2019年5月29日水曜日

やっぱり思いつくのは転職・・・・しかないよね





またまた一人、退職者が出た我が職場です、お元気ですか?

 

正社員オヤジは今日も平常運転。一部の人にイヤな仕事を押し付けていた。レックスはたまたまその攻撃(?)からまぬがれたが、しかしそれで、

「良かった、良かった」

 とはもちろんなるわきゃーない。そうした扱いが続く以上、遅かれ早かれ自分の番が回ってくるのは明白だし、そもそも自分がそうならないからって、他の人がされているのを見るのも快適とはとても言えない。ってか、はっきり言ってとっても不快

 

ただ、あのオヤジの考えや会社のやり方を自分が変えるのは不可能なので、これからはもう気にしないことにした。自分の力でどうにもならないことに一々腹を立てていたのでは、時間と労力の無駄というものだ。会社を一歩出たら、そんなことはサラリと忘れて、プライベートを充実させたい、ってそれほど上等なぷらいべーとはねーけどよ。

 

まあ、こんなことを言っていても中々口で言うようなわけにはいかないのが人間ってもんだどね。

 

それに、レックスにも悪い点はある。やはりね、母の葬式からその後の様々な手続き、相続の問題など、このところこのただでさえキャパの小さい頭と心が満杯状態で。どうも最近ミスが多いのだ。それも、いわゆる凡ミスってやつが。やはり、仕事をするうえでミス、特に凡ミスをしないというのは基本中の基本。母のことは言いわけにはできない。仕事中は目の前のことに集中しないとね。

 

で、これからだが、ゆっくりじっくり新しい仕事探しを心がけるつもりだ。元々今の仕事は以前から、

「どう考えてもこの仕事は65歳まで続けるのは難しいな。会社の方でもそこまでやって欲しくないだろうし」

 と思っていたのだ。PCの前でひたすらチェック&入力というのは、ばーさんにはツライものがある。最近首も痛いしなー、ま、これはアタシの姿勢が悪いせいなんだけど。で、

「あと23年のうちにはシニア・ワークに替えなくちゃ」

 な~んて考えていたわけですよ。しかし最近のオヤジの処遇を見て、

「これは神様が“23年なんてタルイことほざいてないで、とっとと探さんかい!?”と言っているのだな」

 と。家に帰ってくると、ついダラダラとYoutube見ちゃうレックスおばさんだが、このダラダラ時間をもっと有効に使わないといかん。もう、根がチンタラ怠け者人間なんで、時間を無駄にするのが特技なんだよな~。って、こういうの特技って言うのかい>自分。

 

この年では中々見つからないと思うが、がんばってみます。

 

人生百年だの、70歳まで現役宣言だの、巷ではいろいろ言われているが、やはり就活婚活の世界ではまだまだ20代、30代(前半)が圧倒的に強い。いや、強いなんてもんじゃない、はなから勝負にならない。時代が移って行こうとも、人間の価値観・考えはそう簡単に変わるものじゃないってことだな。

 

ただ、まだまだ婚活戦線で現役で闘っている(?)30代後半や40代の人はともかく、レックスぐらいの年になると男の人が(自分たちの年は差し置いて)女性にはより若い人を望む、というのはよく分かる。年齢差別だなんだというよりも、それって動物としての本能だからね、自分の遺伝子を残したいという。人間だって動物には変わりなく、何万年もその本能の元に生活してきたわけで、それが根本から変わる、というのはそう簡単にはいかないわけで。
(誤解して欲しくないのは、アタシは決して男の人のその手の考えを肯定しているわけでも支持しているわけでもない。ただ、こういう事実・現実がある、と言いたいだけだ)
 

最近の人間はこの「動物」という部分を忘れているけれど、案外この部分は未だに私たちの遺伝子の中にしっかり組み込まれている。あまりこいつに逆らって生きるというのも、何かしら反動があるような気がするのだ。

例えば「夜型」と言う生活。本来、人間と言う生き物は朝起きて、昼活動し、夜は寝るようにプログラミングされている。それはもう、太古の昔からそう決められているわけで、それに比べたら夜起きている生活がこれほど一般化したのは、たかだか5,60年、と言ったところではないだろうか。何万年と50年では比べるべくもない。

