2020年6月16日火曜日

何か、健全な家族連れの踏み絵、って感じなのかな




レックスは「東京ネズミ―ランド」・・・・もとい! 「東京ディズニーランド」に行ったことがない、一度もない、全くない。関東に住んでいながら、こういう人は多分とっても珍しいのだろうな、と思う。アタシの友だちもほとんどが行ったことがあるみたいだし、パート先の同僚の皆さんに至っては、おそらく行ったことがない人は皆無だと思う、アタシを除いて。

 

特にあそこがキライということもないのだが、アタシが子供の頃にはまだディズニーランドはなかったし、例えあったとしてもウチの親はそんなところにホイホイ連れて行ってくれるようなタマではなかった。大人になってからも特に、

「ねえ、行こうよ!」

 と誘われることもなかったので、ついそのままになってしまったのだ。一度だけ、入り口近くまで行ったことはある。友だち4人とドライヴに出かけて、ディズニーランドの近くを通ったのだ。

「せっかくだから、ちょっと寄ってみる?」

 と無知な我々は軽く考えたのだが、入り口にズラッと続く入場待ちの車の列を目の当たりにし、そのまま回れ右した。ま~、当たり前なんだけどな、考えてみれば。中に入るだけでも〇時間待ちだなんて、アタシらにとっては想像を絶する世界だったよ。

「なんで、たかが遊園地に入るのに、そこまでしなくちゃいけないの!?」

 なんてな。いや、あそこは「たかが遊園地」以上の存在だって、無知な我々は知らなかったわけで。

 

その後も特に行く機会もなく、行きたいとも思わず。ま~、レックスに子供がいたり、「絶対に行きたい!!」なんてだったら、1度くらいは行ったのだろうけど、幸か不幸かそうした事態には至らず。

 

何しろ、レックスは人混みがキライ。人で混雑している場所、状況が大嫌いなのだ。だから、お祭りとか花火大会とかも苦手で、よっぽど人から誘われない限り、行かない。アトラクションに乗るのに1時間も2時間も待つなんて、レックスには無理な話だ。

 

それに、今となってはあれほど好きだった「絶叫系アトラクション」も受け付けなくなっちゃったし。ディズニーランドには行ったことがないけど、他のそこまで混雑していない遊園地には、このアタシでも人並みに行ったことがある。若い頃はジェットコースターとか、大好きだった。あの手の施設に行くたびに必ず乗っていたよ。若い頃ってどうしてああいうのが好きなんだろうね。今じゃ、考えただけで震えがくるよ。

お化け屋敷系も今となっては苦手種目の一つだ。オカルトとかクラシック・ホラーとか好きなくせに、怖がりだからさ。

 

そうそう、お化け屋敷と言えば。まだレックスが子供の頃、地元の某デパートの夏だけやっているお化け屋敷が「怖い」と人気だった。ある時、横浜からいとこが遊びに来て、いとこ・レックス姉・レックスと3人でそのお化け屋敷に遊びに行った。本当に怖くて楽しかったんだけど、途中で道順が分からなくなっちゃったんだよね。

「ここからどう行くんだろう?」

 と3人で話していたら、後ろにいた「お化けさん」が、

「そこの橋渡って、まっすぐです」

 と教えてくれたんだよね。

「あ、ありがとうございます!」

 とお礼を言って、無事に出口にたどり着けた。いや~、親切なお化けさんだった!?

 

ところで、ディズニーランド。パート先ではよくディズニーランドが話題になる。もちろん、お子さんがらみの話が多いんだが、同僚の皆さんたち自身もけっこう楽しんでいる様子だ。何と言うか、家族のいる人には必須の通過儀礼、言わば一種の踏み絵という感じ? レックスが1度も行ったことがないと分かると、引かれそうなので、適当に口裏を合わせている。ほら、アタシ小心だからwww

 

まあ、特にネズミーランドに恨みはないのだが、行きたい人もいれば行きたいと思わない人もいる、ということで、ふとこんな話をしてみたくなったのでした~。





2020年6月13日土曜日

夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか・・・・・・





レックスは毎日のように夢を見る。たいていの場合、夢の内容は目を覚ますと同時に忘れてしまう。だが、中には印象に残る夢もあって、今でもそんな夢のいくつかがしっかりと脳裏に焼き付いている。




