2020年2月27日木曜日

ウィンドウズ10標準メールが突如復活!





3月のシフトが出たのだが、平日休みの割り振りが中々にいい具合なので、いつになくご機嫌のレックスです。


高齢シングルにとって、平日休みは実に貴重である。やっぱり家族連れで充満している場所に一人で乗り込むのは、アウェー感が半端ない。別に、レックスは子供の騒ぐ声とかは全く気にならない質なので、その点は問題ないのだが。でも、あっちで家族、こっちも家族、となると、

「私、ここにいてもいいんですかね・・・・・」

 という気分になってしまう。そこへもってきて、レックスは人混みが大の苦手。

そんなわけで、人出の少ない平日休みはとっても大切なのである。役所関係の用事を済ませるのにも便利だしね。



ところで、レックスのパソのウィンドウズ10標準メールの調子が悪くなってしまったことは、以前お話ししたと思う。いじった覚えナッシングにもかかわらず、送信はできるのに、なぜか受信が全くできない。

いろいろとネットで調べたところ、

「設定をやり直すと、受信できるようになる(こともある)」

 とのこと。そこで、レックス、今一度プロバイダーから送ってもらったなんちゃら表とにらめっこしつつ(設定に必要な数値が書いてあるやつね)、メールの再設定にチャレンジした。このメールの設定だけれど、今のパソを買ったときにもこいつには苦労している。さんざんいじくり倒した挙句、ついにウィンドウズ10標準メールは設定できたけれど、

「本当はこっちの方がいいんだけど・・・・・」

 というoutlookの方は設定できずじまいだった。ところが、表の通り設定したつもりなのだが、何度やっても受信できない。どこが悪いのか、さっぱり分からず。

仕方ないので、標準メールの方はあきらめて、outlookに再度トライすることにした。



が、これも設定のやり方が出ているサイト通りに何度やってみても、全くダメ。ウンともスンとも言わない。

「くっそ~、もう、こうなったらメールはスマホとGメールだけにしよう!」

 と半ばヤケで設定を放り出したら、なんと! いつの間にやらウィンドウズ10標準メールが受信可能になっているではないか!?



なぜ!?

だって、一生懸命設定している時、全然ダメだったよ!?

Outlookいじっていたら、こっちが受信できるようになった?!

しかも、outlookは相変わらず送受信できないし!



レックスの頭の中を飛び交うクエスチョンマーク。ま、使えるにようになったので、よしとするか、っつーか、パソに文句言うわけにもいかんし。言葉通じりゃ、いうけどさ。



何だか、パソに遊ばれている気がするんですけど。



ホント、ウィンドウズ10、油断のならないヤツよのう。

まだ、ウィンドウズ7の方が話せば分かるヤツだった・・・・・


しかし、マイクロソフトのヤツ、どうして7のサポートを止めてしまったのだろう。いくら10が出たからってさ、何を使うかは客の好きにさせてほしいよね。どうも、企業の都合が最優先されているみたいで、面白くない。



ウィンドウズ7、かむば~っく!!









2020年2月25日火曜日

レックス、安い美顔器を買う・・・・・





レックス、実はテレビ通販番組が好きだったりする。と言っても、買い物はめったにしないんだけどね。あのざーとらしい口ぶり、ナビゲーターとゲストの不必要なほどのはしゃぎぶり、好きだなぁ、三流コメディよりよっぽど面白い・・・・・。時々、

「よくもまあ、次から次へとこうも言葉が出てくるものだな」

 とつくづく感心してしまう。



ただ、落とし穴もある。というのも、もともと嫌いじゃないので見ているうちに「やがて手が出る足が出る」こともあるんだよね。で、この間もそんなこんなで買っちまったですよ、これを。美顔器。


と言ってもこのケチが代名詞のレックス、美顔器と言っても何万も、何十万もするものを買う(買える)わけもない。はい、9,000円弱ですよ、これが。

「ええ~、たった9,000円もしないもので効果あるの!?」

 と疑惑のまなざしを向けるそこのあなた、確かにその通り。レックスもチラリとそう思わないでもなかった。



このところ、自分の顔のたるみがすっげ~気になっていた。もう60才だし、多少のゆるみ、シワ、シミは仕方がない。とは言え、やはり少しでも防止できるものならやりたいというのが女心だし、それにあまりに老け込むのは見た目だけではなく生活面でも問題がある。



今の職場でも何かと差別されているレックスだが、それには「年齢」が関係しているのは間違いない。それが、見た目もすっかり老け込んでしまったらますますその差別に拍車がかかってしまうし、もし転職するにしても見た目は大いにモノを言う。

「やっぱり、ここはいっちょ、アンチエイジングといかないと!?」

 と思っていたところにQVCを見ていたら、めっちゃ安い美顔器を売っているではないか。



ちなみに、レックス、洗濯物をアイロンがけしている時にもっぱらQVCを見ているのさ。

「ふ~ん、安いね~、真珠のネックレスが10万か、買う気がないなら何でも安いね、アッハッハ!」

 とな。が、時々ついついとち狂って手を出してしまうんだよね。この美顔器もそう。レックスの悪い癖だ。



ま~、効き目がないとしても9,000円弱だからね、騙されたと思ってやってみるのもいいよね! と自分に言い聞かせているのだが、はてさてどうなることやら。



ただ~、レックスにはもう一つ、悪癖があって、何かを買うと、買っただけで使った気になって、そのまま放って置いてしまうんだよね。実はこの美顔器もまだ開けていない。置いておくだけで効くわけもないので、何はともあれ使ってみないことにはね>自分。



ところで、QVCを見ていていつも思うんだけど、男性の美容家って、どうしてお姉系の人が多いのかな。美容に命を懸けていると、そういう方向へ向かってしまうのかしら、必然的に。


謎だ・・・・・・




2020年2月23日日曜日

何気ない変化に、時の流れを感じてしまう・・・・・




この連休はスクーリングに出る予定だったので、何の計画もなかった。おまけに、
「スクーリングに出ると疲れるからな~、この年でテストも受けなきゃならないし」
 といつもの怠け心を出して、火曜日も平日休みをもらっていたので、何もない4連休になってしまったではないか。

「いくら、例のコロナ騒ぎであまりうろちょろできないとしても、これはさすがにちょっとなぁ、どうせ家にいてもウダウダしてしまうだけだろうし」
 ってなわけで、昨日は急遽「川崎大師」までお守りを受けに行って来た。レックスも少しは連休らしくお出かけしたいじゃない?!