だから、夜遅くまで起きている生活は、確実に人間と言う生き物にストレスを与えるわけだ。
(って、お前が言うな→夜型人間レックス)

 


まあ結婚ウンヌンはさておき(こいつは一人ではできないのでwww)、普段の生活であまり動物的本能を無視、もしくは軽視しないよう注意しませう、というお話でした。

 

って、最後は仕事とは全く関係ない話になっちまったぜ。



 

2019年5月26日日曜日

人はすぐには変わらない(変われない)・・・・・・・


 
 
 
暑いっすね~、何なんだ、この暑さは!? 今からこんな状態では、一体夏はどうなっちまうんだ!? と戦々恐々とする夏大嫌いのレックスです。

 

いや、昔はアタシも夏が大好きだったんだよ、若い頃は。夏は何だか開放的でウキウキするし、旅行だ、キャンプだ、お泊り会だと、楽しいことがたくさんあった。おばさんとなった今となっては、んなものあるわきゃねーだろ、だし。

第一、  レックスおばさんが若い頃は、ここまで暑くなかったし!!(ここ大事)

 

そんなわけで、ウツ気分の今日この頃。

 

さて、このところ以前ほどその差別攻撃が影をひそめていた正社員オヤジ、レックスも内心、

「改心したのかな? ま、けっこうなことだけど」

 と少し見直していたのさ。全く差別がなくなったわけじゃないけど、以前のようにずっとイヤな作業を同じ人(特にレックス!)に押し付ける、ということはほとんどなくなったのだ。一時期は、

「一刻も早く転職を目指さねば!」

 と思っていたレックスも、

「これならあと2,3年はここで落ち着いた方がいいかな。別の仕事を見つけるのも大変だし、移ったところで良い職場とは限らないからね」

 と考え直していた。が、しかし・・・・・・

 

あんなヤツを信じたアタシがバカだった。ここへ来てまたまた差別攻撃がさく裂!

 

確かにね、仕事ができる人もいれば、そうでもない人もいる。遅い人もいれば早い人もいる。それはどこでも同じだし、仕方のないことだ。みんな同じ待遇にしろ! とは言わない。ある程度の処遇の違いは致し方ない。

 

だがね、どう見ても、どこから考えてもレックスと同じぐらい、あるいはレックスの方が少しは仕事ができるよ、な人が優遇され、レックスがとことん冷遇される、というのは納得がいかない。これはどう見てもフェアな待遇とは言えないだろう。

 

考えたのだけれど、これはつまり、レックスはそういう人だと思われている、決めつけられている、ということなのだ、と。こいつはこういう待遇をしていい人間だ、ということだよね。仕事ができるできないは、この際あまり関係ないのだ。

 
もちろん、レックスが群を抜いて仕事ができれば、こんなふうにはならないんだけどね。が、そこまではっきりとした差がない状態では、きっとこの「決めつけ」は変わらないだろう。私がいくらこの先がんばって仕事の効率を上げたところで、それが本当に誰が見ても明らかなくらいの「差」とならない限り、この待遇は変わらないのだ。

 

そして、こんなことは世の中ではよくあることなんだろうな、と思う。皆さんの会社にもあるんじゃないのかな。同じことをやったのに、Aさんはきつく言われるのに、Bさんはそうでもない、とか。

 

それに、この差別待遇はこの正社員オヤジの個人的な考えというより、この会社のシステムというか、会社自体の考え、価値観に基づいているのだと思う。だから、このオヤジも自分のしていることが周りの人間からこんなふうに思われているという自覚は全く無いんだよね。

 

実はうちの会社でまた一人、退職者が出る。40代前半ぐらいのシングル・ママさんだ。彼女はシングル・ママさんだから、もっと時給の高い職場の方がいいんだろうな、とは以前から思っていたのだが、しかしそれだけが退職理由とは思えない。

というのも、彼女も(若いけど)冷遇されていた組の一人だからね。

 

