今、ウチの職場では恒例の「契約更新のための面談」が順番に行われている。これ、半年ごとに必ずやるんだよね。辞める時にはこっちから必ず言うから、止めて欲しいんだけどさ。
そもそも前回の面談では同僚パートさんが4人も辞めるは、移動を打診されて気を悪くする人はいるはで、ろくなことがなかったから。面談というとイヤなイメージしかわかないんだよね。
今回は今のところ何事もなくスルスルと進んでいるのだけれど、かと言ってやる意味があるのかといえば、全くないし。時間の無駄ですから、これ。
レックスもこの間、正社員オヤジに仕事中ちょいちょいと肩を叩かれ、部屋の隅に連れて行かれた。で、契約更新の意思を確認された後、
「何か、言いたいこと等はありますか?」
と聞かれた。こちらとしては一刻も早くこの不毛な面談を終わらせたかったから、むろん、
「いえ、特にありません」
とそっけなく答えたのだが、本当のところはこう言いたかったよ。
「いえ、全く何の期待もしていませんから、この会社にも、あなたにも」
と。ホント、何も期待していませんわ、ワタクシ、ほーほっほっほ!
ああ、言えたらどんなにいいことか!?
レックスはどう考えてみても、おかしなところでパート間での差別化を図るこの会社のやり方や、社員のやり方は好きになれない。ただ、それはもう、どうでもよくなってきた。休みが比較的自由に取れる今の職場は、現在の自分にとっては都合がいい。だとしたらその利点を最大限に生かして、自分なりに利用させてもらおう、と考えることにしたのだ。
他人は変えることができない。これは個人であっても、組織であっても。全くできないとは言わないが、ほとんど不可能に近いと言っていい。だから、自分が変わるしかないのだ。特に、もはやシニアの入り口に差し掛かった身で、変革を起こそう! なんてとんでもねー。んなことしている間に、墓場行きになっちまうよ。自分の意識やスタンスを変えて行こう。その方がよっぽど生産的だ。
だからさぁ、会社に意見する気なんて、1ミリもないのよ、アタシには。そんなの、時間と気力の無駄遣いだって。それにさ、あんたたちも意見されたからって、変える気ないっしょ?! 分からんけど。だから、お互いこのままでいきましょうや、ということで。
あああ、でも希望すればもっと自由に仕事が選べる40代のパートさんを、ついうらやましい、と思ってしまう、60才老体パートでした。
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