レックス家では昔から、レックスがまだほんの子供の頃から、川崎大師で家族全員のお守りを受けてくるのが、年中行事のようになっていた。レックスが子供の頃は父が、父亡きあとはレックスと母が、母が行けなくなってからはレックスが、必ず年に一度は川崎大師に足を運んだものだ。

どういうわけか、行けない年には必ず何か悪いことが起こる。母が病気になったり、父が亡くなったり。
(母が病気になった年には、父は祖母からこっぴどく怒られていたwww
「お前が面倒くさがって行かなかったから、嫁が病気になったんだ!!」と。
ばあちゃん、気はつぇーは、おつむはいーはで、父ちゃん全く頭が上がらなかったんだよね)

もっとも、去年はちゃんと行ったのに母が亡くなってしまったんだけれどね。まあ、ドラキュラじゃあるまいし、いくら川崎大師に通い詰めたところで、永遠の命をもらえるわけもない。ただ、「ちゃんと行ったのになぁ・・・・」とは、つい、チラリと思ってしまう。でも、やっぱり行かないのも気になるし。

この時期(コロナ・ウイルス騒ぎ)なのに、さすがに川崎大師はそこそこ混んでいた。それでもいつもの年に比べると、若干静かだったかなぁ。
今年一年、皆が無事に暮らせますように御大師様にじっくりお願いしてきたよ。本当に、このウイルス騒ぎも早く収まってほしいし、今年はゆったりと過ごしたいものだと思う。

そうそう、川崎大師に行くと必ずお昼を食べるために寄るカフェがある。ご家族でやっているアット・ホームなお店で、何となく居心地が良いのだ。味もまずまずだし。
以前は旦那さんと奥さんが主でやっていたのだが、昨日は若いアルバイトの女の子が中心となってきびきびと立ち働いていた。
ふと見ると、旦那さんは隅の方でひっそりと立っている。だいぶ年を召されたようだ。以前、楽しそうに接客に精を出していた旦那さんの姿が目に浮かぶ。


時間の流れを感じてしまった。




2020年2月22日土曜日

スクーリングをキャンセルしてしまった(泣)





今日は本当だったら通信制大学の、最後のスクーリングに出るはずだった。はず、と言うのは、実はキャンセルしてしまったから。

元々この講義は、

「自分にはちょっとどうかなぁ、ちょっと無理っぽいかなぁ・・・・」

 という不安があった。が、事前に発表されているシラバスを読み、

「まあ、これなら何とかいけるかな?」

 ということで、思い切って受講を決めた、という経緯がある。シラバスに書かれていた事前準備もそれなりに進めていた。



それが、受講日の23週間前になってから急遽資料が送られてきて。その時点でイヤな予感はしていたんだよね。だって、シラバスには事前配布資料があるとは書かれてなかったからね。何か、変更があったのかもしれない、と。



イヤな予感は当たるもので、送られてきた資料を読むと、事前課題が少し変わっている。しかも、その変更は試験に関係しているとのことで、当初レックスが予想していた講義内容とはちょっと違ってきているなぁ、と。



変更内容もレックスにとってはけっこうな高いハードルとなっており。これでは講義に出てもついていけない可能性が高い・・・・と思わせられた。

確かにスクーリングだからよほどひどい答案を書かない限り、真面目に出席さえしていればスレスレの合格点はもらえるのかもしれない。でも、みじめな気分でぽつねんと、まるで何かの罰ゲームのように時間まで教室の席で”地蔵”になっている自分の姿を想像するに、どうしても出席する気になれなくて・・・・・。結局キャンセルしてしまったのだ。



講師の先生にしてみたら、おそらくその変更は大した違いのないものなんだろうな、と思う。でも、中にはシラバスとにらめっこで、ギリギリのところで出席を決めているレックスのような学生もいるわけで、せめてシラバスの内容を変更するのであれば、もっと早い段階でやってもらいたかった。最初からあの資料のようなことがシラバスに書かれていたら、レックスはスクーリングを希望していなかったからね。この点に関しては学校側に機会があれば言いたいと思っている。



通信制は通常の大学と異なって、いろいろな背景を持った、様々な思惑で参加している人がたくさんいるわけだから、その辺りをもう少し考慮してほしい。変更するなとは言わない。が、せめてキャンセル料がかからない時期までに変更を発表してほしい。どんな小さな変更であったとしてもね。


これで結局今年度は11単位しか取れなかった。今、レポートが合格して、試験待ちの科目が1つあるのだが、これが合格したとしても13単位だ(捕らぬ狸の皮算用)。
本当は、今年度は23単位取る予定だったんだよね~(遠い目)。


来年度、というか今年はがんばって30単位とるぞ~!? って、去年も同じようなこと言ってませんでしたっけ>アタシ。

ま、目標はあくまで高く、大きく! ということでね。









2020年2月20日木曜日

「どうせ、アタシは・・・・・」という禁断の一言が、つい口をついて出てしまう・・・・




今回、ウチの会社に3人の新人さんが入ってくれた。それぞれ仮にTさん、Aさん、Oさんとしておこう。入った時期は少しずつズレてはいるものの、せいぜい4~5日といったところだ。今は書類チェックやPC作業をリーダーさんが手取り足取り教えているところなわけだが・・・・・。



この3人の中で断然女性社員Hさんのお気に入りなのが、Tさんだ。Hさんがほとんどつきっきりのようにしていろいろと教えているだけではなく、教える仕事の種類も他の2人に比べるとダントツで多い。どんどん新しい仕事を教えている。この間なんて、あるPC作業をTさんに教えていたのだが、実はこの仕事、以前からずっといるレックスたち古株パートも限られた人たちにしか中々振られない作業なのだ。それを、まだ入ってから10日間ぐらいしか経っていないTさんに教えているんだよね~。



え?! 僻んでいるんだろうって?! 確かに。

でもさぁ~、聞いてよ~、同じ作業をね、以前レックスがしていたわけよ。で、ちょっと分からないことがあったので、Hさんに、

「これはどうやるんですか?」

 と聞いたら、Hさん、

「できないのはそのままにしておいて。やらないで!」

 と言ったんだよ・・・・・・。



これ、どうよ。最初から全て完璧に、何も質問せずに、できる人って、いる?!