レックスとしては、

「もっと良い仕事が見つかって良かったね!」

 と思うが、正直、彼女がうらやましい40代ならまだまだ仕事はあるんだけど、レックスのようにもう8割がたシニアというのでは、変わりたくとも新しい仕事が見つからない。

しかし、羨ましがって自分の年齢を呪ったところで事態は一緒なので、レックスもがんばって新しい仕事を見つけなくちゃね、と思う。

 

ただ、これから四十九日に相続にと当分大忙しの日が続く。ひと息つくのは少なくとも半年後、ぐらいになりそうだ。転職活動はそれからだなぁ。

 

 

ああ、そうこうしているうちにまた月日は流れ、年をとってよけいに仕事がみつかりにくくなるんだよな~。
 
ったく、痛し痒し、なレックスおばさんなのである。
 
 
 
 

2019年5月21日火曜日

葬儀よりもその後が大変なんだよね~


 
 
 
ふぅ~、家族が亡くなると葬儀が終わってからが大変、と言うが、まさしくその通り、という事実を噛みしめている今日この頃。

ったく、遺産が山とある大金持ちだったらともかく、庶民も庶民、ど庶民のレックス家であっても、やっぱり何もないということはないわけで。相続って本当にめんどい&しんどい。しかもそれをほとんどレックス一人でやらねばならない。

 

まあ、まだまだこれからが本番なんすがね。それでもウチの場合はまだいい方だ。もちろん、遺産がそれほど多いわけではないこともあるけれど、何と言っても母の場合、クレジットカードも持ってなければ、車の免許も無い。もちろん、ネットなんて存在すら知らないから、どっかのサイトの会員になっているというおそれもない。そんな生活を送って来たので、

「あれを止めなきゃ、これの手続きしなきゃ」

 という心配は皆無。これからの高齢者はこうはいかないから、遺族はもっと大変だ。やはり、エンディング・ノートは必要だと思った。いざという時のためにね。アタシも用意しておかなくちゃね、と思ったしだいで。元気だから、と安心していたらレックス母のように認知症になっちゃった、ということもあるし。認知症の場合、中々自覚症状がないし、周りが気がついた時にはすでに遅し、ということがほとんどだ。特に、家族のいないレックスのような独り者は気をつけないと。

 

それと、ウチの場合相続人も少ない。レックス&姉のみ。ただね~、ここに一つ問題が。レックスとしてはやはり、これからこの家の片づけがひかえている、墓じまいもしなくちゃならないという現実が待っているわけで、

「きっちり半々というのは厳しいなぁ」

 という思いがある。ま、正直、

「ちょっと色をつけてよ」

 と。

ただ、よく相続は争続というので、お互い精神的なしこりは残したくない。私の場合、これからもし何かあったら姉に頼らなければならないことも出てくるだろうし。例えば、入院一つとっても、保証人が必要だ。ったく、独り者には生きにくい世の中だぜ。

 

ま、ともかく一日も早く無事に終わってほしい。

 

しっかしなぁ、なんか、この相続というものも年々面倒に、複雑になって行く気がするよ。レックス父が亡くなったのは20年以上前だけど、あの時はもっと大らかだったような。今はいろいろな犯罪が多いからかなぁ。

 

なんか、ため息が出ちゃいます~(でも、痩せません!)。



 

2019年5月19日日曜日

レックス、(無い知恵をちょこっと絞って)医療について考える


 
 
 
この間に引き続いて、医療のお話をば。

 

レックス母はアルツハイマーだった。この病気の治療薬は無い。あるにはあるが、治せる薬は今のところ存在しない。症状を遅らせるためのもの、である。が、その「症状を遅らせる」のも、実のところ、「効いてんだか効いてないんだか」イマイチよく分からない、というのが正直なところだ。ぶっちゃけ、

運が良ければ、効くかもね

 みたいなもんである。何しろ、アルツハイマーは個人差が非常に大きい病気なので、あの人に効いたからと言ってこの人に効くとは限らない。中々一筋縄ではいかないヤツなのである。

 

