2020年9月21日月曜日

やっぱりスクーリングは面白いな

 



世間様では4連休だが、お彼岸ウィークまっさかりのレックスにはあまり関係ないかも、な今週である(って、ちょっと変な日本語)。

 

明日は姉一家と墓参りを予定している。すでに寺からは「金持って来い」郵便が来ており。ま、しょせんはあちらも商売だからな。仕方あるまい。そうでなくとも盆と彼岸ぐらいは墓参りしないとね。

 

ところで、この土日は通信制大学のスクーリングがあった。と言っても、コロナのおかげで例の遠隔授業とやらだ。このところ我が家のネット環境が悪かったので、途中で切れないかとずいぶん心配したのだが、今回は非常にスムースで、最後まで通信状況は良好だった。助かったよ。途中で切れた時のためにスマホも用意していたんだよね。もっとも、スマホも格安プランのせいか、イマイチ通信状況はよろしくない。しょせんこの世は金次第を実感させられる今日この頃だ。

 

今回の授業では私ら生徒が書いた小説を先生や他の生徒が感想を述べあう、というものだったのだが、いや~、冷や汗かいちまったよ。

やっぱりアタシは文芸な人ではない、とつくづく感じてしまった。他の人の書いた小説を読んでいても、あまり建設的な感想が出てこないんだよね。それは皆さんの書いたものがつまらないというより、レックスの文学的才能というか能力が低くてよく分からない、という方が正しい。でもさ~、レックス以外の生徒さんたちはみんな的確な指摘とかするわけですよ、皆さんすごくてね。最初は焦りまくっていたんだけど、途中からは居直ってしまった。

「あまり背伸びして分かったふうなことを言っても仕方ない。思ったまま、感じたままを素直に言おう。その時に、なるべく相手にとって少しでもプラスになるようなことを言えるよう、その点だけ注意しよう」

 とね。レックスはちょっといいかっこしいなところがあるので、すぐに「かっこいいこと言おう」なんて構えてしまう。でも、結局そんなものは付け焼刃にしか過ぎないから、自分にも相手にも意味がない。背伸びしないで、あるがままの自分を受け入れてやらないと、何も始まらないからね。

 

で、肝心のレックスの小説。実はレックス、自分の書いたものがどの程度のものなのか、全く分からない。あまり面白くないと思うんだけど、まあ、その辺りは素人が書くものだから当たり前と言えば当たり前だ。

レックスは文学的才能とか文学的興味とかにはあまり縁がないヤツで、そんなヤツがどうして芸大の文芸コースを選んだかと言えば、理由は二つだ。

一つは文章の書き方を基礎から学ぶこと。

あと一つは自分が長い間イメージしている小説のネタを形にすること。二つあるんだけど、二つともイメージはあれど、全く形にはなっていない。これをどうしても形にしたい。書かずに死ねるか、ってやつだ。別に形にしたところで発表する(できる)予定はないけど。今回大学に出したのはその二つのうちの一つの一部分だ。

 

だから、レックスが小説を書いたのはこの大学に入って初めて、それも課題で書いたものだけだ。そのレックスが書くときに心がけていることはまたまた二つしかない。

一つ、正しい日本語で書かれているか。

二つ、読んだ人に分かりやすいものか。

だからさ~、文学的か、とかそんなものはもう、入る余地もないというか、そこまでいくのもそもそも無理というか。

 

~、だから今回、皆さんや先生からの感想をかなり心配していたのだが(あまりに他の方々の作品と比べて劣悪で、どう言えばいいのか皆さんが困っちまう、とかさ)、どうもそれは心配のし過ぎだったようだ。先生からも他の皆様からもそれなりに意見をもらえて、少し安心した。ただし、レックスあまりに緊張していたものだから、せっかく皆様からいただいた意見・感想をほとんど覚えていなくて。それというのも、レックスの前に発表した人がすごくデキが良くて、皆さんや先生から絶賛の嵐だったので、

「うげげ、どうしよう、この人の後なんて落差が激しすぎやしないか!?」

とびびってしまったんだよね。ったく、何のためのスクーリングだったのか。バカバカ、アタシのバカ!?

 

まあ、やっちまったものは仕方ねぇ。次回までに今回のものを書き直してまたまた提出しないといけないんだけど、う~、前途多難だ。

本当にアタシ、書けるのかな?

相変わらず自分の書いたもの、面白くないし。

 

そうそう、今回意外だったのは、レックスが書きたいのはもちろんホラー&ミステリーなのだが、ストーリーの途中までだったせいか、何人かの方が、

「恋愛小説かと思った・・・・」

 と・・・・・。ありえねぇし。アタシの辞書に「レンアイ」の文字はない。ってか、まずいな。もう少しホラー色を出さないとね。あんまりホラーホラーしているホラーは好きじゃないから、ついね。どちらかと言えば、レックスは心理的なホラーが好きだから。

 

まあ、結局はアタシの文才の無さなんだけど。

でも、今回はネットの通信状況もよく、思った以上に楽しいスクーリングだった。疲れたけど。こんなことなら、もっとスクーリング申し込んでおけばよかったな。




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