「ああ、アタシにはやってほしくないんだな」

 と思ってね。以来、分からないことがあっても聞けなくなってしまった。入ったばかりのTさんにはつきっきりで手取り足取り教えているのにね。



なんだかなぁ~。どうもウチの会社、Hさんに限らずこういう傾向がある。変なところで何かと「格差」をつけたがるんだよね。最初から「この人にはここまでやってもらう。あの人にはそこまではさせない」とか決めつけている、立ち位置を値踏みしているフシがあるのだ。どういう基準で決めているのか、そこまでは分からないんだけど。これは多分、Hさん個人の考えというより会社の方針なんだろうな。



確かに、仕事ができる、できないというのはあると思う。でも、新しいパートさんに関して言えば、まだ入ってからたかだか1~2週間だよ。大した違いなんてないのに、どこで決めているのかな。まあ、多分Hさんの目にはTさんが「仕事ができる」というふうに映っているんだろう、とは思うけどね。



でも、こういうの見ていて気持ちの良いものじゃない。まあ、レックスなんかHさんに好かれるのもそれはそれでしんどいかも・・・・と思うので、今のままでいいけどね! 
ただ、前も話したけれど、同じミスするのでもレックスと、例えばTさんとだったら扱いが全く違うと思うので、ミスだけはしないように気を付けないとなぁ、とは思っている。



にしても、Tさんって、物怖じしないというか、ざっくばらんというか。入ったばかりなのにHさんに対してタメ口なんだよね! ちょっとびっくり。こういうところが返ってHさんに好かれているのかな。でも、レックスが同じことをしても多分好意をもって受け入れられないと思うので、これはやっぱり「キャラ」の問題だと思う。



まあ、この年になると今さら他人のキャラになりたいとかいう願望は、ない。今の自分は完璧! パーフェクト!! なんて死んでも思わないけれど、これはこれでまた、中々にかわいいヤツのう~、と思う。この辺りが若い人との違いでね。レックスは今のままでいいっす。

これからもマイ・ペースでいこう!







2020年2月16日日曜日

ウィンドウズ10メールが届かなくなっちゃった! &説明替えました





上の説明文をシレッと変えましたけど、気づきました?!
そうです、なっちゃったんですね~、ついに60代に突入!
シニアに片足(両足という話もあり)突っ込みました。ってか、実は去年の終わりにすでに60になってまして。これまでサバよんでました。いや、単に説明文を書き直すのがめんどかっただけなんだけど。

ま、それはともかく。

ところでレックス、自慢じゃないがかなりのアナログ人間である。スマホにしたのもつい最近のことだし(それまでずぅ~っとガラケーだった)、一応仕事でPCは使っているものの、パワポは触ったこともない(見たことはあるけどね)。今の仕事はエクセルやワードも使用していないので、近頃はエクセルの関数もかなりあやしい。



そんなアナログ・レックスに大問題が発生した。



「ウィンドウズ10メールが受信できない!!」



いきなりなんですよ、いきなり。何もやってないのに。

そもそもこのPCに替えた時、メールの設定には苦労した。四苦八苦した挙句、使い慣れたoutlookはついに設定できず(何が悪いのか、さっぱり分からなかった)。仕方なくウィンドウズ10標準メールにしたのだけれど、これがまた使いにくいのなんの。

いや、レックスが使い良いように設定できないだけかもしれないけど。迷惑メールとか拒否できないんだよね、バンバン入ってきちゃう。だいたい受信するメールの3/4は迷惑メールでは!? って感じ。



それでもこいつが設定できたので、

「ま、いっか・・・・・」

 とありがたく(?)使わせてもらってきたのに。



それがいきなり何も受信しなくなってしまったではないか、それもある日突然!

何もしてないよ?!

何もいじってないよ?!

ホントだよ?!

なのに、なぜ!!?



頭の中をクエスチョンマークが飛び交っている。

だいたいレックス、この令和の時代を迎えたというのに、相変わらずメールはPCメールが主なのさ。今、ほとんどの人はスマホ中心だと思うんだけれど、レックスは様々なアドレス設定をPCにしている。PCでメールが受信できないと、困る!! マジで困る!!



なぜにこうなってしまったのか、アナログ・レックスには見当もつかない。急遽、いくつかのアドレス設定をスマホに替えたりしたけれど、これじゃまだまだ足りない。



ま~、”迷惑メールがざっくざく♪”がなくなったのはグッドだけれど、どうもウィンドウズ10になってから何かとちょこちょこ不具合が出るよね。アナログ・レックスとウィンドウズ10は相性が悪いのかな。それにしても、困るよなぁ、全部のメールアドレスの設定を替えるのは無理だもの。



頼むから、ご機嫌直してくれよう~、ウィンドウズ10メール!?

(ご機嫌の問題じゃないだろ>自分)





2020年2月15日土曜日

魅惑の大衆演劇の世界・・・・「浅草木馬館」に行って来た!!





以前から「大衆演劇」に興味を持っていた。

「一度はこの目で見てみたいな」

 とかねがね思ってはいたのだが、ついに重い腰を上げて出張ってきましたよ、浅草まで!


場所は「浅草木馬館」、大衆演劇専門の劇場だ。この手の演劇は劇場以外でも見られるのだけれど(例えばヘルス・センターみたいな場所)、やっぱりどうせ見るなら劇場で観たい。それも浅草!




