「私みたいなおばさんを雇ってくれそうなのは、やっぱり小さな会社よね!」
とまあ、こじんまり(としているであろう)会社を受けて、見事撃沈したレックス、次に打った手は、「公共機関」だった。某地元お役所関係の事務補助作業の求人に目をつけ、またまた頼みの綱であるハロワを通じ、早速申し込んだのである。
ところで、私の地元のお役所は、大変に古い建物である。建て替えを検討しているらしいが、未だその計画は実現しておらず、何と言うか非常に昭和な香り漂う、古式ゆかしい(?)職場環境だ。
もっとも、建て替えに使われる金は元をただせば我々の税金だ! と考えると、これもまたよろしい、と思えるのである。
さて、そんな少々雑然とした事務所にいそいそと面接に赴いたのだが、そこで私は衝撃の事実を知ってしまったのである。なんと! お役所関係の事務補助パートは、2年を超えて雇用はできない、と言うではないか。
常日頃、
「機会均等、年齢性別関係なく全ての求職者に門戸を開け!」
と音頭をとっているお役所が、これはまた何ともご無体な話ではないか。
そうそう、話はそれるが、以前無職者のテント村が話題になった時、マスコミが盛んに「職を求める人達に手を差し伸べろ!」とキャンペーンを行っていた。その時に、
「だったらテメーらの会社でまずは雇えや!」
と思ったのは、私だけではあるまい。
ともかく、2年経ってはいそれまでよ、では(私の年齢から考えて)さらに厳しい就活環境に置かれてしまうのは避けられない。
こちらからご辞退申し上げて、交通費をドブに捨ててしまうという悲惨な結果になってしまった。
まったくもって、どうもやることなすことボタンの掛け違え感の否めないレックスだった。
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