このアルツハイマーの薬だが、現段階で主に4種類ある。アリセプト、メマリー、あのレックス母が処方されていたイクセロンパッチ(飲み薬ではなく、パッチである)、それとレミニール。この中から医師が、

「まあ、こんなもんとちゃいまっか」

 と選んであれこれ処方する(ただし、アリセプトとイクセロンパッチを同時に処方する、ということはない。どれか一つ)、というのが一般的だ。

 

しかしながら、この脳神経に作用する薬というものは、中々副作用も強かったりする。精神病薬なんかもそうだよね。副作用強いでしょ。ウチの母も最初、アリセプトを処方されていたが、下痢がひどいのでイクセロンパッチに替えた。それでも時々お腹の調子を壊すので、レックスはこっそり量を減らしていたのさ。

 

で、ここからが本題ですよ。レックス的には、

「この薬飲むことで、どれほど病状に影響があるのだろう?」

 と非常に疑問だったわけですよ。年をとればとるほど、ある一つの症状をどうにかするより、身体全体のバランスというのか、調子を整える方がよろしいのじゃないか、と思えてね。特に、レックス母には困った周辺症状は皆無と言ってもいいくらい無かった。少しぐらい脳に薬で刺激を与えるよりも、身体が快調で心穏やかに過ごす方がいいのじゃないのかな、と。

 

が、果たして薬を飲んだ方がいいのかそれとも飲まない方がいいのか、それは同じ人間で比べるわけにはいかない。つまり、どちらがいいのかは永遠に藪の中なのである。もしどうしても比べたければ、一卵性双生児で全く同じ症状、程度の二人を全く同じ生活環境に置き、同じものを食べ、同じ日常生活を送らせ、片方は服薬し、片方は服薬しない、という実験を行わなければならない。しかも、少なくとも100ぐらいは必要だ。こんなの絶対に不可能だろう。

 

これと似たような話に癌がある。癌にかかると、もれなく標準治療がついてくる。つまり、「手術」「放射線治療」「抗がん剤」だ。ま、これ全部はやらない人もいるけれど、だいたいこれらを組み合わせて治療するのが「お決まり」だろう。で、ほら、ネットなんかでよく見るでしょ? やれ、「癌は切ったらダメだ!」「自然治癒力を高めて癌を治す!」等々。

これもさっきのアルツハイマーの話と同じで、果たしてどっちが正解なのか、それは永久に藪の中、だろう。だって、やはり同じ人間で比べるわけにいかないからね、手術した方がいいのかしないの方がいいのか。どうしても比べたければ、一卵性双生児で・・・以下省略・・・だ。

 

正直レックスもどちらが正解なのか、分からない。ただ、「この病気にはこの薬、あの病気にはこの手術」と何も考えずにあたかもベルトコンベヤーに乗った流れ作業品のように機械的に決めつけるのは、いかがなものか、と思っている。人間は一人一人違うからね。

それとね、やはり日本は薬の処方量が多すぎる。これは絶対に減らすべきだと思う。

 

ただ、医者の気持ちも分からないではない。むろん、一つには、

「薬を処方しないと儲からないだろ、見守るだけじゃ、金にならん」

 というのもあるだろう。が、何より医者として「何もしない」というのは、すごくストレスがたまるし、勇気のいることではないだろうか。

 

例えば、癌。もし、手術をして結果的にその後患者さんが亡くなられたとしても、

「私は精一杯やったんだ!」

 と言えるでしょ。でも、見守っているうちにその人が亡くなってしまったら、これは医者として非常にキツイことだし、家族からも、

「あの医者は何もしてくれなかった!」

 と責められる可能性が大だからね。一応、標準治療と言うものをやっておけば安心感と達成感が得られるわけだ。

 

まあ、私にしたところで、自分がもし何か病気になった時、どのような治療法を選ぶのか、というのは非常に難しい問題だ。やはり、

「皆が受けているんだから」

 というところで決めるのかもしれないし、もしかしたら「心霊治療」なんかにすがっちゃったりするのかもしれない(まあ、無いと思うけど。金が無いから・・・ああいうのってたいていバカ高い)。

 

いずれにしろ、自分の身体は自分が一番よく知っているわけだから、例え相手が医師という専門家だとしても、任せきりにしないで、自分で選択していきたいものだとは思っている。




 

2019年5月13日月曜日

サプリメントに気をつけろ?!