ウチの死んだ父ちゃんに言わせると、レックス父の若かりし頃は浅草こそが文化・娯楽の殿堂であったらしい。

「あんな、新宿なんて田舎、誰も行かなかった!」

 と吐き捨てるように申していましたぜ。当時は、庶民は浅草、ちょっとハイソな方々は銀座、というのが歓楽街の定番だったようだ。しかし、新宿が田舎か、新宿もアンタに言われたかなかったろうに。



確かに浅草はかの国民的スター、渥美清や萩本欽一、ビート・たけしを生んだ街だ。それ以外にも多くのスター、コメディアン、ボードビリアンを輩出している。大衆芸能のメッカと言っても過言ではない。やはり、行くなら浅草だ! ってか、実は大衆演劇に興味はあっても右も左も分からぬレックス、ま、「浅草木馬館」から始めれば間違いはなかろう、というのが正直なところで。それに「浅草木馬館」は浅草寺に近いのでアタシのような田舎者にも見つけやすいんだよね。




見て見て、雰囲気あるでしょ、この外観。やっぱり浅草に大衆演劇はよく似合う。レックスが行ったのは平日の昼の部公演だったので、当日券で入ったのだけれど、問題なく座れた。ただ、良い席はほとんど予約でうまっていたので、良い席で見たい人は予約してから行くことをお勧めする。

それと、中は飲食ができる。レックスは何も用意していかなかったんだけれど、中の売店ではあまり食事を売っていないんだよね。アンパンがあったのでそれをお昼にしたんだけれど、あらかじめ買っていけば良かったと思う。隣がコンビニなので、次回は必ずここで何か買ってから入ろうと思う(って、次回も行くんかい!?)。



何しろ、初心者だからさぁ~、勝手がわからなくてね。今回はいろいろと不手際だったんだよね~。


「どんな人が来てるんだろう、どんな感じなんだろう」

 と若葉マーク丸出しで、胸をドキドキさせながら席に着いたわけだけれど、やはり年齢層はかなり高めだった。ここではレックスなんか若輩ものだ。しかし、レックスよりも明らかに若いお客さんも何人もいたし、男の人の姿もあった。



さて、肝心のショー、ってか演劇はどうだったのか!?


結論から言えば、かなり楽しかった!! 


木馬館のこの日、というか今月の出演は座長・澤村蓮率いる「劇団章劇」。レックスはこの日が大衆演劇初体験だったので他の劇団も全て同じなのかどうかは分からないが、ショーは三部構成になっている。まず、お披露目の舞踏ショーがあり、続いてメインの寸劇。最後にまた舞踏ショーがある。



何というのかなぁ、劇を見ていて、昔、まだレックスがごく小さな子供の頃にお祖母ちゃんと一緒に見ていたテレビの舞台劇を思い起こした。「デンスケ劇場」とか「てなもんや三度笠」とか。同じ匂いがしたなぁ。


最初の舞踏ショーが始まる前に音楽が流れるんだけれど、ストリップ劇場のそれを連想させられちゃった、いや、行ったことはないんだけれど。何だか、今にもヒラヒラの飾りを身にまとった踊り子さんが現れそうな。昨今の「本〇ショー」みたいなキワドイやつじゃなく、

「踊り子さんに手を触れないでください!」

 ってな古き良き時代の頃のね(って、だから行ったことはないんだけれど!)。



それとね、レックス、若い頃、一時プロレスに凝っていたことがあって。大衆演劇って、そのプロレスとも相通ずるものがある気がした。昔の寸劇とプロレスと、それから宝塚を足して3で割ったような感じ、っすかね!? ほれ、化粧もお互い独特だしさ(ヅカ・ガールには怒られそうだが)。



何にせよ、舞台はいい、ライブはいいよ! お客さんと役者さんが一体になって作り出す空気がそこにはある。映画やテレビにはない魅力があるんだよね。

お姉さんたち(あくまでレックスから見てね)が手拍子を取りながら、楽しそうに体を左右にゆすっている姿を見ると、こっちまで嬉しくなって元気をもらえた。



レックスは「大衆演劇」のだいご味はあでやかな女形の舞と「おひねり」だと思っているんだけれど、こいつもやっぱりこう、舞台を盛り上げてくれるんだよねぇ。

でもこの「おひねり」、渡し方やそのタイミングは中々に難しい。レックスなんざ、100年早い。まあ、タイミングの前に財力という問題が大きく立ちはだかっているんだけれどね、レックスの場合。これからも財力のあるお姉さんたちにはがんばっていただき、大衆演劇を盛り上げてもらいたいものだと思う。





ま、そんなこんなで大変に楽しい時間を過ごさせてもらった。この大衆演劇の欠点というか、マイナスは、

「独特の厚化粧のため、みんな同じ顔に見えて、アタシのようなニワカには誰が誰やら区別がつかない」

 という点だろうか。ちょっと太った人、太った人、痩せた人、ちょっと痩せた人、ぐらいの区別しかつかなかったよ。ちなみに、女形はちょっと太ったぐらいの人の方がキレイ。



この大衆演劇のお楽しみはショーが終わってからもあり、最後に役者さんたちが出口の所で「送り出し」をしてくれる。レックスは慣れてないのと、役者さんの名前が全く分からない後ろめたさとで、そそくさと帰ってきてしまったが、

「楽しかったです、ありがとう」

 ぐらい言ってきた方が喜んでもらえたかな、と思う。ま、これも次回の課題ということで。



以上、「大衆演劇」初体験レポでした。また必ず行きたいと思う。3時間半で1,700円というのは、かなりりーずなぼーだと思うし。予約すると+300円だが、それでも2,000円だ。今時、この価格は中々貴重だと思うよ。




レックス、今年はなるべくいろいろな「ライブ」に足を運ぶと心に決めている。だって、考えてみたらこれまで過ごしてきた時間より、残されている時間の方がはるかに少ないのだ。迷っている暇はない、見ずに死ねるか、やらずに逝けるか、だ。3月には歌舞伎に行くつもりだし、寄席にも行こうと思っている。文楽や能にも行ってみたい。ま、先に挙げたように財力の問題があるので、どこまでできるかは分からないけれどね。大衆演劇もまた必ず行きたい。いつか本場大阪で、劇場のはしごでもしてみたいものだ!

