レックスは昔からすごく、すっご~く物持ちが良い。いつ買ったのか全く覚えていないものも数知れず。今着ているパジャマもおそらく15年ぐらいは余裕で着ているはずだ。
その代わりと言っては何だが、正社員時代は数こそ少ないが、少々値が張ってもできるだけ良いものを買ってきた。やはり、お値段の張るものは素材から縫製から質が良いので長持ちするし、長い目で見れば案外お得なのである。
もっとも、週3パートでセミリタイアを決め込む昨今は、「しまむら」製品も大いに活用させてもらっている。何を隠そう、隠れ「しまむら」ファンだったりするのだ(って、別に隠してないけど)。ま、服なんて「しまむら」だろうと、ブランド品だろうと、自分が着たいものを着ればいいと思うんだよね。
さて、この物持ちの良さが災いして、今、困った問題が起きている。それは、手持ちの(数少ない)服が(含む下着)、次から次へと買い替えの必要に迫られているのだ。何しろ、どれをとっても年代物なので、
「あ、このカットソーもすっかり色あせちゃった、さすがにまずいよね、これ着て外歩くの。あ、パジャマもボロボロ。お尻の所が破けたから縫ったのに、そこからまた破れてきた。これ以上、縫えないよ~。ショーツもペラペラだし・・・・・」
とキリがない。しかも! 今は例のコロナで買い物も満足にできない。とゆーわけで、もっぱら頼りにしているのが通販だ。が、この通販、どういうわけかアタシには鬼門なのである。
通販で買うと、どうもこう、後悔することが多いんだよね。特に、レックスは151㎝42㎏と、よく言えば華奢(販売員のお姉さんがいつも言うんだよ、「お客様は華奢でいらっしゃるから!」って。そりゃ、客に向かって「ちっこい」とホントのことは言えねぇわな、売ろうと思えば)、悪く言うとチビ。時代に逆行する体形なのだ。だから、通販で買うとサイズが合わなかったり、いろいろと「あれ?!」って思うことが多いんだよね。最悪、買ったのに着なかった、着れなかった服、というのも一つや二つじゃない。
今も、この通販を利用してあれこれ買った品物が着々(?)と届いているわけだが、何だかとっても微妙。
「あれ、カーディガン、思ったのと色が違う。素材もこんな感じだと思わなかったし。キャミソール、少しデカイ。いや、アタシがちっこいのか。生地、もっと薄いと思ったのに・・・・・・」
通販で一番困るのは、素材感が分からないことだ。綿と言っても様々な種類、厚みがあるし、画面で見ただけでは中々実感するのは難しい。それに、きゃわいいモデルさんにはばっちり似合っていても、このおばさんが着て似合うとは限らない。
時々あるんだよな~、QVCでも。
「こんなだっせ~服をよくこれだけ着こなせるよな、さすがモデルだ。プロは違う。みんな、騙されるなよ~、これはモデルが着ているから良く見えてるだけだぞ~!?」
と言いたくなることが。
やっぱりね、試着はダテじゃないよ。
それでも今は頼れるのは通販だし、何と言っても通販はお店で買うより安いのが魅力だ。届くまでのワクワク感も楽しめるし、すっかりはまってしまい、貧乏人のくせに財布のひもが緩みまくって困っている。
明日も実はパジャマが届くことになっているんだよね。今着ているヤツがボロボロになっちゃったから。果たして結果やいかに!?
まあ、どうやらレックスの地元でもボチボチお店が営業を再開するようなので、コロナ気にしつつ、マスクつけつつ、お店の方にも出向いてみるとしよう。
それにしても・・・・・次から次へと服が寿命を迎えていて、財布が悲鳴を上げている。
早く給付金、来てくれよ~!!