2018年9月30日日曜日

副業と言ってもいろいろと難しいんだね・・・・・・・と台風におののきつつ今日も就活サイト巡りをする♀一人


台風、恐いよう~!!

 

何だか、史上最大の大型台風(と言うと大げさだが)が来てますね。東海地方はあの伊勢湾台風並みとか・・・・。生息年数ではひけをとらないこのレックスも、さすがに伊勢湾台風の記憶はないが、ものすごい台風だったということぐらいは知っている。

 

何しろこのレックス家、古くてボロくてデカイ。大きな台風が来るたび、「もしも、倒壊したら!?」と心配になってしまう。だったら、さっさと解体して他に移ればいいのだが、やはり経済的諸事情やその他もろもろのしがらみがあり、中々そうもいかない。

私の希望としては、このままあと5年ほど住み続け、その後12年かけて次なる住処を探し出し、移り住み、今の家は解体するか奇跡的に売れれば売る・・・・・・。しかし、そううまくいくかな。

親の古い家を持っている方、私と同じような心配&悩みを抱えている人も多いのではないだろうか。

 

ともかく、私の住んでいる地域はもちろん、その他の地域もなるべく被害が出ないよう、神に祈るばかりです(苦しい時の神頼みの典型)。

 

さて、思ったよりも収入がグッと低くなってしまっているので、副業を考えているレックス、いろいろと単発の仕事を調べている。幸いなことに今の仕事は休みが多いので、1ヶ月に1日~2日、空いた時間を有効活用して働く、我ながらグッドアイデアである(自画自賛)。が、せっせと調べていて初めて知ったのだが、どうやら今は派遣法で派遣の日雇いの仕事はかなり制限されているようなのだ。もちろん、全くNGというわけではなく、60代以上や学生、主たる年収が500万以上の人はかまわない。それと、ご主人の年収が500万以上の主婦の方もOK。

だが、これ、

年収が500万あったら、単発の仕事をわざわざやる必要、あまりないような?

 と思うのは私だけだろうか。派遣労働者の権利を守るためなのだろうけど、どうも上の方々のやり方は今少しピントがずれている気が・・・・・。まあね、法律作る人達は単発の仕事をやろうなんて、あるいはやらなくちゃならないなんて環境に置かれたことはないだろうからね。下々の状況など、中々正確に認識できないに違いない。

 

ってなわけで、また新たな方法を見つけ出さねばなるまい。

 

もっとも、単発仕事の全てがダメということではなく、あくまで派遣に限った話なので、直接雇用のアルバイトという手はまだ残っている。後は、やはり内職関係ですかね。

 

まったく、貧乏性と言うのか、真正ビンボーというのか、セミリタイアを志して今の仕事を選んだはずなのに、気がつけばせっせとやりくりに頭を悩ませている。三つ子の魂百までと言うが、人間持って生まれた性格はちょっとやそっとでは変わらないのだろう。

 

そうそう、話は変わって。とりあえず少しは活動しなければと、地元のオリンピックのボランティアに応募してみた(一応)。これは、正式なオリンピックのボランティアではなく、あくまで地元での活動だ。何でも、道案内をしたり周辺を紹介したりする(らしい)。活動期間はオリンピック開催中に3日間ぐらいということで、それぐらいなら何とか都合もつきそうだ。年末にならなければ採用になるかどうかは分からないのだが、まあ、このぐらいのゆるい自由な活動が、私にはちょうどいいだろう。

 

皆さんも、正式なボランティア以外にもいろいろなボランティアを募集しているようなので、興味のある方は地元の自治体のホームページをご覧になってみてはいかがだろう。

 

採用されるといいなぁ~! (でも、おばさんだからなぁ・・・・イジイジ

2018年9月23日日曜日

この期に及んで履歴書作成に無い知恵を絞る50代後半♀


会社のやり方や、短時間勤務の多さに転職&副業を思いついたレックス、先立つものは履歴書である。しかしこの履歴書作成というのが、中々に厄介な代物なのだ。先の8ヶ月超に渡る就活の間も、この履歴書作成には苦労させられた。

 