「おひねり」おばさん目指してがんばるぞー!?



2020年2月11日火曜日

またまたイヤな時期がやって来た・・・・・





新しく入ったパートさんのお休みが続き、

「ひょっとして、もう辞めた!?」

 とびびっていたレックスだったが、無事に姿を見せてくれた。どうやら、「風邪」というのは本当だったようだ。ったく、おばさんは疑い深くていけねぇや。

もう一人、新しいパートさんも入ってくれて、我が職場も一気ににぎやかになった。後はこの3名の新人さんが続いてくれるのを祈るばかりだ。って、アンタ、他人のことよりも自分が危ないんじゃないの!?>レックス



ところで、またまたあの憂鬱で、気が沈む「面談」の時期がやってきてしまった。ウチの職場では、パートは半年ごとの契約制になっている。まあ、よほどのことがない限り、こちらが希望すればそのまま継続できるようだが、一応半年ごとに契約更新の面談を受けなければならない。



個人的には、

「辞める時にはちゃんと言いますから。そっとしておいて下さいよ~」

 と言いたいところなのだが、決めるのはレックスではなく向こう様だ。ちょっと前から順番にオヤジ社員の呼び出しを受けていて、

「何を言われるのかなぁ~」

 と戦々恐々なレックスなのである。多分、レックスは後の方だと思うんだよね。やっぱりさ、人間、

「この人、もしかして辞めちゃうかな? この人辞められたら困るな」

 って人から先に知りたくなると思うんだよね。で、レックスみたいなおばさんは、

「どうせこいつは他に行く所ないから辞めやしないだろう、よしんば辞めるとしてもどうってことないし」

 なわけで、

「後でいいや」

 となる。ま、別にいいんだけどね、後だろうと先だろうと。



ただね~、前回の面談ではいろいろあったからね~。4人も辞めるは、移動をほのめかされる人は居たは、いいこと何もなかったからね。あの時の苦い経験がモノをいって、どうも面談というと悪いイメージしか持てないのだ。



先に呼ばれている人たちの様子を横目でそれとなく観察するに、皆さんわりかしあっさりと短時間で終わっているので、さほど気にするほどのこともなさそうだ、とは思っているんだけれど。

でも、レックスの場合、40代のパートさんたちの様子がそのまま当てはまる、というわけにはいかないだろうし。いつ、

「レックスさん、そろそろパソコン作業はきつくないですか?」

 とか「肩たたき」の探りが入るかと、ひやひやしている。



辞めたい、辞めたいと言っているくせに、人間なんて勝手なものだ!



今は新しい仕事が始まったばかりだし、人手も不足気味なので、今回に限っては大丈夫だろうと踏んでいるのだが、次回からはいよいよやばくなるかも・・・・・・・?!

それまでに新しい仕事の当てがつけばいいんだけれど、中々この年になると難しい。まあ、せいぜい仕事でミスをしないよう、注意するだけだ。



そうそう、前回の面談でレックス、社員オヤジから、

「レックスさんは、ミスは多くないんですが、質問が多過ぎますね!」

 と言われたんだ。でも、間違えるよりいいので、これにめげずにこれからもガンガン質問していくぜ!

(年を取ると物覚えは悪くなるが、物忘れは抜群に良くなるんだよ!>オヤジ社員)





2020年2月9日日曜日

タイツやストッキングをやたらため込む人、いる?!





レックス、何かというとタイツやらストッキングやらを備蓄する癖がある。ちょっと安かったり、目についたりすると、ついつい、

「1つ買っておくか・・・・」

 と手が伸びてしまうのだ。昨日のバーゲンでも「さあ、今日はこれでお終い!」とレジの所まで来て、つい「1足300円」の張り紙につられてストッキングを1つ、買い物袋に追加してしまった。タイツやストッキングはいくら取って置いても劣化しないし、あまり流行りすたりもないし、値段もたかが知れているし、それに置いておく場所も取らないし、気軽に手が伸びてしまうのは仕方ないよね、と自分を納得させたりして。



がしかし!



昨日、ふと思いついてタイツ類の備蓄数を確認したのだが、エライことになっていたのである。

「むこう20年分ぐらいの数がある・・・・・・」

 特に、ストッキングはまだしもタイツ・・・・・。そりゃ、タイツやストッキングは消耗品である。どんなに丁寧に扱っても摩耗するし、他の衣料品に比べてサイクルは早い。だが、すぐにでんせんするストッキングはともかく、タイツはおいそれとは破れないし、それにいくら何でもタイツばっかりあってもねぇ・・・である。

第一、レックスは自慢じゃないが、ケチ。タイツがちょっとクタクタになったぐらいでは新しいものに取り替えない。破れるまで履く。なので、あまり減らないのである。

ま~、確かに人生100年時代に突入と考えれば、たかだか20年分ぐらいの備蓄がなんだ! ではあるが、だからと言ってタイツばっかり貯め込むのもいかがなものか。



にしても、どうしてこう、すぐにタイツを買ってしまうのか。よっぽど過去に、タイツを履こうと思ったら全て破れていて、新しい買い置きもなかった、というトラウマがあったのだろうか。全然記憶にないけれど。


それに、数はたくさんあるんだけれど、どうもイマイチその内容がお粗末というか。タイツって、色も何色かあるし、厚みもいろいろある。備蓄タイツ類を調べてみるに、同じ色ばっかり買い漁っているんだよね。これじゃ、違う色の靴を履いた時に履くタイツが無いよね、って感じ。厚みも、似たような厚みが多くて、もっと薄いのや厚いのや、バラエティに富ませないと意味ねーんじゃね?! 

