2018年11月5日月曜日

何歳になったって、新しい世界に飛び込む気持ちを忘れちゃダメだな


会社の差別的な扱いに怒り、転職を志したレックス、しかし日々の雑多なアレコレに追われ、肝心の転職活動の方はさっぱり。また、最近どういう風の吹き回しか、私に対する扱いが若干マシになった。そんなわけで、転職熱も冷めがちであったのだが・・・・

 

私が時々巡回させていただいているブログの1つに、ほんの少しだが、私と境遇が似ている方がいる。彼女も郊外の一軒家に一人暮らしで、パート勤め、シングルだ。年齢は私より少し上、おそらく60代初め頃、ただし私のように親の介護はされていない。その方が、現在の仕事を辞め、新しい職場に移ることを決意されたのだ。

 

私より年上の方が、今の、不満足とは言え安定しているといえる仕事を捨て、新しい環境に飛び込もうとしている。何だか、毎日グズグズと不平ばかりたれているこの身に、ガツンと一発くらったような気がした

今の私の職場だが、実のところ人間関係は良好なのだ(ただし、社員を除く)。意地悪な人もいない、派閥を作りたがる人もいない、お山の大将タイプもいない、人の悪口や噂話をする人もいない、こんな住み心地の良い職場、探しても中々ないのではないか、私のようなグズでのろまで間抜けなカメ・・・・・(この台詞が分かる方は同世代www)じゃない、トシ食ってるくせに大したスキルも無い、おまけにシングルというはぐれ者を暖かく迎えてくれる所なんて、そんな気がしてしまうのだ。

 

もしかしたら新しい仕事を見つけたところで、入ってみたらすご~く意地悪な年下の先輩とかいて、ネチネチ苛められたりするのではないか、あるいはここでも冷遇されているレックス、今以上に冷たい社員の仕打ちにあうのではないか、等々考えてしまい、どうにも動くのが怖くなってしまう。そして、元々思い尻がさらにズッシリと重くなってしまう。

 

それに、この会社でも仕事の実力を評価されているとはとても言い難いレックス、奇跡的に新しい職場に入れたところで、与えられた仕事についていけず、結局辞めざるをえないはめになるのではないか、等々心配の種は尽きない。

 

しかし、その方も私と同じように人間関係の良好な職場にいて、私と同じような心配をされていたのだが(ただし、仕事は出来る方なので、私のようにスキルの心配はされていませんが)、それでも辞める決心をされた。

しかも、私より年上で!

 

何だか、自分のウダウダとだらしのない性根に、カツを入れられたような気がした。

 

確かに、今は以前に比べればいくらかマシな扱いになった、と言える。しかし、会社の体質や考え方、システムそのものが変わったわけではない。

実は、ちょっと前に同じ会社の他部門に、ウチの部署のパートさんの中からヘルプを派遣したことがあった。が、その人選が何とも・・・・・・。

「ああ、なるほどね・・・・・・・」

 という感じで。「この人は仕事ができる」「この人に辞められると困る」と社員が考えているであろう人は派遣しないのだ。逆に、「この人なら(年もいってるし)少々無理なことを言っても辞めないだろう」「この人なら辞めても代わりが見つかるに違いない」と思っているんだろうな、多分・・・・って人が選ばれている。

 

それは当然と言えば当然のことなのだろう。それが社会、企業と言うものだと言ってしまえばそれまでだが、しかし同じパートとして、あまりに露骨だな、と。

私なんぞもどちらかと言えばしっかり冷遇されている組なので、身につまされてしまう。そう、今は若干扱いがマシになっていると言っても、それはたまたまにすぎない。いつまた以前の状態に、あるいはそれ以上に残念な扱いになってしまうかもしれないのだ。

 

もう、イヤになってしまってね。こんなことばかり目にしたり、考えたりしているのが。何だか性格まで歪んでしまいそうで。たかがパートなのに、変なところでストレスをためてしまう。

 

中々次の仕事など見つからないだろうけれど、私も気長に仕事を探し続けてみよう。あきらめるのは、まだ早い。

 

新しい世界に飛び込んで行く勇気と好奇心を、たとえいくつになろうと失くしたらだめだよね、と秋の空を見上げながら、一人つぶやくレックスだった。

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