例をいくつか挙げると。

まず、人を殺す夢・・・・この時はカラーの夢で、真っ赤な血の海の中にレックスが一人、凶器を手に呆然と立ちつくしている。足元には見知らぬ人の死体が数体、というかなりショッキングな内容だ。何で人を殺すに至ったか、と言う点に関しては、夢の中では全て省略されていた。いや~、これを見てからしばらくは、

「もし、正夢だったらどうしよう!?」

とびびっていたよ。死刑判決を受け刑の執行を監獄の中で待っている夢(ちなみにこの二つは特に連動していたわけではない)というのもあったな。鉄格子のはまった監獄の小さな窓を見上げ、

「どうしたらここから脱獄できるだろう」

とばかりひたすら考えている哀れなレックスがいじらしかった(?)。そうそう、体長二メートルの巨大ゴキブリに襲われる夢、こいつは怖かった、実に怖かった。恐怖映画でもこれほど怖いヤツに当たったことはない。泣きながら目を覚ましたよ。思わず、

「どっかにマジモンがいるんじゃないだろうね」

と部屋の中を見回してしまったぜ。



中でも忘れられないのは、次の夢だ。店主が一人でやっているひなびた田舎の美容院に、よれよれのレインコートを着たうらぶれた中年男がふらりと現れる。男は巨大な唇のオブジェを小脇に抱えており、無料でいいからこの店に置かせてくれ、と店主に頼み込む。店主は渋々承知するのだが、男はそのまま、どこへともなく消えて行く。そこへ客が現れ、店主は客の髪をセットし始める。その間に、手が滑ってブラシを落としてしまう。拾おうとかがみ込むと頭上で悲鳴が聞こえ、身体を起こすと唇のオブジェが客を食べているところを目撃するのだ。巨大な上唇と下唇の間から、ダラリと垂れ下がる客の下半身。腰を抜かす店主を尻目に、オブジェはふわりと宙に浮き出し、そのままフワフワと店を出て行ってしまう、歌を口ずさみながら・・・・・・。そして場面は変わり、とある大きな洞窟の中に例の中年男がぼんやりとしゃがみこんでいる。そこへ1人の刑事が乗り込み、

「おい、唇のバケモンが人を食うだなんて、何かのごまかしだろ。ホントはお前が殺したんだろ!」

と男に向かって叫ぶ。すると、男は黙って力なく洞窟の奥を指さす。すると、奥からデカイ唇のオブジェがフワフワとこちらに漂いながら姿を現す、歌を口ずさみながら。呆然と立ち尽くす刑事・・・・・というまるでB級ホラー映画のような夢なのだ。このまま、三流のホラー小説が書けそうな気がするほどだ。いや、アタシにもしも文才があったなら、

「この夢を下敷きに小説を書いて、和製スティーヴン・キングも夢じゃない!?」

 と妄想するほど。我ながら、

「なんちゅう夢見るのかね」

 と言いたくなる夢の数々。



しかし、いずれも見たのは10代、20代、せいぜい30代前半頃までで、ここ最近はすっかりインパクトのある夢とはご無沙汰していた。

「年を取ると感受性が鈍くなるのか、夢も愚鈍になっていくのね」

 なんて思っていたのだが。つい数日前に久々に強烈な夢を見たぜ。



夢の中で、アタシは目を覚ます。そして、枕もとの時計代わりの携帯に手を伸ばし、時刻を確認する。

「まだ、5時14分か・・・・・」

 あと1時間は眠れるな、と考え、夢の中で再び眠りに落ちる。と、それからほどなくして、本当に目を覚ましたアタシは、

「何時だろう?」

 枕もとの携帯を確認した。すると、なんと! 時刻は5時14分!! 