だから、数ばっかりあっても、

「肝心のタイツがないよ!」

 という事態に遭遇しそうなのである。ったく、相変わらず詰めの甘さが残念なヤツだ>アタシ



とりあえず、当分タイツは買うなよ!! と固く心に誓ったレックスだった。

しかし、変なものため込むよな、我ながら。




2020年2月8日土曜日

バーゲンと下着をめぐる悲喜劇・・・・・





今日はバーゲンに行って来た。時々レックスの所にはバーゲンの案内状が舞い込む。きっかけは忘れてしまったけれど、多分加入しているクレジット・カードの関係かなぁ、と思っている。で、都合のつく限りいそいそと出かけて行くんだけれど、レックスこのバーゲンというものが苦手で・・・・・。広い会場に所狭しと並べられた色とりどり、形もとりどりの洋服やら靴やら小物やらを見ているうちに、何が何やら分からなくなっちゃうんだよね。で、焦って、

「せっかく来たんだもの、何か買わなきゃ!」

 と取り合えず目に付いたものを引っ掴んでレジに向かうわけだけれど、家に帰った後で冷静になってよ~く考えてみると、

「う~ん、ちょっとまずったかも・・・・・」

 などと後悔してしまったことが数度・・・・・。もったいないから着るけどよ(ボンビー・レックス)。



とまあ、どうもバーゲンは好きなんだけどイマイチ苦手だ。中には、たくさんの商品の中から上手に掘り出し物を見つけて、グッとお得なプライスで手に入れる、というバーゲン上級者もたくさんいる。そういう人がうらやましい。



ところで、レックスの愛用している下着メーカーの一つに、〇コールというブランドがある。わが日本においては一応、下着メーカーとしては「老舗」と言ってもよいブランドだろう。おそらく愛用されている女性もたくさんいることと思う。が、この〇コール、老舗のくせしてけっこう姑息なことをやってくれるのである。というのも、レックス、いつも〇コールの下着をお得にゲットしようぜ! と鼻息も荒く下着コーナーに突入するわけなのだが、レックスがゲットしたいと思っているものが、無い・・・・。どこを探しても、無い。つまり、

「バーゲンで売っているものと、普段デパートで売っているものとはモノが違う・・・・・」

 そ! デパートで買ってきたものと比べると、微妙に履き心地が違うんだよね、〇コール! ちょっと~、そりゃあないんじゃないの!? と言いたくなる。



今日も、レックス、密かに〇コールのショーツを狙って行ったのだが、やっぱり売られていた商品はどれもしっかり「バーゲン用」だったよ。くっそ~、〇コール、〇リンプに替えちゃうぞ!?



ちなみに、レックス、キャミソールやアンダー・シャツは最近グンゼを愛用している。実は、年を取ったら肌に直接つけるものは綿かシルクでないと、痒みが出るようになってしまったのだ。昔から顔は大丈夫なんだけれど、身体の方は敏感で。ナイロンのストッキングで足に湿疹が出たり、化学繊維のスリップで背中に痒みが出たりと、いろいろ問題を抱えていた。面の皮は厚いが、足の皮は薄いレックスなのさ。



いろいろ試してみた結果、やはり肌にとって一番良いのは昔からの天然素材、綿とシルク、ということに落ち着いたのである。で、今はグンゼの綿100%下着を愛用している。お安いし。ヒートテックなどもってのほか、なのである。ま、別に寒がりじゃないからノー・プロブレムだけどさ。



さてさて、今回も妥協して〇コールのバーゲン用ショーツを買ってきたレックスだけれど、どんなもんかなぁ、履いてみないと分からないなぁ。



「そんなだったら、普通にプロバー商品買えばいいだろ!」

 という声も聞こえるが、やっぱりケチとビンボーには負けてしまう今日この頃なのである。

(〇コール、たまにはプロパー商品も売ってくれよぅ~!)



2020年2月6日木曜日

う~ん、イヤな予感がひしひしと・・・・・





今週からまためでたく新しいパートさんが1人、入ってくれた我が職場、いや~、新年早々(って、もう2月だけど)めでたい、めでたい。

相変わらず女性社員のHさんがつきっきりで教えている。う~ん、それはそれでいいんだか、悪いんだか・・・・・という気も無きにしも非ず。ただ、あのHさんにしては珍しく気を使って、食事休憩の時など、

Iさん、新しく入ったAさんのこと、お願いね!」

 とその世話を頼んだりしている。確かに、皆もうすっかり一つの集団として出来上がっているところに1人で入るのは心細いし、誰か「お世話係」なようなことをしてくれれば、安心できる。

Hさんも(一応)考えているんだろうな」

 まあ、そこはけっこうなのだが・・・・・・・。



先週入ったTさんが、今週ずっと休んでいるんですよ・・・・・・

一応、表向きは「風邪」ということになっているようだが、レックス内心、

「本当に風邪なのかな・・・・」

 と心配している。というのも、これはあくまでレックスの独断と偏見なのだが、うちの職場、仕事の内容の割には時給が安い気がするのだ。決して難しい仕事というわけではないのだが、けっこう細かい仕事だし、単純作業とは言い難い。パソコン作業も長時間に及ぶし、ミスするとオヤジ社員とHさんにすっげ~大騒ぎされるし。もっともこれは人によるんだけど(レックスと他の人とでは態度が違う・・・・・いやこれは決して僻みじゃなくて、最近あるパートさんがミスをしたんだけど、それはこの前レックスがしたより大きなミスだったんだけど、注意されただけだし。レックス、怒鳴られましたからね、しかもHさんも間違えていたのにだよ)。



「なんか、イヤになって辞めたくなっちゃったんじゃないかな~」

 なんて気になっている。かく言うレックスもあと10才若かったら絶対に辞めてたもの。特に、あのHさんに怒鳴りつけられた時、

「そうですか、ここにいたら私、ご迷惑みたいですから、辞めさせていただきます! 明日と言わず、今ここで!」

 と捨て台詞残して辞めてたよ。後足で砂ひっかけてね。



レックスなんて、この年で他に仕事も見つからないから、仕方なくいるだけだ。それに、この職場のいいところは休みが取りやすいことだ。曜日が固定になっていないので、自分の都合に合わせて休みを決められる。とことん勝手に休めるというわけではないけど、だいたい希望通り休めるし。40代の人が辞めもせずに勤めているのは、これがあるからだと思う。でも、入ったばかりではあまりその辺の旨味は分からないと思うんだよね。仕事の内容や時給の方がウエイトが大きいと思うんだ。なんか、心配だよね~。