何しろ、私がせっせと履歴書を作っていたのは30年以上も前だし、いつ卒業したのか、なんてもはや忘却の彼方だ。もしも卒業年度を間違えでもしたらエライことである。

まあ、その辺りは調べれば分かることなのだが、気になるのはやはりこれだ。

「受かりやすい履歴書の書き方とか、あるのかな?」

 ただでさえ50代後半というハンディを背負っているこの身、少しでも受けの良い履歴書を作成したいではないか。

 

ちなみに、今の時代、履歴書はパソコンで作成する派とあくまで自筆にこだわる派に分かれるようだが、私はパソコンで作成する派である。理由は簡単、字が下手だから。思わず目を引く美しい字というのならともかく、

「小学生が代筆したのか!?」

 というレックス文字、自筆は返って逆効果である。時々、

「履歴書は必ず自筆で」

 という所もあるが、そういう所は迷わずパスする。自筆と指定するからにはそれなりの理由があるからで、やはり字がきれいかどうかを見たいのだろうと思う。そんな所に私の字で書いた履歴書を送ったところで受かるはずがないし、お互いに時間と手間の無駄、というものだ。

 

しかし、いい時代になったものよのぉ~。私の若い頃は履歴書をパソコンで作成なんて考えられない時代だったので、いくら字が下手くそでも書くしかなかったのだよ。ああ、1通作成するのに、一体何通履歴書用紙を無駄にしたことか!? 
それに、パソコンが普及したおかげで、字の美しさを要求されることも少なくなった。レックスが「ギャル(死語)」だった頃は、字が綺麗なことは大変な武器だったのである。字が下手な者はその逆ね、私みたいに。

 

ま、それはともかく。

 

さて、実はレックス、けっこういろいろと資格を持っている。が、この資格とやらがクセモノで、私の持っている資格はちょっと勉強すれば誰でも取れるような民間資格ばかり。あまり就活の助けにはなってくれそうもない。それでもこの年で資格欄が空欄というのもあんまりなので、私は「枯れ木も山のにぎわい」とばかり、ありったけの資格を書き込んでいたのだ。と・・・・・

 

とある「履歴書の書き方」の中に、

「資格は、応募しようとしている職種や仕事に関係のありそうなものを書きましょう。無関係のものをあれこれ書き込むのは、あまり良い印象を与えないこともあります」

 と・・・・・・。

 

「ええ~!? そうだったの!?」

 そうかぁ~、持ってもいない資格を書き込むのはNGだけど、持っていても書かないのは別にかまわないのね。まあ、確かにすっご~く難しい国家資格というのなら話は別だけど、私みたいに「これ、なに?」みたいな資格をあれもこれもと書き込むのはなぁ~、あまり意味がない、っつーか、返って笑われるのかもなぁ~。これからはちょっと考えて書こう。

 

とまあ、少しお勉強したレックスだった。ただ、どの会社に何を書いて何を書かなかったか、忘れてしまうので、コピーをとっておくことはお約束だ。

 

というのも、派遣である会社を受けに行った時、派遣会社と派遣先の会社に提出した履歴書の資格欄の内容が、異なってしまったのさ。あの時は焦った。経歴詐称をしたみたいじゃないか。履歴書を2通出す必要がある場合は、要注意だ。

 

まったく、いつでもどこまでもつめの甘いレックスだった。

(皆様もお気を付けを、って私だけですかね、こーゆーそこつものは)

2018年9月20日木曜日

高齢者の入院は、忘れた頃にやって来る・・・・・(ちなみに子供も)


母が入院した。

先週の土曜日だ。これはあくまで私の独断と偏見だが、高齢者と子供、特に小さい子供って、急に倒れる。さっきまで元気だったのに、突然具合が悪くなる。母も、その3日ほど前に私が特養にたずねた時には特に変わった様子もなく、お土産の水羊羹をペロリと平らげていたのだ。それが・・・・・・。

 

思うに、高齢者も子供も、急に具合が悪くなると言うより、自分の体調の微妙な変化を認識できないのだろう。ちょっと頭が痛い、消化が良くない、なんかいつもと違う、等々自分の身体に起きている変化に気がつかない。

また、気がついてもそれを適切な言葉で表現する、他の人に伝えるということが難しいのだろうなぁ。特にウチの母の場合は認知症だからね。

 