「え!?」

 一気に眠い目がバッチリ覚めちまったよ。でもまたすぐに寝たけど。



これって、何を意味しているのだろう、と考えてしまった。ただ、夢の中と思っていた最初の目覚めの時、実際に(夢うつつで)目を覚ましていて、時刻を確認したのかもしれない。で、少し経っているような気がしていたけど、そのあとすぐにまた目を覚まして同じ時刻を見たのかもしれない。でもな~、感覚では少しインターバルがあったんだよね。



ともかく、昔から夢分析やら夢判断やら夢占いやらと、何かと人間、おかしな夢は気になるものなのかもな。このおかしな夢の数々、何かの役には立てないものだろうか、とふと頭の中でそろばんをはじいてしまう、実生活では役立たずのレックスである。




2020年6月4日木曜日

最近の40代、50代の主婦の皆さんって、どうしてあんなに小食なんだろう・・・・





レックスは一緒に働く同僚パートさんたちの中で、一番ちっこい。以前にレックスよりやや小柄な人が二人いたのだが、どちらもすでに辞めてしまったのだ。んで、レックスは一緒に働く同僚パートさんたちの中で一番年長でもある(多分)。以前、レックスと同じもしくはちょっと上? という人が二人ほどいたのだが、どちらも・・・以下等分・・・・・。



しかし、そんなレックスだが、実は持って行く弁当は誰よりもデカイ!



ね、ね、どうして今時の40代、50代の主婦の皆様方って、あんなに小食なの~!? ほんと、皆様のお昼のお弁当を見るたび、正直びびってしまう。中には、

「これじゃ、アタシにはおやつだよ」

 という人も。



この間、お昼休憩の時に食事の話になって、

「最近、12時じゃ、お腹空かな~い!」

「もう、家族がずっと家にいるとめんどいよね。すぐに“お昼、ナニ?”って聞いてきて。さっき食べたばっかじゃん、もうお腹空いたの?! って言いたくなっちゃう」

「なんかさぁ、この年になると食べたいものとかなくなるよね、これが食べたい! とかあんまりなくて・・・・・」

 などと。思わず、

「えええ~?! マジで~!?」

 と言いたくなった。



レックスは仕事が休みの日はつい、寝坊してしまって朝ご飯が9時頃になることがある。が、それでもお昼ご飯はしっかり食べる。だいたい12時半頃だけど。え? ブランチ?! そんなものは、アタシの辞書にはない。もちろん、夕飯も食べる。お休みの日に、

「今日のお昼は何を食べようかな~♪」

 とあれこれ考えるのが、レックスの楽しみの一つだ。もっとも、じぇんじぇん大したもの食べるわけじゃないんだけどね。あ、そうそう、おやつも食べまふ。



外食も実はけっこう好きだったりする。このところコロナで全然外食できないので、とっても残念。

「次回はどこで何を食べようかな~♪」

 と考えるだけでワクワクする。いや、これも全然大したもの食べるわけじゃないんだけどね。友だちと一緒の時もあるけれど、一人でも全然OK! ゆったりと優雅に(気分だけでも)カフェでお食事、なんてサンドイッチとコーヒーだけでもいい気分転換になる。本を読むのもいいなぁ。ともかく、「食べる」ということは我が人生において最大にして唯一・・・ではないけどともかくかなり大きなパートを占める喜びなのだ。



なのに! まだレックスよりも若い世代(60から見れば50は若いからねwww)の主婦の皆さんが、そこまで食べることに意欲をなくしている現状に愕然とした。



これって全体的な傾向なのかな、それともたまたまレックスの周りがそうなのかな。

確かにレックスは少し食い意地が張りすぎな気もするが、でも、食べるって楽しいことだと思うんだけど。



今回のコロナ騒ぎでつくづく思った。日本は食料の大部分を輸入に頼っている。今回のように世界規模で何かが起きた場合、食材が入ってこない、という事態が起きない、という保証はどこにもない。今は飽食の時代などと呼ばれているが、食べ物が溢れる状況は、ほんのここ最近のことなのだ。人間は長い間飢餓と戦ってきたのである。



だから! 食べたいものを食べられるときに食べておこうではないか! というのがアタシの持論の一つである。今この目の前にあるこのあんみつ、こいつを今食わなきゃ、もしかしてもう食えなくなるかもしれないんだよ!? だったら今食おうじゃないの! と。



食べたいものを食べられるときに食べておく、アタシにとってはこいつの方が太るより何より大事なことだ。



それにしても、皆さん、本当に小食だなぁ。ってか、アタシが大食なのかな・・・・・