2020年3月21日土曜日

母の残した言葉「仏様はほっとけさま」





今日、無事に最後の「一年目の彼岸」行事が終わった! (亡くなってから一年間は盆・春と夏の彼岸に菩提寺の坊さんが家までお経をあげに来る)

これで残るは来月の一周忌のみとなった。やれやれ・・・・・



もちろん、三回忌、七回忌、十三回忌等々、やろうと思えば法事は限りなく続くのだが、レックスは全くやる気はない。もちろん、その時には墓に参って心からお祈りしようと思っている。しかし、法事はやらない。



レックス母が生きていたころ、よくこんなことを言っていた。

「おばあちゃんがね(母の母、つまりアタシの母方のおばあちゃん)、よく言ってたの。“仏様っていうのは、ほっとけさまだ。放って置けばいいんだよ”ってね」

 母に言わせると、亡くなった人間よりも生きている人間が大事。自分たちの生活を犠牲にしてまで、仏を守る必要はない。できる範囲でやればいいんだ。供養というのは、心から手を合わせること。気持ちがあれば、できることを精一杯やれば、それでいいんだよ、と。



喜んで実践させてもらうよ、母ちゃん。



それにしても、これでもう、坊さんが来ることもない、と思うとホント、のびのびしちゃう。なんかね~、どうもイヤなんだよね、坊さんが家に来るってのが。なんでだろ、10分ぐらいしかいないんだけどね。今日だって、もう、朝から落ち着かなかったよ。しかも坊さん、「3時過ぎに来る」って言ったのに、3時15分前に来たし。フェイントかますなよ~。
「一応、2時半ぐらいまでに用意しておくか」
 とアタシにしては珍しく早めにやっておいて良かったよ、油断ならんの~。



ま、でもこれで家での法事関係は全て終わったわけで、まずはめでたし、めでたし、ということで。



一周忌もレックス家ではとってもつつましくやる予定。でも、いいんだ、大切なのは弔う気持ち。自分なりに精一杯やれば。きっと母も喜んでくれるさ。



それにしても今日は暖かかった。お花がお彼岸期間中もつといいんだけど・・・・・




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