母は入院の前日に3度嘔吐したらしいのだが、次の日にはそんなことケロリと忘れて、

「別に何でもないよ、お腹悪くないよ」 

 だものなぁ。仕方ないけどね、やはりこれはすごく損。どうしてもこちらのケアが後手後手になってしまう。

 

それに、子供と高齢者、突然具合が悪くなるところは一緒なのだが、肝心の点で異なっている。子供の場合は悪くなるのも早いが、良くなるのも早かったりする。生命力が強いからね。しかし、高齢者はそうはいかない。とにかく、この両者は要注意だ。

 

で、久々の入院となったわけだが、これもね~、何しろ、自分が病気をしているという認識が無いものだから、大変なのよ。検査をしようとしている看護師さん達をしり目に、
「娘が来るまでは、私は何もしません!」
 と啖呵を切ったらしい。らしいというのは、ちょうどその時、私はその場を離れていたから。認知症と言っても、なぜかこーゆー時はがぜんピシッとしてしまうんだよなぁ、なぜ?! しかも、私が戻るととたんに大人しくなってしまう母。母の頭の中は、今一つ分からん。

それと、今、母は点滴だけで食事を禁止されているのだが、私が見舞いに行くと、早速、

「レックスちゃん、おせんべ持ってる?」

 う~む、さすがに食いしん坊の血は健在だ。

「ごめん、無い。って言うか、まだ食べちゃダメなの。先生が許可してくれたら、何か持って来るから」

 一応、これで納得・・・・・・するわけがない2分後には、

「レックスちゃん、甘いもの、ある?」

 今度は甘いもんかい!?

 

見ているこちらも辛いのだが、こればかりはどうしようもない。

 

しかし、今は病院もとてもきれいに、便利になった。入院着はレンタルだし、多床室も小奇麗で快適だ。私の部屋よりよっぽどナイスですよ、マジで。
 
今を去ることウン十年の昔、私が盲腸を手術した時には、一部屋に8人つめこまれていましたからね。それでもやはり高齢者は住み慣れた所が一番らしい。まだ入院したばかりだと言うのに、

「今日、退院するの? 先生、今日退院って言ってたよ」(な訳がない)

 と矢の催促だ。きっと、特養の慣れた自分の部屋が落ち着くのだろう。高齢者、中でも認知症の人は環境の変化に弱い。健康な人でも入院するとせん妄症状が出たりするので、高齢者の方が入院する時にはご注意ください。

 

今は一日も早く体調を整えることが先決だが、やはり気になるのは、このアルツハイマーである。慣れない病院暮らしでどうしても症状が進んでしまう。昨日もおかしなことを言っていたよ。もう、20年以上前に亡くなった飼い猫のことを、

「今でも元気に走り回っているのかい?」

と・・・・・・・。なるべくちょくちょく病室に顔を見に行って、話をするようにする、ぐらいしか思いつかない。

 

しばらく気も身体も休まらない日が続きそうだ。

 

余談ながら、母の病院には多目的ルームのようなスペースがあり、とっても眺めがいいです。そこでお気に入りのコンビニのパンを食べるのが、目下のささかな楽しみです。早く母と一緒にここで食べられるといいんだけど

 

2018年9月15日土曜日

介護離職すべきかやらざるべきか、それが問題だ・・・・


仕事を持ちながら介護を担っている人間にとって、これは永遠の問題だろう。

介護離職すべきかそれとも働き続けるべきか、介護離職するとしたらいつするか、頭の痛い問題だ。

中には、

「仕事を辞めたいけれど、経済的な理由から辞められない」

 という人もいるだろうし、逆に、

「仕事を続けたいのに、周囲から辞めて介護に専念するよう、プレッシャーをかけられている」

 という方もいるのではないだろうか。

 

周りの人達は実にいろいろなことを言う。私も言われた。私の場合は、

「絶対に仕事を辞めてはダメ! この先、あなたの老後はどうなるの!?」

 という言葉だった。結論から言えば、仕事を続ける、辞める、辞めるとしたらいつ辞めるか、それを決めることが出来るのは、あなた自身しかいない。自分で決断するしかないし、すべきである。