今週から入ったAさんも、

「(思っていたより)仕事の種類が多い」

 と戸惑っている節がある。なんか、Hさんがつきっきりというのも返って鬱陶しい気疲れするような・・・・・・。最初は仕事ができる人のヘルプぐらいから始めてもらったらいいのに、って思う。まあ、レックスの個人的意見なんかゴミみたいなもんだけどね。



来週もう1人入ってくる予定なんだけど・・・・。新しく入って来た人たちがお互いに気が合って、仲良くなってくれたらいいんだけどね。レックスは違うんだけど、女の人ってそういうのを大切にするから。仲良しがいるとか、気が合う人がいるとか。

何はともあれ、辞めないでね~、お願いだから!




2020年2月3日月曜日

通天閣はどっちらけだったが、その周りは文句なしに素晴らしかった!





今回の大阪行きはクィーンのコンサートを見るための旅行だったので、観光らしい観光はほとんどしていない。しかも! なるべく旅費を節約したくて、JR東海の格安ツアー(新幹線+ホテル1泊)で行ったので、行き帰り「こだま」だったんだよね・・・・・



いや~、東京から大阪まで「こだま」で行ったことありますか、そこのあなた。4時間かかるんですよ、これが。往復で8時間! 「のぞみ」なら岡山まで3時間半で行くところ、4時間!!

でも、ホテル代が入って(しかも朝食付き)23,000円だから、断然お得とも言える。「のぞみ」の正規料金だったら、大阪⇔東京だけで3万円弱かかってしまう。



で、おまけにレックスは怠け者。早い時間はノー・サンキュー。だもんで、着いた日はクィーンのコンサートに行っておしまい、後はコンビニで夕飯買ってホテルでまったりしただけ、という「これ、旅かいな?!」な1日だった。



翌日はもう、新幹線で東京に帰らなければいけない。午後1時過ぎには新大阪駅に着きたかったので、観光と呼べる時間を取れるのはその日の午前中だけだ。



どこを見るかレックスなりに無い知恵を絞ってみたんだけど、結局良い案が浮かばず、しかも心斎橋辺りを散歩しているうちに道に迷い、行く予定のなかった難波に出てしまった。レックスは方向音痴である。

「ここまで来たら、地下鉄に乗って通天閣まで行ってみるか!」

 ということで、今回の旅行で訪れた観光ポイントは、唯一この通天閣のみとなった。
ほんとは「なんば花月」にも心惹かれたんだけど、新幹線の時間が気になってちょっと今回はパスした。何せ、格安ツアーだから、乗り遅れたら振り替えがきかないのよ。



しかし・・・・・う~ん、通天閣、ハッキリ言ってかなり微妙な場所だったなぁ。レックス的には、あれなら小田原城の天守閣の方がはるかにマシ。ってか、都庁の展望ルームの方がいいかも。まあ、大阪的な雑然とした良さはあるのだけれど、なんだかわざわざ800円払って見るほどのこともない、というか。



中は団体客が多いのですご~く騒がしいし、何よりイヤだったのは半強制的な「写真撮影サービス」があること。

この手のサービスは中国圏の観光スポットでよく見かけるのだが、訪れた人を有無を言わさず写真に撮り、後で希望者に売る、というもの。これがレックスは大嫌い。

「別に強制的に買わせるわけじゃないんだから、いいじゃないか」

 という意見もあるだろうけれど、そもそも人の写真を勝手に撮るなよ、という話だ。だから、レックスはキッパリと断った。ま、そこは日本だからそれを押して無理やり撮られる、ということはなかったけどね。



ただね~、通天閣は「・・・・・・・」だったが、その周りは文句なしに素晴らしかった!!

昭和レトロな街並みが続き、しかも大阪らしい猥雑さにあふれている。特にレックスが心惹かれたのがこの2つ、「喫茶店」と「大衆演劇の劇場」。
今、関東の都市部では喫茶店がどんどん姿を消している。「ドトール」や「スターバックス」のようなチェーン店系カフェやおしゃれなカフェに押されて。レックスの地元でも、レックスが知る限り、34店舗ぐらいしか残ってないんじゃないかな? まあ、知らないところもあるから、総数はもう少し多いとは思うけど。



でも、大阪、特にこの通天閣の周りには昭和レトロど真ん中な喫茶店があっちにもこっちにもしっかりと残っていて、感激した。中でも、「レスカあります」の張り紙には泣かされたね。ま、大阪の人から見たら、特にどうってことないんだろうけどさ。


(レスカありますの文字が見えない~)




また、レックス、つい最近知ったんだけど、大阪は「大衆演劇」のメッカでもあるらしい。通天閣の傍にもそんな劇場の1つがあった。それが、何とも街にマッチしていて、

「ああ、ぜひともここで大衆演劇が見てみたいものだ!」

 と切に願わずにはいられなかった。なんかさ、大阪と大衆演劇ってすごく合いそうじゃない?! 大阪のおばちゃんらと一緒に大衆演劇のスターに声援を送ってみたい。関東のおばちゃんだけどさ。



次回はぜひ! 大衆演劇のはしごと、なんば花月で大阪の笑いを堪能! といきたいものだ! というわけで、今年中にもう一度行きたいね、大阪。


新幹線の中から見た富士山がきれいだった・・・・・
虹も見えて、撮影したんだけど、上手く撮れなかった






そうそう、大阪、中国人観光客があまりに多くてびっくりした。東京はあそこまで中国人であふれていないよ。まあ、レックスが東京へ行くときは観光で行くわけじゃないし、そこへいくと大阪は一応観光客の端くれなわけで、彼らと行動パターンが被るのかもしれないけどね。でも、今の時期、正直ちょっと怖かった、ほれ、例の新型肺炎・・・・・・。

今のところその兆候はナッシングだが、注意しよう。



さあ、次回は大衆演劇と大阪漫才を満喫する旅にするぞ!

