ええ、書くんです、このアタシが短編小説を。



まあね~、もともとレックス、何を隠そう(隠すほどのことでもないが)小説が書きたくてこの大学に入った。今、頭の中で二つの小説の案がある。この二つは絶対に死ぬ前に書き上げたいんだよね。でも、これまでレックス、まともに小説なんて書いたためしがない。けっこう高いハードルなのだ、アタシには。



それでこの間、小説の書き方を勉強するスクーリングに出たんだけど、クラスメートたち、中にはどっかの文学賞の一次選考に何度か残ったとか、そんな人がけっこういて、

「う~ん、アウェー感半端ねぇなぁ」

 とびびりのアタシは内心腰が引けまくっていた。気の小ささは、亡くなったレックス父譲りだ。でも、中にはレックスみたいに、

「書いたことありましぇ~ん!」

 という人もいて安心したりして。ここで安心しちゃいかんだろ、自分。



とにかく、今書きたい二つの小説をなんとかして(出来はさておき)書き上げないと。そのために入った大学だもの。



70歳になったら小説家デビューするから、その時はよろしくね~!?



とまあ、一応このブログでは書いておこう・・・・・・




2019年12月2日月曜日

人が亡くなるって、後々まで何かと大変だね





今日、銀行から、

「(口座名義人の)本人確認したいから、一度来店してね!」

 というハガキが届いた。見ると、口座の名義が30年近く前に亡くなった父の名前・・・・・。

「え!? まだ口座あったの!? ラッキー!!」

 などと喜んでいられるはずもなく。だって、絶対残高わずかだよ!?

でもって、それを相続しなくちゃね! なんてことになったら父の原戸籍から取り寄せなくちゃいけないの!? 相続税の手続きももう一度ハナからやり直し!?



いや~、焦りまくりましたよ。



幸い、今日は仕事が休みだったので銀行にすっ飛んで行ったら、残高が少ないのでそのまま、凍結しておいてかまわない、と・・・・・・。

ただ、犯罪に使われると困るので、そのための確認だから、と言われた。



良かった~、マジで良かった。残高数百円だもの。



母の実家はレックス家からさほど遠くはないのだが、父の実家はそこそこ遠く、もう、原戸籍取りに行くための交通費だけでも残高の30倍ぐらいはかかるかと。もっとかかるかも。
(アナログ&そこつ者レックスの辞書には、郵送という文字はない。対面じゃないと不安でね・・・・)


父が亡くなった時はまだ母が若かったし(レックス父は60代で亡くなった)、レックスはただ母に言われるがまま、お手伝いしただけだったので、相続関係のことは何にも知らないんだよね。まだ口座があったなんて、本当にびっくり。通帳の「つ」の字も見たことないよ。



誰かが亡くなるとよくこういうことが起きる。

え!? こんな保険あったの!?

この通帳、なに!?

まあ、この辺はまだいい。中には、

借金ですって!?

変な会員証が出てきたよ!?

隠し子がいるってか!?

などなど。



とは言え、いくら親といえども、元気なうちから通帳のことや保険のことや隠し子のことはそうそう聞けない。お金の話ってしづらい。レックスもギリギリまで母に確認できなかった。それでよけいに苦労したことは否めない。で、

「やっと片付いてきた・・・・」

 と思ったら、なんと、父の口座が、なんて話が飛び出したわけで。今回は残高のあまりの少なさに事なきを得たけれど、これがそこそこな金額だったら、また話は別だろう。

やっぱり、ある程度相手が元気なうちに、確認できることは確認しておくことをおすすめする。
「ノートに書いておいてね!」
 と言うだけでもいい(まあね~、死ぬの待ってるみたいで、言いにくいんだけどね)。




本当に、人が亡くなるって、大変だ。

いつになったら、ゆったりまったり通常生活に戻れるのかな。
やっぱり、一周忌が終わるまでは無理なのかな・・・・・







2019年11月28日木曜日

なんだかとってもビミョウ・・・・・





今日、ようやく届いた「一人用コタツ」を箱から出して、部屋にセットした。で、結果は・・・・




う~ん、イマイチ・・・・・・




レックスのイメージとしては、普通の一人用テーブルがそのままコタツになった、みたいな感じだったのだが、なんだか高さがとっても低い、低すぎる。特に付属のイスなんて、座るたびに思わずひっくり返るかと思うくらい低い。多分、普通のイスの半分ちょいぐらいの高さしかないんじゃないかな。