「仕事を辞めるな」

 と言った人が、例えばあなたが介護と仕事の重圧に負けて病気になってしまったとして、面倒を見てくれるわけではない。同じように、

「仕事を辞めて介護に専念しろ」

 と言った人が、介護が終わった後、あなたに仕事を世話してくれるわけでもない。

 

仕事を続けるにしろ辞めるにしろ、そのどちらにもメリットとデメリットがある。どちらが良いとは言えないし、そもそも介護に正解はない。それに状況や環境も人それぞれだ。私自身は母を在宅介護して良かったと思っているし、仕事を辞めたことも今のところ、後悔してはいない。だが、だからと言って他の人に同じことが言えるかと聞かれたら、それは分からない。自分にとって何が一番良いのか、それを決められるのは、自分だけだ。

 

私自身の話をすれば、最初に母を在宅介護することになった時、仕事を辞めることなど全く考えていなかった。それは仕事をどうしても続けたいという強い思いがあったわけではなく、(退職を)思いつかなかった、という方が正解だ。そして、考える間もなく平均睡眠時間4時間の怒涛の介護生活が始まってしまったのだ。

 

ここで一つ提案があるのだが、何かを考える時にはやはり「ゆとり」が欲しい。私は毎日目の前の生活に追われて、全く考える暇がなかった。人間あまりに追い詰められると、頭が働かなくなる。もし使えるのならばたとえ1ヶ月でも介護休暇を使うべきである。

1ヶ月で何が出来るんだ!?」

 と思われるかもしれないが、これは何かをするための時間というより、何をしたらよいか考える時間なのだ。仕事を続けたいのか続けたくないのか、続けるとしたらどのような環境をどう整えるべきか、その手筈、段取り、そんなことをこの1ヶ月の間に行っておく。

 

私が介護離職を決めた時、実は決めていなかったのだが、それは本当に唐突だった。あの日、いつものように私はパソコンに向かって、データを入力していた。と、何を思ったか、傍らの上司を振り返って、いきなり、

すみません、私仕事辞めさせていただきます

 と言ってしまったのだ。言ってしまってから、自分で自分にびっくりした。なぜって、退職を申し出ようなんて、今の今まで全く考えていなかったからだ。口がかってに開いて、かってにしゃべってしまった、そんな感じだった。

 

確かにその少し前から、変調をきたしてはいた。2時過ぎにベッドに入る。明日は6時起きだ、4時間しか眠れないぞ、さあ寝よう、と思うのに、中々寝付けない。そうかと思うと、中途覚醒してしまう。身体は疲れているにもかかわらず、眠れなくなってしまったのだ。体重はどんどん減ってしまう。40㎏を切った時点で、私は量るのを辞めてしまった。

38㎏になっちゃった」

 などとなると、よけいにガックリきてしまうからだ。確かに私は背が低いので、40㎏でも骨と皮というわけではないが、やはり30㎏台はキツイ。

「このままいくと、病気になってしまうのでは」

 という漠然とした不安はあった。しかし、仕事を辞めようとは考えていなかったのだ。それが、自分でも思ってもいなかった「退職宣言」である。

 

思うに、私よりも身体の方が決断してしまったのだろう。
「このままじゃ、病気になっちゃう!」
 と。それはそれで正しかった。
が、やはりいい年をした社会人が、あの「退職宣言」はいただけなかった。これは今でも反省している。

 

だから、皆さんは私の轍を踏まないためにも、無理をしてでも「ゆとり」を生み出して欲しい。そして、自分は本当はどうしたいのかを見つめよう。結局、自分のことは自分が一番知っているのだから。

2018年9月5日水曜日

セールス電話のおばさんに、自分の姿が重なる50代後半♀


今回の台風は、本当に恐ろしかったですね。やはり、自然の脅威の前には人間の力なんて、小さなものだと改めて思った。レックスの住んでいる所ではさほどの被害はなかったが、大きな被害が出た所も多く、胸が痛む。ホント、レックス家は古くてボロなので、他人事じゃない。

被害に会われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
 

さて。
昨日、たまたま仕事から早く帰ってきたら、電話が鳴った。最近はよほどの緊急時でもない限り、友人たちとは全てメールでのやり取りだし、姉や親類もめったにかけてこない。そもそも友人の数も少ないレックス。電話が鳴ることはほとんどないので、