(次回はできれば「のぞみ」で行きたい・・・・・そのためにも仕事がんばれ>自分)





2020年2月1日土曜日

京セラドーム・バルコニー席観覧記(バルコニー席って、どんな席?!)





今回、レックスが買ったチケットは噂の(?)バルコニー席。バルコニー席というのは、京セラドームの6階~8階にある「ビスタルーム」と呼ばれる特別室に付随する席。この「ビスタルーム」というのは、企業が年間契約するいわゆるVIPルームで、商談や接待、福利厚生などに利用されている・・・・らしい。この部屋にはバルコニーが付いていて、そこにある席がバルコニー席だ。コンサート時には特別にこのバルコニーにある席のみが開放される。ただし、ビスタルームは使用できない。



いや~、チケット買う時に散々迷ったんだよね~、バルコニー席にするか、スタンド席にするか。ほれ、スタンド席も悪い席しか残ってなかったからさ。スタンド席と言ってもいろいろでしょ。レックス、チビなもんで、運が悪いとライブ中、人の頭しか見えない・・・・という事態も考えられる。だったら、いっそのことバルコニー席にするか、こっちなら見えないということはないし、と。

それに、せっかく京セラドームまで行くなら、京セラドーム名物(?)バルコニー席を体験してみるのも一興だし。



というわけで、このバルコニー席体験記をちょっと書いてみたいと思います。



まず、バルコニー席で注意しなければならないのが出入り口。事前に購入する券はあくまで「チケット交換券」で、この券のままでは入場できない。会場で入場チケットと交換する必要がある。が、交換券にはこの肝心の交換場所が書いてないんだよね~。ゲートNOも何もナッシング。しかも、レックスはド関東の人間、京セラドームは全くのアウェーだ。なので、

「やっぱり早めに行かんとな・・・・」

 ということで、かなり早く着いちゃったよ。



で、当日、いざ京セラドームへ。いや~、東京ドームには何度も行ったことがあるけれど、京セラドームとは初対面。が、いくらどこを見ても、「バルコニー席チケット交換所」がない。

「〇〇ゲートはこちらですよ~」

 と案内しているお兄さんはいるんだけど、そのお兄さんが持っているプラカードにも「バルコニー」の「バ」の字もなし。仕方ないので、お兄さんに場所を聞いてみた。

「えっと、あの、3階の〇〇ゲートの隣に行ってください・・・・・(思いっきり自信無さげ)」

 素直なレックスおばさん、えっちらおっちら階段上って指定された場所に行ったのだが、そこで別のお兄さんBに、

「あ、そこならこの下です。中に入ってずっと左側の方へ歩いて行ってください」

 ・・・・あの階段えっちらは何だったの!?

「兄ちゃん、兄ちゃんバイトやろ。交換場所分からんのはあかんのとちゃう!?」

 と言いたくなったよ、最初のお兄さんAに。

「ま、でも時間あるさかい、許したるわ!」

 お~、何と寛大なレックスおばさん! 関東のおばさんは優しいのである、なんてな。



で、無事に交換場所に着いたら、今度はここで簡単な金属チェックと手荷物検査を受ける。

「キャー、飛行機乗るときみたい!!」

 と喜ぶ、アホなおばちゃんがここに一人。

後は、専用エレベーターで自分の席のある階へ。この時、制服に身を固めたキレイなおねいさんが、案内してくれて、にわかVIP気分を味わうことができるのだ。ちょっと得した気分。



さて、肝心の席なんだけど。ここでバルコニー席のメリットとデメリットを。

まずメリットは、何と言っても席がグッド! 何しろVIP用なのでクッションが違う。ちょっとした一人用ソファ並み。しかも席自体が大きめなので、ゆったりと楽しむことができる。トイレもきれいだし、席数そのものが少ないので、混まずに利用できる。いや~、東京ドームのKISSの時は、トイレすっげ~並んだからね。あの時と比べると天国と地獄ぐらいの違いがあったよ。

それと、会場が一望できるので、スマホの明りとかがすごくきれい。今回も、バラード演奏時にスタンド席の皆さんがスマホを振っていて、その明かりが会場全体を包み込んで、すごく幻想的で美しかった。でも、写真撮るの忘れたんだよね・・・・ったくよう。

コンサート中にトイレに立つのも比較的簡単にできるし、食べたり飲んだりもゆったりできる(しなかったけど、多分)。



続いてデメリット。何しろ、高い。6階~8階だからね。ということは、そう、ミュージシャンの姿はほとんど豆粒。いや、米粒。

あとね、ここ(バルコニー席)だけ少し隔絶された雰囲気があるんだよね。一体感に欠けるわけ。だから、コンサートの「熱さ」の伝わりが、やや悪い。例えばKISSなんて、皆で一緒になって騒ぐところが面白いんだけど、あれがバルコニー席だとちょっと取り残されたような気分になると思う。

それとさ~、これはレックス限定かもしれないけど、立つと怖い・・・・。レックス、

「コンサートは立って見る!」

 というポリシー(って言えるのか分からんけど)がある。が、今回に限っては最後のスタンディングオベーションを除いて、ずっと座って見ていた。

だって~、怖いんだもん! 高いんだもん! 

レックス、実はちょっと高所恐怖症。だから、本格的に高所恐怖症な方々には、あの席はお勧めできません。

あと、ここには売店がない。飲み物や食べ物を用意したい人は、入場前に購入しておく必要がある。一度入ってしまうと再入場はできないしね。



ただ、ゆったりと音楽を楽しむ、マイ・ペースでコンサートを楽しむには良い席だと思う。料金も安いし。ま、楽しみ方、好み、ミュージシャンや音楽の傾向によって評価の変わる席ではあるな、と思う。

レックス的には、正直なところ、

「思ったよりもけっこう良かったな!」

 という感じだ。まあ、京セラドームに行くことはもうないと思うけどね。ってか、次回は地元で見たいっすよ! 頼むから今度は抽選当たって!!



以上、バスコニー席観覧記でした。