レックスはかなり背が低いのにそう感じるのだから、背が高い人だったらもっとだよね。
コタツが低いから、他の普通の高さのイスに変えるわけにもいかないし。
まあ、それでも床に直接座るよりはラクだけど。



それと、やっぱりコタツマットは敷いた方がいいみたい。でも、それだと掃除がめんどいことに変わりはなく・・・・・。このテーブル式コタツだったら普通のコタツと違って掃除がラクだろうと思って購入したので、その点あまりウマミがなくなってしまうというか。



それでも下半身が暖かいのはありがたいけどね。ふっ、しょせん人生なんてこんなものよ・・・・なんてな。




ところで、今週末に久々に通信制大学のスクーリングがある。スクーリング自体は何回も行っているのだけれど、今回は宿題が出ている。なんでも、一つ小説のストーリーを考えて、その概要を600字でまとめるとか。で、当然レックスはできていない。いや、途中まで書いたんだけどね、途中までですでに600字をはるかに超えてしまっていて、概要になっていないような。

う~ん、もうすぐスクーリング当日なのに。



本当に、今年は母のことで頭がいっぱいで、大学の方はすっかりなおざりだ。スクーリングだけは何とか出ているが、それでも当初の予定よりずっと少ない。

何かが頭を占めていると、普段から不足気味の集中力と持続力が空になってしまう。特に、年を取ってからはそう。年齢のせいにしたくはないけれど、若い頃より確実に「同時並行で複数のことを進める」という能力が低下している。低下しているなんてもんじゃない、限りなくゼロ。



でも、入ったからには今頭の中あるお話だけは、ちゃんと小説に仕上げてみたい。別に、どこかに発表するとかそんなことはどうでもいいけど。なんならこのブログに発表したっていいわけだもんね。とにかく完成させたいよ。そのために大学に編入したわけだし。




ま、その前に宿題なんだけどな・・・・・・。




2019年11月26日火曜日

これで今年の冬はばっちりよ!? と自画自賛してみる





今日、楽天で購入した一人用コタツが届いた。

実はレックス、コタツがキライ。というのも、ほれ、コタツって掃除がめんどいじゃないすか。ただでさえ、無精で掃除嫌いのこのアタシ、あんなものが部屋の真ん中にデンッ! と鎮座ましましていたら、それだけで掃除をする気が萎えてしまうというものだ。

だから、これまで家族で使っていた普通のコタツ(とっても年代物)は全部片づけてしまったんだよね。



が、今日届いたこいつはとってもコンパクト。何しろ、一人用だから。でもって、これは普通のテーブルのように、椅子に座って使えるの。

こんなふうに。





これならば掃除をするにもたいしてじゃまにならなそうだし、どかして掃除機かけるのも簡単そうだし、というわけで、意を決してポチしたというしだいで(大げさな)。



だってさ~、何しろ住人と同じくらい年季の入った我がレックス家、デカイは、隙間風は全開だは、「断熱? いったいどこの世界のお話?!」だは、家の中はとってもエコロジー。そう、外気との差が恐ろしく小さい家なのさ。まあ、ぶっちゃけ寒いってことで。

コタツがないと身体はともかく、足が冷えてかなわんわけ(身体の方はね、家の中でもダウン着てるから大丈夫なの、ワハハ)。しかし、足先はいかんともしがたく。なので、テレビでこいつを見かけたとき、

「これだ!!」

 とひらめいた。でもテレビ通販では買わずに、楽天で買ったのには深い意味はないんだけどね。



それと、今日は販売店から灯油も購入しておいた。何しろ住人と同じくらい・・・・以下省略のレックス家、冬場はストーブが必需品なのだ。一応、我が家にもエアコンがあるにはあるが、エアコンなんかじゃ古い家は暖まらない。エアコンは夏専用なのさ。

いろいろ試してみたけれどね、やっぱり一番暖かいのは、この灯油系の暖房器具。しかも石油ストーブの方が、火の強さは優しいの、電気に比べるとね。



まだ母がいた頃、めったに雪の降らないレックス地方に大雪が降ったことがある。レックスが住んでいた所は大丈夫だったんだけれど、隣の県がかなり広範囲にわたって停電したんだよね。それを見ていて、

「電気に頼らない暖房器具が必要だ」

 と痛感したわけ。アタシは布団を被ってでも何とでもしのげるが、母は暖房器具が使えなくなったらエライことである。場合によっては生死にかかわる場合もある。年寄りの死因第一位は肺炎だからね。電気がなくとも使える暖房器具が必要だ、と。だから、ヒーターもダメ。あれは、燃料は灯油でも、電気がないと使えないから。やっぱり昔ながらのストーブが一番。臭いがあるのと、安全性にちょっと問題があるのを除けば、パーフェクトな暖房器具だ(あくまでレックス家にとってはだけど)。



