2019年8月31日土曜日

結局、この1年9ヵ月で25人辞めたことになる・・・・・・


 
 
 
レックスが今の事務センターに勤め始めたのは、一昨年の12月だ。ちょうど1年と9カ月、働いたことになる。その間、25人が辞めて行った。1ヶ月に1人以上の人が辞めて行ったことになる。それが多いのか、それともこうした事務センターでは当たり前のことなのか、それはレックスには分からない。前にも話したが、レックスは介護離職するまで長い間、小さな会社で正社員として働いていたので、その辺りの事情には全く疎いからだ。

 

レックスがその小さな会社で働きだす前は、そもそも事務センターなんて無かった。いや、もしかしたらあったのかもしれないけど、少なくとも一般的ではなかった。パートもそれぞれの会社に直接雇われるのが普通だったからね。アウトソーシングなんて聞いたこともなかったよ。

 

小さな会社でずっと、その中のことしか知らずに働いている間に、世の中はすっかり変わってしまった。もっとも、そうした事務センターがあったからこそ、この高齢・長いブランク・これといったスキル無しという3重苦のレックスでも、何とかもぐり込むことができたわけだが。

 

この辞めていった25人の中には、レックスと同期でずっと一緒に働いてきた人もいるし、中には入って1日で辞めてしまった人もいる。そうそう、半日で辞めた人もいたっけ。25人というのもレックスが覚えている人がこれだけいるというだけで、もしかしたらもっと多いのかもしれない。何しろ週3勤務なので、1日で辞めてしまうと全く顔を合わせずに終わってしまうこともあるからね。

 

改めて「25人」という数字を思い浮かべると、何だか切なくなる。最初に言ったようにこれが多いのか、それとも今はこれが普通なのか、それは分からない。でも、レックスは昭和な昔人間なので、できれば人の出入りは少ないに越したことはない、と思うのだ。

 

どうもね、ついていけないなぁ。会社だけが悪いとは言わない。勤める側の考えも昔とは変わってきていると思う。レックスが若い頃は、いくらパートとは言え、半日で辞めてしまう、なんて考えられなかったもの。
せめて、1ヶ月くらいは勤めるか、というのが普通だったと思う。それで給料もらって辞める、というのがね。

だから、会社だけを責めるつもりはないのだけれど、でもわずか1年と9カ月の間に25人も辞めてしまっても、何も感じないのだろうか、と思ってしまうんだよね。

まずい、と思わないのかな、と。

 しかも、本来は少しでも働きやすくするための「面談」の後に。それとも、「面談」って
最初から働く人のためじゃなくて、会社のためにあったのかな。
 


主婦のパートだから? 

どうせ、単なる小遣い稼ぎか生活費の足しぐらいのものだから?

大したスキルも無いおばさんだから?

だから、どんどん辞めてもまた募集すればいいだけのことだから

 

これからはこういう考え方では生き残っていけないんじゃないのかなぁ。

ちなみに、レックスは若い頃、某デパートで契約社員として働いたことがある。そこは働く者に対する考え方が最悪で、例えば会社の飲み会なんかでも、強制参加のくせしてバッチリ金取ったんだよね。

あんな所は他になかったなぁ。

「こんな、人を大切にしない会社、そのうちきっと潰れるぞ!!」
 と思っていたら、本当に潰れてしまった。




まあ、レックスは単なるパートだから関係ないって言えば関係ないけど、もう少し考えた方がいいと思うんだけどなぁ・・・・・・



 

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