くっそ~、盛岡はめいっぱい盛り上がったんだろうな!!
未だ、11日の興奮冷めやらぬレックスです、お元気ですか!?
当日は黒のKISSTシャツをしっかり着こんだレックス。むろん、上にウールのカットソーを重ね着したけど。この辺りが年寄りのつらいところで。帰りが寒いと困るでしょ、年寄りの冷や水って言葉もあるしさ。
で、散々迷ったのが履物。ブーツにするか、スニーカーにするか。というのも、レックスはとってもちっこい。運が悪いと人の波の中に飲まれて、全くステージが見えない、という事態に陥ってしまう。一応スタンドなので、アリーナの後ろよりはマシだろうけど。少しでもヒールがあった方がいいかな、と。でも、結局スニーカーにしたんだけど、これは大正解だった。スニーカーにしたおかげで、立ちっぱなしでも疲れなかったし、ダンスもしやすかったしね。
それに、たまたまレックスの前の席にいた男の人、この人がけっこう年配の人で(キッスアーミーは全体的に年配だが、中でも)、コンサート中ほとんど座っていたのよ。おかげで、見やすかったのだ(この人、何だかレックスたちがロック少女だった頃、「ロックなんて不良が聞くものだ!」と叱っていた教頭先生、という趣の方だった・・・・いやイメージが)。
ドームに着くと、人の波、また波で熱気むんむんで。でも、久々だったので、勝手がわからず、味わっている余裕がなかったのが残念だった。介護生活で長らくコンサートとはご無沙汰していたからね。これからは機会があれば足を運びたいものだ。
それに、女子トイレの長蛇の列にはまいったよ。コンサートが始まっちゃう!! と慌てたけど、コンサートの途中でトイレに行きたくなるなんて最悪。若い頃ならこんなこと心配しないんだけど、今は、
「おしっこはしておかないとね!!」
う~ん、BBAはつらいぜ! でもまあ、どうにか間に合って良かったよ。これからは駅のトイレに必ず寄って行こう!! と心に誓った冬の夜だった。
いざ席について、コートとカットソーを脱ぎ捨てTシャツ1枚になり、さあ、これで準備はバッチリだ!! そして、会場の明りが落ち、あの声が鳴り響いた時の感動!!
All Right Tokyo! You Wanted The Best?
You Gut The Best!
The Hottest Band In The World!!
KISS!!
続いて流れるあの「Detroit Rock City」のイントロ・・・・。もう、身体が勝手に動いてリズムを刻んでいた。もちろん、最初から立ってたよ。もうね、立って見ていられなくなったら、レックスはコンサートは行かない!!
「Shout It Out Loud」「Cold Gin」「Let Me Go,Rock’n‘ Roll」「Love Gun」そうそう、それから「Black Diamond」!!
もう、往年のファンにとっては涙ちょちょぎれる曲の数々・・・・・。もちろん、比較的新しい曲もやってくれた。これぞKISS、THE KISS!!
もっと英語と歌を練習していけば良かった!! そうしたらもっともっと一緒に歌えたのに。
バックのスクリーンには時折彼らの若い頃、そう、つまりレックスたちが十代のころのKISSの画像が映し出されたりしてね。心憎いまでの演出だったよ。それに、嬉しかったのはポールが日本人にもわかるように、ゆっくり英語をしゃべってくれたこと。おかげで、けっこうコミュニケーションがとれたんだよね。ポール、いいやつ!!
それから、ポールは「上を向いて歩こう」を歌ってくれた(日本語で!)。そう、故坂本九の名曲、かのビルボードでNO.1を勝ち取った曲だ。後にも先にも日本の曲がNO.1になったのは、この「上を向いて歩こう」だけだ。もっとも、アメリカではなぜか「SUKIYAKI」という曲名で発売されたんだけどね・・・・・(このネーミング・センスはなんともかんとも)。
この前来日した時、その時は武道館だったんだけど、この時はポールに頼まれて、客であるレックスたちがこの曲を歌ったんだよね。でも、今回はポールが自ら歌ってくれた。ポールの深い愛を感じました。きっと、すっげ~練習してくれたに違いない。ありがとう、ポール!!
本当に何もかも素晴らしいショーだった。ただ、やっぱりレックスのような往年のファンは、ドラム・ソロとギター・ソロの時、ピーター・クリスとエース・フレーリーの姿がかぶってしまうんだよね。もちろんトミー・セイヤーもエリック・シンガーもすごくいいミュージシャンだし、立派なKISSのメンバーだ。エリック・シンガーは歌もうまいしね。でも、どうしてもピーターの歌う「Black Diamond」がもう一度聞きたい、と思ってしまうんだよね。エースのギター・ソロが聞いてみたいな、なんてね。ごめんね、BBAのたわごとと思って許してくれ。
そして、最後にとっておきのサプライズが。アンコールの時、ポールが、
「今日はとってもスペシャルな日で、日本の優れたミュージシャンが、ヨシキがどーの」
と言うので、
「ん? ヨシキ? どのヨシキ?」
と寝ぼけたことを考えていたアホなアタシ。そこに現れたのがあのYoshikiだったんだよね~!! そう、X-JAPANのYoshiki登場!! 思わず、
「すっげ~!!」
と叫んでいたよ。ドームのみんな、びっくりしていた。さすが、KISS!! Yoshiki、ひょっとしてノー・ギャラか!?(んなわけねーか)
Yoshikiのピアノ演奏での「Beth」、ドームのみんなが振るスマホの光がすごく幻想的で。そして最後はYoshikiのドラムで「Rock And Roll All Night」!! 乱れ飛ぶ紙吹雪、乱舞するKISS風船、そしてドーム中を包む大合唱・・・・・
一生忘れない光景だ。
ポールは宙を舞ってくれたし、ジーンは火を吹いてくれたし、血のりをしたたらせてくれたし、どこまでもどこまでも、「KISS」を体現してくれた。すごいよね、ジーンなんかもう70だぜ。40年以上、彼ら同じことをやってくれてるんだぜ。見ようによっては「バカ」みたいなことだよね。でも、レックスもいくつになっても、70になろうが80になろうが、「バカ」できるヤツでいたいよ。いつまでも真面目に「バカ」やっていたい。
ああ~、本当に良かった!! 今日の盛岡も行きたかったんだよ~。
「お、盛岡もあるじゃん、しかも土曜日だぜ、盛岡なんて、新幹線使えばすぐだよ!」
と思ったら、見事にソールド・アウト。やはり、人間かんがえることは皆同じ。どうしてアタシはこう、いつもツメが甘いかな。もっと早く気が付いていれば。
KISS愛が足らん!!>自分
もう、こうなったら、絶対にアメリカまで行って、KISSのファイナル・ツアーをこの目で見てやる!!
日本でのコンサートはこの2019で終わりだが、本場アメリカでは2021年の7月までファイナル・ツアーは続くのだ。
つまり! まだ1年半以上、ある・・・・・。
車を運転できないレックスにとってハードルは高いが(何しろアメリカは車社会)、いかさましてでも乗り越えたい!!
やるときゃ、やるぜ!!
(ちなみに、Yoshikiは京セラドームにも出る予定らしい。京セラはまだチケットがあるようだ。さあ、X-JAPANファンのそこの君、京セラドームにいそげ!?‥‥X-JAPANファンがこのブログ見ているとは思えんが、一応な)
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