2018年12月21日金曜日

思い込みがその人を作ってしまう・・・・・・こともある


 
 
 
 
例のお休みをしていた同僚パートさんだが、その後またきちんと出勤し出した。

 

エライ!!

 

私なら、

「何よ、きちんと話したのにこんなことして、もうこのまま辞めてやる!!」

 となるところだ。

 

もちろん、相変わらず他の部署にヘルプに行かされている。しかも、ちょくちょくあの正社員オヤジに呼び出されて、何やらごしゃごしゃ話をされているらしい。

 

ひとこと言わせてもらおう。

 

いやがらせか!?」

 

 

ったく、これに限らずウチの会社の社員さん達、何を考えているのか分からないことが多すぎる。

 

以前にも話したが、ウチの会社、何かとパートたちに格差をつけたがる。ミス率を集計し、平均以下の人たちと平均以上の人たちの仕事を分けたり、ある特定の仕事を一部の人だけに教えてやらせたり、まあ、いろいろだ(私のようにミス率は平均以下でも、扱いはミス率平均以上の人たちよりも悪かったりする場合もあるがwww)。

 

 

で、見ていると一部の人たちには手取り足取り丁寧にいろいろな仕事を教え、もう一方の人たちには単純作業を集中的にやらせるということをやっている。

 

でも、こんなことをしていたのでは、両者の差はますます開くばかり、だと思うんだけどね。つまり、何が言いたいかと言うと、この人は仕事ができる(あるいはできてほしい)、この人は仕事ができない(あるいはできなくともかまわない)と思う、いや思い込むと、もうその思い込みにしたがって全てのことを運んでいく、と。 





まあ、こういうことは社会には掃いて捨てるほどあるんだろうけどね。

 

 

私は以前、通信教育で心理学を勉強していた。その心理学の実験に、こんなものがあった。確か、アメリカで行われた実験だったと思う。このアメリカというヤツ、日頃「人権、人権」とお題目のように唱えている割には、人権をまるで無視したような実に面白い心理実験を多々行ってくれているイキな国だ。まぁ~、こいつはおそらく日本じゃ、できねぇだろうなぁ~、という実験がわんさかある。

 

「やっぱりこいつら、人権と言うのは表向きだけだな

 
いや、褒め言葉(?)です、実に楽しい、面白い実験てんこ盛りですよ、暇があったら見てみて下さい。

第一、人間の本性なんて、極限状態に置かなきゃ、分かるもんか、とさるエライ心理学者も言ってました、ハイ(決して私の独断と偏見じゃありませんから)。

 

それはともかく。

 

で、実験ですよ。ある心理学の実験でこんなことが行われた。学力のほとんど同じ生徒を2つのグループに分け、同じ先生に同じことを教えてもらった。ただ一つ違う点は、先生にグループAは「学力の高い子供達」だと教え、もう一方のBは「平均以下の子供達」と伝えたことだ。結果どうなったか。グループAの子供たちの学力は向上し、Bの子供たちは向上しなかった・・・・・・。

 

つまり、教える側の気持ちひとつで結果(効果)に差が出る、ということが立証されたわけだ。

 

 

だからね、ウチの会社の様子を見ていると、このまま、社員たちの思い込みや思惑通りに進んで行くのだろうな、と・・・・・。

それで、お前らは仕事ができないって言われてもねぇ・・・・・
 


まあ、私なんかは年も年だし、

「そうは言っても、(社員に)気に入られるのもそれはそれで大変そうだな」

 とも思うし、

「好きにしたまえ」

 なのだが、やはり釈然としないものはある。

「こんなことやっている暇があったら、もう少し他にやることあるんじゃないの!?」

 とつい言いたくなってしまうのさ。

 

 

私なんかはすぐに次の仕事なんか見つけられないし、見つけないと次には行けないし、まだまだここで我慢するしかないのだが、例の辞める予定のパートさんにはがんばってもっと良い職場を見つけてもらいたいものだ、と思わずにはいられない。




頑張れー!!




(それにしても、子供たちに与える影響という点から見ると、この実験は考えさせられるね。先生と呼ばれる方々には、どうか先入観なしに子供の能力を伸ばして行ってもらいたいものだと思う)





 

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