いや~、すごかったですね、ラグビーWカップ、日本対アイルランド!!
感動しました。
え!? 試合見てたのかって!?
いえ、最後の方をチラッと。
どうせ、日本ボロ負けするんだろうな、と思っていた非国民はアタシです。
日本代表の選手の皆さん、しっかり応援していたサポーターの皆さん、ごめんなさい。
でも、いい試合でしたね(後からネットでちゃんと見ましたwww)。プレーの一つ一つに魂がこもっているのが画面から伝わってきました、日本代表。
次の試合も良いゲームになるよう、陰ながら応援しています(もちろんテレビだけど)。
ところで。
初七日、四十九日、新盆、彼岸と、法事関係も無事終わり(まだ春の彼岸が残っているけど)、ようやく不動産の相続という、相続関係の中でも山場に着手したレックス、この間重い腰をあげて法務局に登記事項証明書を取りに行って来た。
これ、昔の登記簿謄本のことだ。
この不動産関係は相続の中でも特にややこしい。預貯金とか借金とかならだれの目にもハッキリとわかるのだけれど、不動産っていろいろと計算の仕方があったり、税金の計算が続柄で変わったりと、なかなか素人には難題である。
「もしかしたら、司法書士とか税理士とかの利権を守るために、わざとややこしくしているんじゃないの!?」
と勘繰りたくなる。
とにかく、どんなふうに登記されているか、現状を把握することが第一なので、まずはこの登記事項証明書を取得しないことには何も始まらない。
実は、この相続による不動産の名義変更というのは、強制ではない。つまり、
「めんどい・・・・・」
と放っておくことも可能。
ただし、そうなるといざ誰のものか特定する必要が生じたときに、非常に面倒なことになる恐れがある。
実際、親が亡くなったので家の名義を変更しようと法務局に行ってみたら、名義は親のものではなく、じいちゃんの名義のままだった、なんてこともある。
こうなると、そこから相続を始めなければならないため、おじさんやおばさんの了承が必要だったり、とにかく通常の相続よりもはるかに大変になってしまう場合が多々ある。
だから、レックスも登記事項証明書を見るまではちょっとドキドキだった。
「レックス母ちゃん、ちゃんと登記してくれてるかな・・・・・」
「レックス母ちゃん、ちゃんと登記してくれてるかな・・・・・」
で、結果・・・・・・
母はちゃんと登記してくれていた。
母が1/2、レックスとレックス姉が1/4ずつ、法定通りの持ち分だ。
レックス母は外で働いた経験が全くない。母の実家は兼業農家だったので、独身時代は家の手伝いをし、そのまま嫁に行き、専業主婦となった。
パートで働いたこともなかったな。
レックス父は亡くなったのが60代と比較的若く、もう今から30年近く前になる。
あの頃は今と違って役所関係というのはとにかく不親切でね。
レックスも母に頼まれて一度だけ父の相続の手続きのため、一緒に法務局に行ったのだが、相談コーナーのじじいがありえないくらい態度最悪で。もう、ハナからバカにしてるのよ、母のことを。
「あんたみたいな素人のばあさん、どうせ(相続の手続きなんて)分かりゃしないんだから、司法書士のところへ行けよ」
って顔に書いてあるのだ。
「てめぇ、何のためにここに座ってるんだよ!! 素人に教えるのがお前の仕事だろう!!」
と怒鳴りつけたくなったよ。
今だったら、絶対けんかしていたな、レックス。
でも、そんな外の世界を全く知らないレックス母、相談コーナーのじじいにバカにされながら、粘り強く法務局に通い、立派に名義変更の登記をやり遂げていたのだ。
レックスだって、ネットがあるから、ネットで調べながらなんとかやれているけれど、ネットがなかったらお手上げだ。
もちろん、レックス母はネットなんか知らない。
なんだかね、
「偉かったな、お母さん。かなわないな・・・・」
と思っちゃった。
この頃、こんな「母の偉さ」に何気に触れる機会が多くてね、亡くなってから知る親の大きさってやつなのかな。
レックスも負けていられない、第一レックスはあの時のレックス母より若いのだ。
がんばれ、レックス!(と、誰も応援してくれないので自分で応援するアタシwww)