2019年3月10日日曜日

仕事より厄介なモノ・・・・汝の名は「飲み会」


 
 
 
私は仕事上の飲み会や食事会が苦手だ。ランチ会はまだしも、特に飲み会。ま、酒が飲めないということもその理由の一つなのだが。

 

だいたいね、仕事で四六時中顔を突き合わせているわけですよ。なのに、なぜゆえプライベートでまで一緒に居なければならないのか!?

これがどうしても理解できない。特に明確な理由があるというわけではないのだが、なんか仕事の延長みたいで、イヤなのだ。

 

それに、コミュ障気味の人間にとって、やはり親しい友人以外の人たちと打ち解けてお話をする、というのはどうにもハードルが高い、高すぎる。何話していいのか分からないじゃないか。例えば、今の状況だったら、子供や旦那の居る人ならば、

「ウチの子、今度入試なんだけどね~」

「ウチの旦那、毎晩飲んでくるのよ~」

 とか何とか、家族話で盛り上がることもできるのだろうけれど、高齢シングルではそれも無理。趣味の話? う~ん、別に悪いことしているわけじゃないけど、自分のプライベートな話を職場の人たちとするのは、苦手だなぁ。

 

こんな私でも、やはり若い頃、正社員時代には職場の飲み会に多々参加してきた、否させられてきた。今はどうだか知らないが、当時は飲み会に参加しないということは、許されないことだったのだ。まだ「セクハラ」などという単語も概念も存在せず、女子社員なんざ、ていのいいホステス替わりだった。

「私、参加しません!」

なんて言ったら、オヤジ連中や他の女子社員達に何を言われることか。ま、それに比べりゃ、今はいい時代になったと言えるのだけれど。

 

そうそう、以前働いていた某デパートなぞ、強制参加のくせして会費、それも当時3,000も取りやがりましたからね。会社主催の飲み会は、たいていの場合費用は全て会社持ち、もしくはせいぜい取っても1,000円ぐらいのものだったのだが。今から30年ほど前の3,000円だから、今とは価値が違う。

しかも、

「これだけぶったくる払うんだから、どんなにすごい御馳走が出るんだろう!」

 と思いきや、乾きものに御しるし程度のサンドイッチがちょびっと、というお粗末さ。

 

「一体、あの3,000円はどこに消えたんだーーーー!!!」

 と空に向かって、慟哭していたっけ(遠い目)

 

この一件ですっかりこのデパートのことがキライになってしまい、以来、
「ここでは絶対に買い物するもんか!」
 と、固く心に誓ったのだった。


世の経営者の皆さん、3,000円の恨みは中々に根深いのである(ケチなレックス)。

  

話しは逸れた。

で、今回職場の人気者、Yさんが辞めることになった。そう、
「ねぇ~、Yさんの送別会、やりましょうよ~」
 という話が出ているのさ。パートの身でこの手のものに遭遇するとは思わなかったなぁ~。もちろん、私もYさんは好きだ。とても良い人だ、そう、このレックスなんぞよりよっぽどいい人だ。

 

しかし、それとこれとは話は別である。

 

う~ん、仲の良い人たちだけで「お友達送別会」やるってわけにいかんのかなぁ。どうして世間一般の人たちは送別会やら何やら飲み会が苦じゃないんだろう。っつーか、レックスがおかしいのかな。

けど、レックス系人間、飲み会苦手人間も世の中にはたくさんいると思うんだよね。そういう人たちはあの時間をどうやりすごしているのかな。

 

ホント、若い頃はしみじみと、

「ああ、外資に入りたい!!」

 と思ったもんだよ。外資って何となくそういうの無いんじゃないの!? って気がしたから。外資に入るだけの実力が無くて、結局実現しなかったけど(それに、外資でも皆無というわけではなさそうだ)。

 

だが、これからの人間関係を円滑に進めるためには、もし誘われたら参加しなければなるまい。

「レックスさん、Yさんがキライだったのかしら」

 なんて誤解されても困る。

 

 

パートになろうが、何になろうが、やはりコミュ障は中々に生きにくい世の中ではある。



 

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