今日は久々に「しまむら」にお買い物に行って来た。正社員時代には見向きもしなかった「しまむら」だけど、母を介護するために仕事を辞めてからというもの、何かとお世話になっている。
私はけっこう「しまむら」好きだ。安いのももちろんだが、あの雑然とした雰囲気がなんとなく好きで。倉庫みたいでしょ、なんかね。あちこち引っ掻き回しているうちに「掘り出し物」を探り当てたときの快感は何とも言えない。
今日も、ダウンベストと冬用のほっこりスリッパとセーター、靴下を5,000円で手に入れ、ホクホクのレックスなのだ。
もっとも、「掘り出し物」だと信じているのはレックス一人、だったりしてね。いいのいいの、自分が気に入っていればそれでいいの。
誰かが、
「(魅力的な大人の女性でいるためには)値段を見ずに、気に入ったものを買ってみましょう!」
と言っていたが、それ無理ですから!! まず最初に全力で値段見ちゃいますから、アタシ!!
だってさ、一度なんか、某デパートでとってもいかしたストールを見つけて、
「いいな~、これ!」
と思わず手に取ったら、10万だったんだぜ!! 見ないで買ってたら、エライことである。ま、「魅力的な大人の女性」になるためには、それなりに投資が必要、ということなのであろう。
それはさておき。
さて、レックスが会社で「割り当てられる仕事の種類が最も少ないパート」であることは、何度かお話ししたかと思う。
最近はますますそれが進む傾向にあり、以前は皆と同じように任されていたパソコンでのデータ入力すら、任される量が著しく減って来ている。理由は不明だ。ま、おそらくは、
「こいつは仕事ができないから」
ということなのだろう。そういう目線はなんとな~く感じるのだ。
しかし、基本的に仕事というものはやらなければ覚えられない。最初からあまりさせてもらえず、それで、
「こいつはできない」
と言われても、
「なんだかなぁ・・・・」
なのだが、もう、これからは一切気にしないことにした。
これまでレックスはレックスなりに、任された仕事はきちんとこなしてきたつもりだ。果たしてそれがどの程度他のパートさんたちと比べて劣っているのか、それは自分では分からない。
ただ、入力等の速さに関しては、遅いということは決してない。これは自信をもって断言できる。あとはミスの量だが、これに関してはデータを見せられたわけではないから、何とも言えない。
一つ言えることは、ともかく会社というところでは、と言うよりこの社会ではと言ったほうがいいかな、一度「こいつは仕事があまりできない」というレッテルを張られると、よほどのことがない限り、それをはがすのは難しいということだ。
考えてみると、こういう理不尽な扱いを受けてきたのは、レックス一人じゃない。そのほとんどの人たちはすでに辞めてしまったわけだが。レックスだってあと10歳若かったら、確実に辞めていただろう。そう、悔しいけれどこの年になると他に仕事を探そうとしてもおいそれとは見つからないからね。
だから、考え方を変えることにしたのだ。
「シニアの入り口に差し掛かっているアタシに、たくさんの仕事を覚えるのは大変だろうからと気を使ってくれているのよ!? パソコンに長時間向かうのはキツイだろうからと、会社のやさしさよ!? ありがたく甘えさせてもらいましょうよ!?」
と。 ま、最近老眼を意識するようになったことだし。
んなわけねーだろ、という心の声もちらほら聞こえるが、そういうことにしておきましょう、と。
何しろ、今はここで働かせてもらわなきゃならないわけだし、キリキリぷりぷり腹を立ててばかりいたら、心はもちろん身体にも悪い。
「何で、レックスさんだけ仕事の種類が少ないの!?」
という同僚パートさんたちの目は気にならないこともないが、別に直接言われたわけではないし、ここはひとつ、皆様には「年寄りはいたわりましょう」精神を発揮してもらうことにして。
そ、レックスに対する会社の扱いは、レックスが決められるわけじゃない、だったらそれに一々反応して目くじら立てるのも時間と労力の無駄だ。
そのエネルギーと時間をもっと楽しいことに振り向けた方がよっぽどいい。
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