そんなわけで、母が特養に入所してからも、そして母がいなくなった今も、レックス家の冬を守るのは、この石油ストーブなのである。



幸い、レックス家の近くには、今時珍しい「灯油を配達してくれるお店」がある。車を運転できないレックスにとって、配達してもらえるのはありがたい。今日、今年初の灯油配達をお願いし、無事に灯油の準備が整った、というわけ。



それから、今日は気取って言えばルーム・シューズ、そのままで言えば「毛糸の靴下カバー」を編み上げた。


こいつです。







何事においてもずぼらでいいかげんで、大雑把なレックスの最大にして唯一の特技、それがこの編み物なのである。昔はワンピースやロングジャケットなどの大作もずいぶん作ったが、ここ何年も編針を手にしていないので、すっかり腕が衰えてしまった。このルーム・シューズはレックスの苦手なかぎ針編みだが、何しろ簡単にできるのがいい。だいたい半日もかからないうちに、仕上がってしまう。100均の毛糸と余り毛糸で、今日2足作った。年季の入った・・・・・以下省略のレックス家、こいつを履かないと足が冷たくてやってられないのよ。床暖房などという文明の利器は、レックス家の辞書にはない。こいつは毎年のように作っているんだよね。だって、すぐダメになっちゃうからさ。

すっげ~簡単だから、「足先が冷えて」という貴方にもお勧めよ。



コタツも買った、灯油もそろった、ルーム・シューズもできた、これで冬を迎える準備はバッチリだ!!



それにしても、ちょうど今日、全てそろうなんて、本当にタイミングが良かった。だって、一昨日、昨日と打って変わって、今日はすっげ~寒いじゃない。

こんな日に冬の準備が整うなんて、やっぱり、日ごろの行いがいいのね、アタシ!? と自画自賛するレックスおばさんなのであった。

(と言いつつ、まだ石油ストーブを出していないんだよね。コタツもまだ箱から出していないし。買っただけで安心してしまう、この脇の甘さがアタシの人生を象徴しているような・・・)




2019年11月23日土曜日

やっと仕事を回してもらえたんだけど、素直には喜べないんだよなぁ・・・・





レックスが「振られる仕事の種類が最も少ないパート」であることは、すでに「耳にタコができちゃったよ、っるせーな」状態のことと思う。そう、他の同僚パートさんたちが、ABCDE5種類の仕事をローテーションで振られるとしたら、レックスはACDと3種類しか振られない。

「ま、いっか~、やる仕事をこっちで決められるわけじゃなし、年寄りだから優遇(?)されているのよ!?」

 と半ば居直っていたわけだが、ここへきてな~にを血迷ったか、女性社員Hさんから普段頼まれない仕事を急に割り当てられること数回・・・・・。



ま、それはそれでけっこうな話なのだが、やはりどうも、

「この期に及んで・・・・・」

 という気持ちはぬぐい切れない。だって、他の人たちは皆すでにその仕事を何回かしているわけですよ。なのに、レックスは、レックスだけはバリバリ若葉マークの初心者・・・・・。そりゃ、レックスだけが後から入ったというのなら話は別だが、この事務センターが立ち上がった時からいる、どちらかと言えばれっきとした古株(古狸?)なのに、ただ1人初心者、っつーのはいかがなものかと。



何だか同じ仕事を一緒にやる人たちに迷惑かけているようで気を遣うし、相手にも気を遣わせるしね、だって教えなきゃならないから。どうしてもっと早く割り当ててくれなかったのか、と思うよ。




この会社の困ったところは、こうして気まぐれに新たな仕事を割り当てるでしょ、で、その後またずーっとその仕事につかせなかったりするのよ。他の人たちにもそういう人がいて、

「定期的にやらないと忘れちゃうよね」

 と皆こぼしている。



何せ、こっちはお肌の曲がり角もとっくに曲がり切ったお年頃なんだから、記憶力だけは良かった若い頃と違って、一度覚えてもやらないでいるとどんどん忘れちゃうんだよね。自慢にゃならんが。その速さは鶏並み。3歩あるくと、ってヤツよ。



今回、新たな仕事を振られたからと言って、この後また同じ仕事がいつ回ってくるのか、それは全然定かではない。すっかり初心者に逆戻りした頃に回ってくることも十分考えられるわけで、そうするとまたまた振り出しに戻る・・・何だか永遠に上がれないゲームをやっているような。



