2023年6月12日月曜日

まあ、いろいろあったけど・・・・・・

  


 この間辞めた会社、結局何だかんだで5年ぐらいいたから、それなりにいろいろあったけれど、辞める時には意外に(と言ったら失礼だけど)暖かく送り出してもらった。

終わりよければ全て良し、だよね。


この会社に入る前、レックスはずっと独り者だったから小さな会社の事務員としてずうっと、それこそ二十年ぐらい同じ会社で働いていた。そこは本当に小さな会社で、しかもレックスがいたのは営業所だったから、所長と営業マン一人をのぞいたら後は一人事務員のレックスだけ。まあ、一人の大変さはあったけれど、その分人間関係やらなにやらの面倒くささはゼロに等しかった。

後から嘱託のおじさん社員やパートの奥さんたちが入って来たんだけどね。でも、けっこう長い間一人事務員兼お留守番要員だったからね。


そこは母の介護がきつくなって辞めたんだけど、しばらく母を在宅介護した後で、やっと施設に預ける目途がついたので、次の仕事を探し始めたわけだ。

結局ブランクは3年ぐらいはあったと思う。


次の仕事と言っても当時すでに50代も終わりに近かったし、ブランクはあるしで、最初から正社員は度外視してパートを考えていた。


それも、フルタイムはもう無理だろうな~って思ったから、というかやりたくなかったから(www)、週に3日とかせいぜい4日ぐらいのやつ。

ほれ、真正の怠け者だから、アタシ。


自分では何とかなるだろうと思っていたんだけど、これが難航してね~。

まず面接までこぎつけるのが大変だし、こぎつけたとしても面接行くとこ行くとこ軒並み断られる。

「年は食っているけど、私だって事務員として20年のキャリア(今考えると笑えるセリフ)があるんだし、パートだったら何とかなるんじゃ」

 と思っていたから、世間の厳しさを痛感してへこんだぜ~。


で、何とか辞めた会社に拾われたわけだが、その際自分なりに思うところがあった。

一つは、不安。

ほら、長い間一人事務員で、あまり人間関係とか考えなくて良い環境だったでしょ。長い間勤めていたから、取引先の担当者の中にもそれなりに気を使ってくれる人がいたりして、揉まれるということが一切なかった。

ところが一気に女性のパートさんが20人も30人もいる職場になるわけですよ。

おまけにその大半が「主婦」な方々なわけで、これまでそういった付き合いを一切した経験がなかった身としては、

「私、みんなと上手くやっていけるかな」

 と非常に不安だった。


あと一つは逆になるけど、気負い。

「いくらブランクがあると言っても、私は20年も正社員の事務員としてやってきたんだ。主婦の皆さんに仕事の上で負けるわけにはいかない」

 といった・・・・・・

これも今にして思えば笑っちゃうけどね。でも、当時は大まじめにそう考えていた。


これが大きな間違いだったと気がつくのに、時間はかからなかったけど。


今回、辞める時に本当にたくさんの人から暖かい言葉をかけてもらって、ちょっとしたプレゼントをいろんな人からもらった。

これがまた、気の利いたプレゼントでね。

ちょっとこじゃれているんだけど、あまり相手の気持ちの負担にならないような、小さなプレゼント。

で、思ったのよ。

ああ、皆さんはお子さんの学校関係の人たちとの付き合いとか、ママ友さんたちとの付き合いとか、ご近所づきあいとか、そういう付き合いをたくさんやって来たんだよな、って。

おそらくその中からこうした付き合いを法を身に着けてこられたんだよね。


それと、やっぱり見ているとちょっとした挨拶の仕方とか「ありがとう」のタイミングとか、皆さん、本当にうまい。


レックスはこの会社で同僚の方々からこうしたことを学ばせてもらった。

皆さんには感謝している。


同時に、自分は心のどこかで主婦の皆さんを「社会人」という面からでは、下に見ていたのでは、と気づかされた。


恥ずかしいよね。

社会人として成熟していなかったのは、むしろレックスの方だったよ。


ただ、だから自分よりも皆さんの方が上、とかそういうふうには捉えたくないとも思っている。

それぞれ優れている所、ちょっと直した方がいいところ、あるいは様々な価値観があるはずだから。


女性社員のHさんも最後には暖かい言葉をかけてくれて、まずまずいい終わり方だったかな、と思う。


ま、男性社員のMさんとは最後まで相いれなかったけど!?

