2018年10月17日水曜日

人が辞める時の法則・・・・・・・我が職場の場合


人の出入りが激しいことでは人後に落ちない我が職場であるが、ここのところは辞める人も無く、従って新たに入る人も無く、落ち着いていた。が、やはりそこは事務センターの宿命、またまた気がつかぬうちにひっそりと職場を後にした同僚が一人。

 

これまでの様子を見るところ、辞める人には一定のパターンがある。まず、休みを取る。それは家族の病気だったり、親戚の用事だったり、はては自分の体調だったりと理由は様々なのだが、ともかく決められた休み以外の日に突発で休みを取る。そして、「あれ、最近見ないなぁ」と思っているうちに、ひょっこりと顔を出す・・・・・人もいる。

あと一つのパターンは、「あれ、最近見ないなぁ」と思っているまま、顔を見ることなく、気づくとシフト表から名前が消えている。

そして、ひょっこり姿を現した人も、それからさらに数日経つうちには再び姿を見せなくなり、やはりシフト表から名前が消えるのである。
 
何しろ、私なぞ週3勤務なものだから、居なくなってもすぐには気がつかない。相手も週3勤務だったりすると、どうかすれば1週間顔を合わさないことも珍しくはない。

 

今回もやはり似たような経過をたどった。イヤな予感がしていたのだ、

「Kさんがちょっと1週間ほど休みますから。ご家族の体調の関係で」

 という話を聞いた時には。案の定、Kさんの顔を見なくなってからしばらくすると、誰かがふと、

Kさん、辞めたみたいよ

 と。


 結局、人間考えることは皆同じで、できれば次の仕事を確保してから辞めたい。休みを取るということは、その間次の仕事を見つけているのだろう。面接を受けるとか、ハロワに行くとか。そして、受けた会社からお呼びがかかった時点で退職、そういうことなのだろうな、と。休みと退職との間にタイムラグがあるのは、きっと面接の結果待ち期間ということだろう。
 

この辞めたKさんだが、40代後半ぐらいの主婦の方で、ちょっとそそっかしいところがあるが、明るくて、人懐こい人だった。話し方もサバサバしていて、私にも気軽に話しかけてくれた。好きな同僚の一人だったのだ。私がどちらかと言えば人見知りで、誰とでも話せるタイプではないので、よけいに魅かれていたのかもしれない。だから、辞めてしまったのは非常に残念だ。


もっとも、私だって良い仕事さえあればすぐにでも辞めたいといつも思っているので、Kさんの気持ちはよく分かる。40代後半(推定)、私ほどではないが、良い仕事を見つけようと思えば、リミットだ。ここに居たくない、と思うなら、行動を起こすのは早ければ早いほどいいだろう。私なんて、他に仕事が無いから続いているだけだからね。

 


今のところ仕事は大して忙しくないので新しい人が入る気配はないのだが、う~ん、この出入りの激しさは結局ずっとこのままなのだろうな、とため息が出た。

 

しかし、今ではすっかり慣れっこになってしまって、最初の頃のような衝撃が無い。誰か辞めても、

「ああ、またか・・・・・」

 と思うだけだ。そんな自分がちょっと怖い、今日この頃のレックスである。

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