で、永遠の初心者レックスがまたそこでミスすれば、

「やっぱりレックスさんは・・・・・」

 ってことになるんだろうな、と。



「あああ、40代のパートさんがミスしても、“時には猿も木から落ちる”で済まされるんだろうに、アタシがミスしたら“これだからBBAは”って言われるんだろうな、イジイジ」

 といじけモード全開のアタシ(年寄りは僻みっぽい)。

しかし、どうもウチの会社の考えていることはイマイチ分からんのう。だって、効率が悪いと思うんだよね、こういうやり方は。他にもいろいろとあるのだよ、首をかしげたくなることが。ここの会社がそうなのか、それともパートが多い会社なんてみんなこんなものなのか。年だけ食って世間知らずのレックスには分からないけど。




ま、いずれにしろ向こう様が決めることなので、こっちはやるべきことを淡々とやるしかない。老眼に鞭打ってがんばれ、アタシ!?



2019年11月19日火曜日

イタズラ電話の怖さも今と昔じゃ、微妙に違う




レックスが学生で、レックス姉が若いOLだった頃、レックス家には実に頻繁にイタズラ電話がかかって来ていた。当時はまだ携帯などという文明の利器はなく、電話も一家に一台というのが、少なくともレックス家並みの庶民では一般的だった。 

なので、家の電話が「リーン、リーン」と鳴ったら、家族の誰かが出て、 
「もしもし、レックス家でございますが・・・・」 
 とやる。と、相手が、 
「あ、すみません、〇〇ですけど、レックス姉さんお願いします」 
 と呼び出しを頼む、というのが通常のスタイルだったのだ。 

で、そのイタズラ電話だが、電話が鳴るので、 
「もしもし・・・・・」 
 と出ると、 
・・・・・・・・ 
 と無言だったり、 
「・・・・・・ガチャ!!」 
 と無言の後にいきなり電話が切られてしまう、というのが主なものだった。 

その手の電話が、多い時には毎日のようにかかってくる。 
「ったく、いったいどこの暇人がかけてやがるんだよ!?」 
 と怒りつつ、
「ああ、モテる女はつらいな・・・・(大嘘)」
 などとウソぶいていたものだ。 


それが、レックス姉が嫁に行き、レックスが年を取って「若い女性」という範疇から著しく外れるようになったら、いつの間にやらそんなイタズラ電話がかかってくることはなくなった。 


今にして思えばだが、あのイタズラ電話の数々、ひょっとしたら知っているヤツがかけてきていたのか!? とちょっと勘繰っている。だって、見ず知らずのヤツがやみくもにかけていたのだったら、年齢に関係なくかかってくるはずだけど、年食ったらピタッと止んでしまったものね。 

ま、分かんないけどね。 

いずれにしろ、イタズラ電話って何だか物陰から誰かに見られているような気分で、すんごく気持ち悪くて、背筋が薄ら寒かった。

そうこうするうちに、世の中はいつの間にやら携帯電話時代に突入。アナログ人間レックスも今では家電よりも携帯のメール連絡の方がずっと多い。そもそも家電そのものをさほど使わなくなってしまった。 

携帯にも1、2度イタズラ電話がかかってきたけど、もうその時にはレックスはおばさんの入り口に差し掛かっていたので、それ以上かかってくることもなく。



イタズラ電話というものがこの世に存在することすら、いつの間にやら意識の中から消えていた。


ところが・・・・・・ 


このところ、イタズラ電話が何回かかかってきているのである。いずれも、電話が鳴るのでとると、少しの間、無言の間があってから切れてしまう。1回ぐらいだったら特に気にも留めないのだが、それが3回、立て続けにあった。 

時間は日によって、昼間だったり夜だったりと一定していない。 

やっぱり、いくつになっても無言電話って何か気持ち悪い。若い頃とはまた別の気味悪さ、怖さがある。 

例えば、若い頃だったら、夜、一人の帰り道、後ろから男の人がひたひたとついてきたら、 
「もしかして、痴漢!?」 
 と怖くなるけれど、今だと、 
「もしかして、ひったくり!? やっぱ若い人より中高年の方が非力だから狙われる!?」 
 と怖くなる、みたいな。 

イタズラ電話にもその種の、「若い頃とはちょっと毛色の異なった怖さ」を覚えるのだ。


怖さの種類(?)は違っても、いくつになってもやっぱりイタズラ電話はイヤなものだ。もうかかってこないといいんだけど・・・・・