社員オヤジがパート全員を一人ずつ順番に面談するらしい。どういう意図をもってやるものなのか、今一つ詳細は分からないが、まあ、ちょうど3月が契約更新月なので、
「何かある? 契約は更新するのかな?」
的なものだろう(我々パートは半年毎の契約になっている)。
「何か、ある?」
と言われても、そりゃ不満も疑問も文句も山ほどあるとしても、大人の常識としてそれをそのままぶちまけるわけにいかんだろうよ。あんただって、
「出来れば今すぐにでも辞めたいんですけど、私のようなBBAは仕事見つけるの大変だし、次が見つかるまで辞められませんよ、残念だけど」
とか、
「人を年齢で差別してんじゃねーよ、このク〇オヤジ!」
とか言われても、何と答えたらよいものやら困るだろうが。
ホント、面談なんて何のためにやるのかな。中には面談してもらった方がいろいろと思っていることを言いやすいと喜ぶ人もいるのだろうけれど、レックス的には少し白けている。いくら1対1でも本当に思ったことをそのまま言う訳にもいかないし、辞めたいと思っていても例のパートさんの件(辞める意思がある旨を告げた途端、他にヘルプに行かされている)もあるので、そうそう簡単に胸の内をさらす訳にもいかない。
まあ、30代から40代前半ぐらいの比較的若いパートさんで、会社の方からも何かと大事にされている人だったら話は別だろうが。そんな人なら、少しぐらいの意見や要望を出しても、
「はい、はい」
と聞いてもらえることだろう。が、私のように差別対象になっているおばさんが何か言ったら、よけいに待遇が悪くなるのでは、とつい考えてしまう。結局、
「いえ、何もありません、特に不満はないです、継続させていただくつもりです」
としか、答えようがない。
それに、「次が見つからなければ辞められない」というのは、私の場合大前提だ。いくらでも仕事のある30代ぐらいの人だったらいざ知らず、もうすぐ60になろうかというシニア♀をわざわざ雇う所は少ない、っつーか、ない。これが現実。
次の仕事を見つけずに辞めるなんて、引越し先を見つける前に部屋を解約してしまうようなものだ。
まぁ~、考えてみれば今の所もよく採用してくれたよな~。よっぽど人材不足だったんだな、きっと。それを思えば、少々の差別的処遇には目をつむれ、と言い聞かせるのだが、それでも気持ちは萎えてしまうよね。
今、チラチラと求人情報をながめてはいるのだ。しかし、「事務」はまず無理。この年になると一番可能性が高いのが掃除と飲食店関係の厨房系だ。が、レックス、大の掃除嫌い。自分の家も必要最低限しかやらない。厨房系は嫌いではないが、苦手。洗い場ならと思うけれど、手がめちゃくちゃ荒れやすいので、これも却下。何しろ、一人暮らしの家事でも荒れてしまうのだ。勤めたところで、続かないだろう。
他に何か無いのかなぁ・・・・・・。
今の仕事、ずっとPCとにらめっこで、目が非常に疲れる。そろそろ老眼も始まっているし(ってか、しっかり始まっているって>自分)、どう考えても65歳までここで働くのは無理がある。
実は、最近ミスが多いのだ。以前はミスの数そのものは少なかったのだが、ここ数日その数が増えている。
自分ではミスを出さないよう、目いっぱい集中しているつもりなのだが、年齢的な限界があるのかなぁ、といつになく弱気になっているレックス。
だって、20代のパートさんとか見ていると、やっぱり入力早いからね。数字を見ると同時に指が反応している。レックスだとどうしても一呼吸置いてしまう。
私としては70歳までゆるゆると仕事を続けたいのだけれど、どっかにゆるゆると無理なく続けられそうな仕事、ないかなぁ~(仕事をする気は満々だが、ガッツリ働くのはノー・サンキューのワガママ者)。
って、あればみんな飛びついているか。
季節は春に向かうと言うのに、私の心の中はまだ暗い冬の雲が立ち込めている。
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