 
 
 
今回の母の死因は、ありていに申せば「老衰」。あらゆる臓器の機能が低下し、死に至った、ぶっちゃけるとそういうわけで。

 

中でも問題だったのが肝臓機能の低下と血圧の低下だった。で、ここからがレックスの独り言になるのだが・・・・・。

 

今、日本では血圧が少し高いとすぐさま血圧降下剤が処方される。130以下だったっけ? 確か。そして血圧降下剤というものは、一度飲み始めると中々途中で止められない。いつまでもダラダラと支給、もとい、処方される。

で、母もその血圧降下剤を長年飲んでいたわけだが、私の個人的な感想としては、

「薬、飲むほどじゃないんじゃね?!」

 というのが強くあって。

 

誰でも年を取ると多少血圧は高くなる。これは、どなたかも仰っていたが、「高くなる必要があるから、つまり身体が要求しているから、だから高くなる」のじゃないのかな、と思うのだ。

というのも、亡くなる前の数か月間、私が頭を悩ましていたのが、母のむくみ。特に足。年を取るとどうしても血流が悪くなる。それを補うというか、改善するために血圧が上昇するのでは、そんな気がするのだ。

だから、180とか190とか極端に高いのは別として、多少高いぐらいだったら薬で無理やり下げる必要ないのではないのかな、と。

 

どうも、今の日本の医療、血圧に、特に高血圧に目くじら立て過ぎのような気がするよ。むしろ、年をとったら極端な低血圧の方が問題は大きい。母も亡くなる直前は血圧が極度に低下していたしね。それでも、その少し前まで血圧降下剤が処方されていたようだし。これって、どうなのだろう。

 

それとね、肝臓機能の低下。母は酒が全く飲めない。甘酒で酔っぱらうような人だった。その母が肝臓機能が低下して死亡した。もちろん、一番の原因は加齢だろう。しかし、やはり「薬」もあったのではないのかな、と子供としてはどうしても考えてしまうのだ。

 

かなり以前から、私は母に認知症の薬を飲ませることに懐疑的だった。50代、60代、せめて70代ぐらいの若い認知症の方ならいざ知らず、もはや80も後半、90になろうかという人に薬を飲ませたところで、改善が見込めるとは思えない。そもそも認知症は完治しない病だ。

何より母には認知症による困った症状、徘徊とか暴言・暴力、妄想、感情の起伏、などといったものが一切見られなかった。記憶は確実に失われていったし、空間や時間の認知障害も顕著だったが、しかし周辺症状は無かったのだ。そんな母に薬を飲ませる意味があるのだろうか、と。

 

というのも、この認知症の薬、これがけっこう副作用があってね。まず、お腹にくる。母の場合は下痢。どうだろう、お腹の調子が悪いと、高齢者の場合、確実に体力等が失われていくと思うんだよね。だから、在宅介護をしていた時には、医者には内緒でこっそり薬の量を減らしていた。しかし、それで病状が悪化したということもなかった。

 

何だか、母の肝臓機能が低下したのは、こうした薬のせいもあったのではないだろうか、そんな気がして仕方がない。

 

でも、私には医学の知識があるわけではないし、あくまでもこれは私の個人的な感想に過ぎないので、これが正しいなんて言いきれない。ただ、今の日本は高齢者に薬を処方しすぎているのでは、と思えて仕方がない。

 

で、タイトルなんだけど、美容と健康のためにサプリメントを飲んでいる方も多いことと思う。でも、サプリメントもしょせんは薬の一種。過ぎたるはなんたるかで、あまり飲みすぎるのはいかがなものかな、と思う。あなたの大切な肝臓のためにね。ま、若いうちはいいんだけど、年取ってから出るような気がする。

 

