2018年8月5日日曜日

古い家の片づけは、誰しも重荷だよね・・・・・・


50年を超える再建築不可物件レックス家、いずれは解体・撤去しなければならない運命である。それが目下の私の頭痛の種なのだが、今のところこれと言った作業は何もしていない(文字通り、「明日できることは今日やるな」なレックス)。

 

何しろ、3世代同居家族だったものだから、モノが溢れまくっている。布団だけでも「20人分以上あるよね!?」というほどだ。食器だって山のようにある。しかも、家がそこそこ広い分、収納スペースもたっぷりあるので、まだまだ私の知らないモノもひっそりとしまい込まれているはずだ、恐ろしや。「断捨離」「ミニマリスト」の真逆を行く家なのである。

 

そうそう、収納スペースというものは、あまり広くない方がいいですよ。無くても困るが、広いとどうしてもモノを溜め込んでしまう。

 

加えて、レックス母世代はモノを捨てるのが苦手。何でも取っておこうとする。今から10年以上前、レックスがベッドを買い替えた時のことだ。古いベッドマットレスを、母がどうしても取っておくと言ってきかないのだ。

こんなもん、どないすんねん!?(なぜか大阪弁)」

 と思ったが、こちらとしてもつまらないことで争いたくなかったので、「まあ、いいか」と流してしまった。その古い(何の使い物にもならない)マットレスは、未だに私の寝室の一角を占領している。粗大ゴミで出してしまいたいのは山々だが、重すぎて私には動かせないのだ。ベッドを買い替えた時だったら、多少お金はかかっても業者の人に引き取ってもらえたのに、くそ~。

同じようなことが他にもいろいろとあるわけで。

 

とまあ、こんな具合に何が何でも捨てさせてくれないので、ますますモノが溢れてしまうのである。皮肉なことに母の認知症が進んでからやっと少し、片づけができた。もっとも、「焼石に水」程度の片づけだが。

 

そんな母親に育てられたレックスも、実はモノを捨てたり、片づけたりするのは大の苦手。どうやったらいいのか、分からないのだ。なので、今でもこの溢れたモノたちは大してその量や数を減らすことなく、レックス家にのさばっているのである。まったく、プチゴミ屋敷だぜ、これじゃ。

 

これをこれから全て片づけ・処分して、家も片づけるのかと思うと、それだけで体重が10㎏ぐらい落ちそうな気がする。少しずつ処分していくか、それとも家ごと丸ごと業者に頼む方が得策か。というのも、最終的には業者に頼まざるを得ないからだ。

 

30代、40代の頃、私は家のことなど全く気にせず、旅行に、趣味に、自分の興味の赴くまま、思う存分時間を費やしていた。そのつけが今回って来ているのかもしれない。いずれにしろ、自分の終活以前に家の終活と新しい住処探しに頭を悩ませるレックスである。因果応報ってやつですかね・・・・・。

とりあえず、亀の歩みでかまわないので、少しずつ進めて行きたいものだ。

2 件のコメント:

  1. 飼いたいだけで数百万円かかると思うので、ついでに物も処分してもらうのが良いと思う

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  2. アドヴァイス、ありがとうございます!

    そうなんですよ~、捨てるモノの方が取って置くものよりもずっと多い状況ですからね。
    先に住処を探して、そちらに持って行くものを移してから、残りを家と一緒に処分するのがいいかな、と思っています。

    まあ、どうなりますか・・・・・

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