(あの人は変わらんだろうな~。ま、あの人も悪い人じゃないんだけどね)



2023年6月2日金曜日

誰も見る人なんていないだろうけどwwww

 


いや~、超お久しぶりです、と言っても、こんなブログ誰も見ていないだろうけど。

でもいいの、ってか、だからこそ好きに書けそうでかえってよい。


この間、自分なりにいろいろとあった、と言っても若い人と違ってBBAにはこれと言ったイベントは何もないわけだが、まあ一番のイベント(?)はプー太郎になったこと、だよね。


そう、例のPC系雑用事務のパート勤めをいよいよ退職したのだ。

以前から、

「この仕事細かいし、60過ぎた身にはキツイよね」

 とは思っていたのよ。目が心配だったし。ただでさえ悪い姿勢がよけい悪くなるし。もう、この年になったらプライドだの世間体だのかまっていられない。

名前だけの「事務仕事」にこだわるのもいかがなものかと。


それよりも、掃除とかの方が体のためにはいいだろうし、今よりもっと年をとっても続けられる。

友達からは、

「掃除?! キツイよ~!!」

 と脅されたけど。ま、仕事に楽なものはないよね。何たって、お金をもらうんだから。どんな仕事も一長一短、あっちが良ければこっちが立たずで、何かしらデメリットはある。


それに、たまたまだけど、これまで勤めていた会社、レックスの場合、こちらに勤め続ける意思があったとしても、今年の10月までしか働けないってことが判明。いわゆる一つの「定年」ってやつですよ。

普通、定年って60才か65才なんだけど、これまで働いていた所は64才みたいね。


だったら、少しでも早い方がいいよね、と本来は3月で辞めるつもりだったのだが、5月まで延ばされてしまったのだ。


ったく、年寄りをとことんこき使うんじゃねーよ。


で、有休を使ったりして、実質5月半ばで退いたんだけど、その後旅行に行ったりしてた。


今は早くも怠け癖、グータラ癖が我が身を蝕みつつあり、それが悩みの種だ。


自分としてはしばしゆっくりと好きなことをして過ごしたいと思っている。

と言っても、これで、

「わーい、もう働かなくていいんだ~!!」

 というわけには到底いかないので、当然次の仕事は探さねばならない。

ま、今年中に見つかればオケ、と思っているのだが、甘いだろうか(-_-;)


ところで、仕事納め前の三日間ほど、本当に仕事に行くのが辛くて、イヤで、

「ああ、本来だったら、もう仕事辞めていたはずなのに」

 とげんなりしていた。ほら、ゴールデン・ウィークもあったしね、その前に。


でも、いよいよ最後の日が来て、みんなに挨拶したりして、職場を後にして家に帰り着いた時、すごく不思議な気持ちがした。


もっと、嬉しいかと思ったんだよね。

だって、仕事のあれやこれや、職場のあれやこれやとさよならできるんだから。

自由な日々が始まるんだから。


でも、想像していたよりずっと嬉しいという思いはわいてこなくて、とても不思議な気持ちがしたのだ。

もう、あそこのあの場所に行かなくていいんだな、ということが何だか非現実的な感じがして。

寂しいとか、皆さんが恋しいとか、そういう気持ちはなかったんだけど、何しろひたすら不思議な感じだった。


まあ、考えてみれば5年以上働いていたわけだからね。


それにしても、レックスにとってその5年という月日はどういう意味があったんだろう。

改めて考えてしまう。

これからちょっとこれまでのことを考えてみたいと思った。


さて、気まぐれでこんなもの書いたけど、これからまた書き続けるかどうかは自分でも「?」。

まあ、気が向いたらまた書こうかな、と思っている。


仕事じゃないんだから、好きにするさ、ってことで。