「誰かな?」

 と思って出てみると、ありがちなセールス電話だった。

「リサイクル・ショップのウンヌン、奥様のご家庭で不要なものがございましたら、カンヌン・・・・」

 というような。ま、細かい突っ込みを入れさせてもらえるなら、レックス家に奥様などというけっこうなものは存在しないのだが、それはそれ、これはこれ。

 

古くてボロくて、おまけにかつて大家族であったレックス家には、実は不用品は山ほどある。私にもその全容は把握できていないほどだ。が、この手の電話をかけてくる業者を、私は一切信用しないことに決めているので、ここはきっぱりと断ろう、としたのだが、その電話の相手が気になった。

 

どう見ても、いやどう聞いても、電話の向こうに居るのは、かなり年配の、それもあまり仕事経験は無さそうな女性。そう、私と同じおばさんと呼ばれる1人である。そのおばさんが、マニュアル通り(多分)に必死に私にセールスをかけてくるのである。

 

最近、転職を志しているレックス、就活サイトなどにはできるだけ目を通すようにしている。すると、思った通りというか、やはり私の年齢でトライできる職場はほとんどない。その中で時たま、「コールセンター」の文字が目を引く。60でもOK! 時短勤務も対応! 無理なく働けます! おいしい文句が並ぶが、よくよく読んでみれば「ちょっとあやしげな感じがするんだけど、ここ・・・・」な所がほとんどだ(あくまで私の感想だが)。まとも(?)なコールセンターは、やっぱり30代・40代を募集している。きっと、私のところに電話してきたおばさんも、そんな(ちょっとあやしげな)コールセンターの1つに職を得た1人なのだろう。何だか、少し先の自分の姿をそこに見るようで、そっけなく電話を切るのがはばかられた。

 

もちろん最後には断ったのだが、

「自分も転職活動の際にはよくよく気を付けないとな。おばさんを積極的に採っている職場っていうのは、やっぱり何かわけがあるよ。調子に乗って、焦ってすぐに辞めないようにしないと」

 としみじみ思ってしまったよ。

 

ともかく、焦らず、怒らず、感情に走らず、人の一生は、重荷を負って遠き道を行くがごとしだ、家康はさすがにいいことを言う。

それにしても・・・・・・道は遠いぜ・・・・・

2018年9月3日月曜日

仕事の愚痴より、自分の生活を大事にしよう>自分


ミス率を測っている我が職場だが、私が(意外にも)一応ミス率が平均を下回っていることは、以前にもお話した。同時に、扱いは平均以下であることもお話したけどwww。私は、

「多分、社員は私がおばさんなんで、ミス率が高いはずだと決めつけてるんだろうなぁ」

 と思っていたのだ、内心。が・・・・・・・

 

それはとある夏の午後、入力作業にいそしんでいた私の耳に、社員Bの指示する声が入った。

「レックスさん、△△をしてください!」

「・・・・・・・へ!?・・・・・・・・」

「△△です!」

 それは、ミス率が高い人は出来ない(と一応されている)作業・・・・・。最初、自分が名指しされているとは知らず、思わず、

「アタシっすか!?」

 と自分を指さしちゃいましたよ。で、思ったわけで。

 

確信犯かい!」

 

彼らは、私のミス率が高いと勘違いしていたわけではなかったのだ。平均以下なのを知っていて、あのような対応をしていたのだ、と。何というかもう、何も言うことはありません。ま、これが社会というものさ!?

おかげで、元々低かったモチベーションがただ下がりもいいところで。

 

しかし考えてみれば、私への対応がどうのこうのではなく、そもそもそんな小さな率の差で対応を差別するような、そんな体制そのものが問題なのだ。こういう会社なのだと分かったら、むしろ腹がくくれた。ちょっとした差別に一々目くじら立てないで、少しでも早く転職できるようにがんばろう。もし、転職先が見つからなければ、その時はその時だ。その時に考えよう。

 

それに、私自身にも問題がある。私は、

20年超、正社員で事務仕事をして来た」

といかにも自分が経験を積んできたように思い込んできたが、私のしていた仕事など、大したことじゃないのだ。経理事務のエキスパートとでもいうのなら、話は別だが。おまけに介護離職していた間にワード・エクセルはもちろん、タッチタイピングすらすっかりあやしくなってしまった。せめてタッチタイピングぐらいはまともにできるようにしたいものだ。会社のためじゃない、自分のために。

