2019年12月9日月曜日

この性格、何とかならないかな~、とこの年になっても思っちゃう





この間、通信制大学のスクーリングに出席してきた。ま、これまでにもスクーリングには何度かでているのだけれどね。で、これが例の「小説の書き方を習いませう」的な講義で。先生はモノホンの作家の方で、しかも体育会系。



いや~、アタシ作家っていうとみんなこう、痩せてて眼鏡かけてて、ひと昔(っていうか5昔ぐらい?!)前の文学青年の成れの果て、みたいなイメージがあったんだけど、体育会系の方もいるんですね。ま、考えてみればいろんな人がいて当たり前なんすけど。でも、体育会系の作家先生は非常に新鮮だった(すっげ~フットワーク軽いんだよね)。



講義そのものは小説の書き方を、というか書く以前の前提を教えていただいて、特にアタシのようなバリバリ若葉マークなヤツには非常にためになったのだが、改めて自分の性格がちょっと問題に・・・・・・。今さらながら欠点が浮き彫りになったというかね。

 


ところで、ほとんどの方は「おばさんはずうずうしい」と思っているのではないだろうか。そこのあなた! 思ってるでしょ!? いや、確かにある面ではやはり年齢とともに面の皮は多少厚くなる・・・・ようだ。

例えばこのレックスも、スーパーの袋をぶら下げたまま、バスに乗るのを何とも思わなくなった(ただし、電車はちょっとイヤかな。それと、あくまで長ネギ無しね、長ネギが袋からにょきっとのぞいているのは、ちょっとはずいのよ、なんでだろ)。若い頃には絶対できなかったものなあ、こんなこと。ケーキの箱ならいいんだけどさ。



だからね、確かに面の皮は確実に丈夫になっている、はずなんだけど、でもね、人の性格ってそう簡単に変わるものじゃない。

実はレックス、すっげ~人見知り。知らない人に話しかけるなんて、ぜって~無理。

だから、これまで何度かスクーリングに出ているのだが、一度も誰かに話しかけたことがない。スクーリングではワークショップもあるので、そんな時には一応意見らしきものは言うのだが、雑談というのか、普通にワイワイと話すことができない。



子供の時はもっと物怖じしない子だったのに、大人になるにしたがって初対面の人やあまりよく知らない人と話すことが苦手になってしまった。今は全くダメ。いつからそうなったのか、なぜそうなったのか、それは自分でも分からない。何か、トラウマになるような出来事があったわけでもない。少なくとも自分では思い当たることは何もないのだ。



別に、友人を作りたくて大学に入ったわけではないので、それはそれでかまわないのだが、しかし今回のスクーリングではさすがに自分でも、

「これは、まずい」

 と思った。と言うのも、先生が「質問はないですか? なんでもいいですよ」と言ってくれたのに、ついにレックス、一度も質問ができなかったんだよね。他の人たちはけっこう積極的に質問していて、多分一度も質問しなかったのはレックスだけだったと思う。



聞きたいことが全くなかったわけではないのに、どうにも気が引けて手があげられなかった。で、考えた。これって、気が小さいせいもあるけれど、きっと自意識過剰なのじゃないかな、って。



こんなこと質問して、皆にバカにされないかな。

的を外した質問で、先生から呆れられないかな。



そんなことを考えて、身がすくんでしまうのじゃないかな、と。身だけじゃなくて心もね。



もういいかげんいい年で、少しぐらいおかしな質問したって、誰も咎めたりしないだろうに、内心では分かっている。それに、人って自分が考えるほど、他人のことなんて気にしていないものだ。例えレックスがアホな質問をしたところで、それを覚えている人なんていやしないだろう。なのに・・・・・・・。



性格は中々変わらない。が、いい意味でのずうずうしさを少しぐらいは発揮してもいい年なのにな、と思う。何が自分にブレーキをかけているのだろう。一皮むけたいレックスなのである。




0 件のコメント:

コメントを投稿