レックス、薬はなるべく飲まないようにしている。レックスの持論、「薬は飲まずに済むなら飲まない方がいい。手術はやらずに済むならやらない方がいい」。結局自然が一番ってことかな。

 

それにしても・・・・・こんなこといろいろ考えていると、(母の介護について)本当に悔いが残ってしまう。まあ、悔いの残らない介護なんて、ないんだけどね・・・・・。
 
 
 
 

2019年5月12日日曜日

地獄の沙汰も金次第・・・・・・


 
 
母の葬式に始まり、その後片づけで終わった今年のGW、気がついたら世の中は令和だった。私ももう2年以上一人暮らしなので、よく一人暮らしカテのブログを拝読するのだが、中に、

GWはどこへも行かなかった~!」

 という記事にお目にかかる。私も当然そうなのだけれど、今年は何しろ葬式に始まり葬式に終わったという感じで、寂しさやつまらなさを感じている余裕も無かった、というのが正直なところだ。

 

しかも、GW明けは仕事が珍しく忙しくてね。相変わらず正社員オヤジは差別しやがるし、やっと昨日、今日でひと息ついた、って感じですよ、ヘコヘコ。

 

 

ところで、表題。

そう、やはり昔の人は賢い! エライ!! 

当初より私も姉も、

「母は家族葬でなるべく質素に」

 と申し合わせていた。呼ぶべき人もそれほどいないし、我々も社会的地位のある人間というわけじゃない、喪主(私のことね)に至っては「ただのパート勤めおばさん」である。

で、その通り家族葬にしたのだが、なんやかんやでやはり100万ほどかかってしまった。列席者なんて、レックス入れても13名ほどだったのに、だ。調べてみたら、レックス居住地域ではやはり平均110万ぐらいはかかるみたいだ。家族葬でそれぐらいかかるとしたら、一般葬だったら一体いくらになるの!? と。

 

で、その100万だけど、葬儀社に支払う金額もさることながら、寺の坊主に渡すお布施、これがなんともかんともなのだよ、ワトソン君。詳しくは言えないけどね。

レックス家はすでに祖父の代からの墓を持っている。一応、檀家ってやつですか。葬式をやるについては、この寺を無視するわけにはいかない(無視したかったけど。レックス、坊さんが好きじゃない)。

 

実は、今回母の死をきっかけに墓じまいをして、永代供養墓にしたかったのだ。レックスには子供がいないし、このままではどっちにしろいずれは墓を継ぐ人がいなくなるからね。

が、まだ父の兄弟(つまりはレックスの叔父叔母)が存命なので、墓じまいをするわけにもいかず。何しろ、じーちゃんやばーちゃんの骨も入っているので。今墓じまいをしてしまったら、叔父叔母からクレームの嵐が吹き荒れる。

 

いや~、この寺、坊主、これが実にクセモノだ。この後も四十九日、一周忌、三回忌と、まだまだ金がかかる。「坊主丸儲け」とはよく言ったもので、昔の人って本当に賢い!

 

本当は、供養って気持ちが一番大切だと思うんだけどね。亡き人を弔う気持ち、成仏を願う思い、それが一番の供養じゃないのかなぁ。それが、全て「」となる。何だかなぁ、と思う。

 

それでも、遺族として、

「さあ、どうします? どれにします?」

 と迫られたら、

「あんまりケチケチしたら(亡くなった人が)かわいそうだよね」

 とつい考えてしまう。足元を見る、っていうのかなぁ、葬儀関連はどうもそういう場面が多い気がするよ。

 

ウチの場合は母がきちんと葬式代やら何やらのお金を残しておいてくれたので、そういう意味では困らなかったが、それにしても貧乏人はおちおち死ねないよね、と感じてしまった。

 

だけど、寺は少しもうけ過ぎじゃないのかなぁ。直葬や永代供養墓にする人が増えているというのは、実によく分かるよ。

 

レックスは子供がいないし、墓には入る気はない。そもそもあの坊主に拝んでもらったら、反って成仏できねーよ!?
 
死んだら海に散骨して欲しいな、と思っている。これからはいろいろなタイプの葬式や墓が増えるのかもしれないね。