 

もちろん、次の仕事もまた事務をやるかどうかは分からない。むしろ、やらない(やれない)可能性の方が大きいだろう。しかし、どのような仕事、職場であってもこれからは全くPCと無縁に働くということは少ないだろうし、やっておいて損はない。

 

そう、文句や愚痴ばかり言っていても始まらない。会社は会社、そして私は私。自分の人生という観点から見て行かないとね。
 
とは言え、今の仕事に対するモチベーションは・・・・やっぱり下がるわな。

 

 
とりあえずタッチタイピングの練習、がんばりまーす!

2018年9月1日土曜日

そしてまた2人、(ひっそりと)辞めました・・・・・・・・


タイトルの通りです・・・・・

 

さすがにここ最近は以前のようにまとめてごそっと辞める、というようなことはなくなったが、気がつかないうちにスッーとフェード・アウトしている、みたいな・・・・・。いえね、翌月のシフト表をもらうと分かるんですよ、

「あれ?! あの人の名前が無い・・・・・・」

 

今回辞めたのは、1人はまだ20代後半ぐらいの若い奥さんで(ウチの職場ではめちゃくちゃ若い方に属するのだ)、あと1人は40代半ばぐらいの、感じの良い主婦の方だった。若い奥さんの方は、

「まあね~、いつか辞めると思ってた」

 というのが正直なところだ。むしろ、

「よく今まで続いていたな・・・・・」

 と思う。同じぐらいの年の人はほとんどいないし(20代はあと2人ぐらいしかいない)、仕事が面白いわけでもないし、時給がいいわけでもない。20代なら他にいくらでも仕事がある。

多分、休みが取りやすいとか家が近いとか、そんな理由からだったんだろう。でも、それもとうとう限界が来た、と。

 

実は、その少し前から彼女の仕事ぶりが気になっていたのだ。自分の仕事はきちんとこなしていたが、実にやる気がないというか、うんざりしているのが見え見えだったから。

「う~ん、辟易しているみたいだな、無理もないけど・・・・・」

 と思っていたら、案の定である。誰かも言っていたが、やはり一度心が切れてしまうと、それをつないでいくのは容易なことではない。

 

もう1人の方は素朴で、いかにも話しやすそうな人だった。私自身はあまり話したことはなかったが、とても好印象を持っていたのだ。だから、実はこの人が辞めたことは少し残念でもあるし、意外でもあった。

「この人なら他の奥さん達とも気が合いそうだし、我慢して、続けてくれそうだったのになぁ」

 

ただ、こういう人の出入りの激しい職場にいると、この人なら続きそうだと思った人が早く辞めたり、すぐに辞めるだろうと思っていた人が意外に続いたりするのを見る。私のように年をとっていて、他に中々行き場が見つかりそうもないモノは別として。

人は見た目では分からない、ということか、それとも私に見る目がないだけなのか。この辺りのことは未だによく分からない。


ま、確かに私だってあとせめて10歳若ければ、確実に、とっくに、さっさと、辞めていたに違いないから、40代の彼女が辞めるのは、無理もないのだ。ましてや、私たちはパートだ。我慢して続けたところで、仕事内容が変わるわけでも、待遇が変わるわけでもない。



 

今のところ仕事は大して忙しくないので、社員はおそらくは当分このままで済ませるつもりなんだろうな、と思う。もう、なんつーかね、辞めても全然何も感じてないみたいなんすよね、これが。

ま、こんなものさ

ってなもんで。これまでずーっと小さな会社でちまちまと正社員してきたから、いつまでもこうした対応には慣れない私である。

「これでいいのか!? 人手が足りればそれで、それだけでOK!? ほんとーにそう思ってる!?」

 

これから冬場に向かって徐々に忙しくなりそうなので、そうなるとまた新しい人が入る、ということになるのかもしれない。そして、また誰か辞めて・・・・・そしてまた、と・・・・・。

 

そういう職場なのさ、と言ってしまえばそれまでだが、やはりため息が出てしまう、行き場のない50代後半シングル♀なのであった。