さて、不穏な空気をはらみつつ粛々と進む「更新面談」、パート仲間のMさんもすでに面談を終えた1人だ。問題はその翌日である。朝、出社してきたMさんは、そのまま会社を辞めて、帰ってしまったのだ!!
普通、辞めるとなったら今月いっぱいとか、せいぜいが今週いっぱいとかだろう。百歩譲って、
「すみません、今日で辞めさせてください!」
というのもアリかもしれない。が、朝出社して来て、
「辞めてやる!」
とそのまま帰ってしまうというのは、尋常ではない。レックスはその日はちょうど休みだったので詳しい事情は知らないのだが、どうも日頃から某女性社員の言動に傷ついていたMさん、面談時に「何かあったら言ってください」というオヤジ社員の言葉を受けて、
「ああいう言い方はちょっと止めてほしい」
と話したらしいのだ。それがどういうわけか、当の女性社員の耳に入り、反って逆切れされたらしい。
・・・・・・・・・・・・
アホなの!?
そんなの、心の中でどう思っていようと、口では、
「そうですか、それはすみませんでした。私の方からそれとなく注意しておきましょう」
とか何とか言っておけばいいのである。それでMさんのもやもやも少しはおさまるというものだ。人間、聞いてもらうだけでいくらか気がラクになるからね。それを、相手に告げ口してどうするよ!? 言うなら、誰が言ったか、分からないようにしないと。
これですっかり立腹してしまったMさん、ちゃっちゃと退社を決めてしまった。まあ、元々会社に対して不満があったんだろうけどね。その不満を解消するどころか、煽ってどないすんねん!?(なぜか大阪弁)
まだある。今一人、Uさんというパートさんも突然辞めてしまったのだ。表向きは「家庭の事情」ということになっているが、Yさん曰く、
「私のすぐ前に面談していたのがUさんなの。何か言われたのかも」
それはパート全員の疑いでもある。
しかもだ、レックスがこっそり聞いたところによると、若手パートのIさんもオヤジ社員から「移動」を打診されたというのだ。このIさんは平均年齢がグッと高い(レックスが上げているという説あり)我が職場において、貴重な30代前半のパートさんなのである。
全く、何を考えているのか全く分からん。結局Yさんも今月いっぱいで辞めることにしてしまったし、これで一挙に3人も辞めてしまうことになってしまった(しかも、Yさんが今月いっぱいで辞めることを決めた途端、移動も無しになったという・・・・結局なんだったのさ、あれは・・・・・)。この3人は辞めなくてもよい人たちだったのだ。Yさんだって更新するつもりでいたわけだし、あんな「移動」の話さえなければ辞めることはなかった。Mさんに至っては、オヤジが余計なことさえしなかったら、何の問題もなかったのである。
Iさんは今のところ移動を断って今の職場で続けることにしているが、それにしてもそんな話をされて面白いわけがなく、いつまで続けてくれるか定かではない。
我々の職場も決して人が余っているわけではないのだ。むしろ、足りないくらいなのである。11月から新たに仕事の種類が増えるというし、一体どうするつもりなのだろう。オヤジ社員がやったことと言えば、慣れているパート3人を辞めさせただけではないか。
こんなことなら、最初からその「人手が薄い」部署で新たに人を募集すればよかったのに。
レックスは今回の面談では辛くも移動をまぬがれたが、こんなドタバタを目の当たりにすると、本当に不安になってしまう。
「アタシみたいなBBA、何を言われるか分からないな」
次回の面談では何を言われるか、今からびくびくしている。
「更新しますか?」
と聞かれた時に、はたして「はい」と返事をしてよいものか、迷ってしまうよね。
とりあえず、ミス率を下げて仕事効率を上げるよう、日々がんばるしかない。ミスが増えて仕事が遅くなれば、レックスみたいなBBAは真っ先に切られるからね。で、一日も早く相続のアレコレを終わらせ、転職活動をできるようにしよう。
まだ、「他に良い仕事が見つかったから」というのなら良いけれど、こんなことで仲間を失うなんて、本当にやりきれないなあ。せっかく落ち着いていたのに、どうして会社が率先してかき回すんだろうね!
神様、どうかレックスに新しい(もうちょいよい)仕事をください!!
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