2018年12月2日日曜日

寄せては返す英会話学習熱の波・・・・・・・・周期的に英会話マスター熱が起こるのはアタシだけすか?!


典型的な「昭和な人間」レックス、御多分に漏れず英語が苦手。特に英会話が。だってさ~、私たちが中学生の頃って、英語の先生、英語話せなかったからね、多分。高校の先生はいくらかマシだったけれど、それにしたって「会話」なんて英語の授業でやったためしがなかった。って、先生のせいにしてはいけませんね、私と同じ、もしくはそれ以上の年代の方だって、英会話が上手な方はたくさんいたのだから。

 

そんなレックス、時々周期的に「英会話をマスターしたい!」熱が起こる。一番最初にそう思ったのは、学生の時。ロックが大好きだったレックス、

「やっぱり、歌詞の意味を分かりたいよね!」

 と。

「もし万が一、ミュージシャンと遭遇した時に、話がしたいし。もしかして、お友達になれたりして!?」

 などという下心も当然その裏にはあったのだが。

そこで思いついたのが、大方の方が思いつくであろう、英会話スクールだ。当時はまだまだ「大人数による一斉授業」が主流で、私が通ったのもそんなスクールの一つだった。だいたい20人ほどのクラスメイトがいたかな。そこで1週間に1度ちょこっと英語を話したぐらいで英会話が上達するはずもなく、最初の英会話学習は文字通り金をどぶに捨てて終わったのである。

 

次に「英会話マスター熱」が訪れたのは、すでに社会人になってからだった。当時の私の一番の楽しみは海外旅行。英語がお粗末なくせにパッケージ・ツアーが苦手なレックス、

「やっぱり、言葉が出来た方が旅行も楽しめるよね~」

 とばかり、再び英会話スクール通いを思いついたのだった。懲りないヤツなのである。

当時はすでに英会話スクールが花盛りの時代で、私もいくつかの大手チェーンのスクールを見学に行ったのだが・・・・・・・。


いや~、びっくりしたよ、ちょっと見学に行ったつもりが、2時間監禁状態。しかも、実際の授業の体験は無し。

「英会話スクールって、恐い・・・・・」

 とびびったはずなのに、結局入学を決めたのが、NOVAという・・・・。いやね、何だかよく分からないうちに入学することになっていたんだよね・・・・恐るべし、英会話スクール!! どこまでも学習能力のないヤツなのである>自分。

 

スタッフのお姉ちゃんにうまいこと丸め込まれて「駅前留学(懐かしい言葉だ・・・・)」することになったレックス、留学の甲斐あって、英会話がぺらぺらになる・・・・・訳が無い。

 
そもそもの間違いは、クラス分けテストだった。当時、NOVAはそのレベルによって7~8段階ぐらいに分かれていたと思う。私は内心、

「ま、下から2番目くらいのクラスかな?」

 と思っていたのだが、入れられたのは、何と、中級レベルのクラス・・・・・。それというのも、レベル分けテストの担当講師がKISSのファンで、

「え、KISS好きなの!? これから彼らのコンサートに行くって!?」

 とコンサートに行く予定の私とすっかりKISS話で盛り上がってしまったのである。

先生、私KISSはできますが、他の話はできません・・・・・。

 
さすがに中級は無理だろうと、クラス変更を申し出たのだが、却下。どうも、クラスが合っていないということになると、テストを担当した講師の力量問題云々が出てくるらしい。

 

しかし、やはり思った通り中級は私には荷が重すぎた。

 

それでも最初の頃はそれなりに楽しく通っていたのだが、あまりに上達しないので段々に
飽きてきてしまい、フェード・アウトしてしまった。

 

ただ、いろいろ言われていたNOVAだが、私はそれほど悪い印象は持っていない。よく、

「良い英会話スクールに通わないとダメ」 

 と言う人がいるが、私の個人的な感想を言わせてもらえば、大切なのは本人の努力とスクールをどう利用するか、ではないだろうか。そう、上達しなかったのはNOVAのせいではなく、私本人に最もその責任がある。もちろん、通訳になりたいとかTOEICを何点以上取りたいとか、明確な目的のある方は、その目的に特化したスクールを選ぶ必要があるけれど。

 

それからしばらくして再び英会話の勉強を思い立ったレックス。が、その時の主な目的は英会話の習得そのものよりも、

「お稽古事仲間の皆さんと、楽しく英語をお勉強したいわ(はぁと)」

 という不純(?)なもの。そろそろ中年にさしかかり、人間関係が狭くなってきたのを実感し、新しい人間関係を開拓したくなったのである。が、以前のように大手チェーンのスクールは勧誘が激しくて、ちょっと怖い。そこで個人経営のスクールを回ってみたのだが、行くとこ行くとこ、

「今はレックスさんと同じようなレベルの方がいないので、講師とマンツーマンになります」

 と。本来なら喜ぶところなのだろうけれど、何しろお仲間が欲しかったレックス、これでは話にならない。

 

それからさらに月日は流れ。性懲りもなく四度英会話の習得に立ちあがった(?)レックス。

「やっぱりさ~、英会話ぐらいマスターしておかなくちゃね、今の時代」

という極めて漠然とした無茶な動機から選んだのが、オンライン・スクールと英会話喫茶だった。これは、けっこう気楽に始めることができ、費用も安い。今度こそ! とそこそこ手応えを感じ始めていたのだが、そんな時に降ってわいたのが、母の介護生活。英会話どころではなくなり、またまた私の英会話マスターの夢は露と消えたのだった。

 

で、今回である。もはや老境にさしかかろうかという今になって、なぜにまたこんなこと思いついたのかと言うと、そう、あの「ボヘミアン・ラプソディ」である。あの映画のおかげですっかりまたクィーンに傾倒し出したレックス、そこで考えたのが、

「やっぱりクィーンの歌をもっと歌いこなしたいよう!」

 これですよ、これ。カラオケで熱唱したいじゃないですか、「ボヘミアン・ラプソディ」を!! オペラ・パートは無理としても、フレディの振り付きで。
 
それとね、今回の映画を見ていて感じたのだが、割合と簡単な言い回しが使われているのだな、と。この映画に関しては、けっこうレックスにも聞き取れた言葉があったし、

「ふ~ん、こういうシンプルな言い回しで十分表現できるんだなぁ」

 と感じたのだ。これなら少しがんばれば、私だって・・・・・・(錯覚

 

まあ、今度もまたいつものアレで終わるのかもしれないけれど、少しがんばってみようかな、と思う。もう、年からいってもこれが最後のチャンスかもしれないし。

ただ、今のレックスはめちゃくちゃお金が無いので、今回は英会話スクールはちょっと無理。どういうやり方にするのかは考え中である。

 

 

さてさて、おばさんの英会話学習、どうなりますか。

 

 

(レックス、結局「ボヘミアン・ラプソディ」3回見ました。できるなら、もっと見たいけれど、財布と相談すると、これ以上は無理かな。あとはDVDCDゲットだ!

ところで、主演の方、映画の中盤で、

「ん?! この人、ミック・ジャガーの若い頃にも似てないか!?」

 と思ったのはアタシだけ!?)

 

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