2018年11月12日月曜日

登録制バイトの落とし穴


「少~しばかり、サプライズ的お小遣いが欲しい・・・・」

 と色気を出して、試験監督のアルバイトに応募したレックス、「自分の都合の良い日に都合の良い場所でできるしぃ~」というほど甘くはない、とは分かっていたが、やはり思った以上に甘くはなかった。

 

まず、このバイトのシステムだが。

希望者は登録説明会で簡単なプロフィールや経歴を記入した用紙を提出し、登録する。すると、先方よりお仕事の案内メールが届き、自分の都合に合った条件の案件に改めて応募するのである。その応募者の中から採用者に連絡が行く仕組みである。

 

登録は、たいていの人がすんなりとできる。このレックスが登録できたくらいだから、ほとんどの人ができるはずだ。しかし、問題はその次である。

 

まず、自分の都合に合う条件の案件、というのが中々に難しい。都内まで出る気があるならたくさんあるのだが、私のように、

「地元じゃなきゃ、ヤダ」

 という怠け者ワガママ者は、その数がグッと減ってしまう。しかも、地元なら全てOKというわけでもない。場所によっては、

「都内に出るより時間かかるやん」

 という場合もあるし、開始時間が早く、

「この時間だと5時起きだよな~」

 ということもある。いや、単にレックスが怠慢なだけだけど。

 

まれに、

「お! これいいぞ!!」

 というものが出てきても、ここで安心はできない。人間、考えることは皆同じ、私がいいと思うものは他の皆様もいいと思うわけで、張り切って応募しても落ちてしまう。これまでに3回応募したが、ことごとく不採用だった。

 

無理もない。登録者はたくさんいるのだ。おそらく条件の良いものには応募が殺到しているに違いない。だとしたら、誰が好き好んで、

「この前テストというものを受けたのは、いつだったろう・・・・・・(遠い目)」
 というヤツを採るだろうか。

 そう、大学生のお姉ちゃんと私がいたら、採用する側は間違いなくお姉ちゃんを採るはずだ、私が担当者でもそうする。
 



 簡単に足を踏み入れることができる登録制バイトだが、簡単に登録できる分、仕事をゲットするにはやはり山あり谷あり、イバラの道、なのであった。
 



 

 

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